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人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

トースター、踏ん張れ【脱ニート者の日常】

2016年02月20日 | 脱ニート者の日常
そして今日は、トースターが壊れかける。
しばらく小康状態だったウチの崩壊現象、突然再来。
2014の連発を思えばひさしぶりといえば久しぶり。その一年でイカれたのはプリンタにレンジ、自動車、ガス給湯器、蛍光灯のカサが突然おちて砕け散る×2、ビデオデッキ、テレビ、スピーカー。この辺りがほぼ毎月完壊。ガス給湯器、プリンタ、自動車は必要性から購入。他はないままで生活。2015年には水道管破裂一件のみ。そんな感じだったので油断していた。そこに何かの因果を感じるとか呪われているとかそういうことではなくて、現在の経済状況へ至る一因でもあったなぁという述懐。
何かの身代わりになってくれたのだと、思うことにした。

すまん、トースター、ありがとう…いやまだ壊れちゃいない。頑張ってパン、焼いてくれている。
トースター、もう少し踏ん張ってくれ。

コメント下さったポンままさまへ。
ありがとうございます。
このような自業自得の結果をグチグチとまき散らかすだけの文章によせていただいたコメントが、力になっています。直で会う知人には言い難い俺の全部を巻き散らかしただけに、それを読んでくださった方の一言だけに、素直に受け止めることができるのだと思います。とはいえ、当然ながらまだまだここから。甘えず前へ上へ、いきます。


生きましょう【ニート後遺症、闘病中】

2016年02月19日 | 脱ニート者の日常
コメントくださった方へ。
生きましょう。どのような経緯で同じような境遇になったのかは存じ上げませんが、ここを読んでリアクションしてくださったということはきっと、似たような状況だと思います。

他の方がコメントで「自分が好きになれる自分をめざそうよ」とおっしゃってくださいました。心に刺さる言葉でした。一方で、身勝手にニート化して周囲を巻き込んでしまった身としては「自分が好きになれる自分」に検討がつきません。なので、してあげたい人のために生きる自分、なら好きになれるかもしれないと考えました。

ひとつだけ俺の思うところを述べさせてください。「自分は地獄にいきます」とおっしゃいました。俺は、死後については、知らない世界のことなのでどう触ってよいか分かりません。もし俺と近しい状況ならば、「地獄」とは「今」のことだと思います。死後の地獄を思うより、今の地獄を生きましょう。自分のやらかしたことへの罰も含めて。でも、地獄をそのまま受け入れませんよ、俺は。自業自得だけど、その自業自得で最悪といえる状況を周囲にまき散らしてますけど、だからこそ、地獄、ぶっつぶしてやります。

うん。空元気です。
でも、空元気も元気のうち。

御心配頂いた体調、それなりに恢復しました。喉、ガラガラですが熱感は抜けました。歯は…小康状態です。

今日のバイト、こなせそうです。
行ってきます。

ニートは緩慢な自殺【脱ニート者の日常】

2016年02月19日 | 脱ニート者の日常
昨日、俺と近い状況の方がコメントをくださった。ありがとうございます。
がんばっていきましょう、と思うと同時に、お互いそんなことを言っている場合でもないよねとも。現状を鑑みれば、がんばるのは当然のこと。俺など、そもそもそれをしなかったからこうなっているので、コメントくださった方と同列に激励し合うのさえどうかと思うところもある。
実際、どうするんだよと詰め寄られたら、どうにもならないとうなだれるしかないは、ない。一番は働くことだが、それが遠い。どんな仕事でもいいからが通用しなくなっている肉体に、どんな仕事でもいいからと思っても雇ってもらえない事実。なんとかぶらさがった四時間800円のバイトで金を回すものの定期的な支払いにごっそり持っていかれる。財布がもう、軽くて軽くて。

先日、歯に嫌な圧を感じたことを書いた。歯の行く末にドキドキしていたら、別の方向からがつんときた。
軽い発熱。母が気付いた。顔が真っ赤で動作が緩慢だという。妙な熱感と倦怠感、胸の息苦しさがあった。安静にして一夜。現在、多少落ち着いた。咳も少し出るがインフルエンザではないようでほっとする。あと2時間もすればバイト。それまでに復調しなくてはならない。風邪薬代、どこかから捻出しなければいけないのか。

「ニート」という言葉でくくられ、その概念の中にいればなんとなく社会でのポジションが与えられたと感じていた。そんなものは幻想。会社勤めの人が一時的に無職になるのとはわけが違う。自殺的無職、が一度もちゃんと社会で働いたことのない長期「ニート」。自業自得以外の何物でもない。

「ニート」は緩慢な自殺。十数年仕込んできた自殺を止めるのは簡単なことではない。そもそも止まるのか。そんな疑問もある。止める、と言い切って空元気の一つもひっぱりだしてバイトへ向かう。


歯はうずくまっていても治らない【脱ニート者の日常】

2016年02月18日 | 脱ニート者の日常
先日に続いて、体の話。

「歯」が痛みそうな気配。今一番怖いのが体の変調。風邪は、ひいたけれどとにかく蹲って乗り切った。腹の具合も同様。食べ物や薬での予防、恢復は絶対できない環境なので、とにかく体調を崩さないことが重要。崩してしまったらひたすら安静にして治す。それでもバイトは休めないので、その辺りは戦々恐々。

そんな中で一番怖いのが「歯」。
こればかりは一度痛み始めたらどうにもならない。先年の春も痛み出した。恐ろしい出費に歯医者で卒倒しそうになった。一年分の食費がすっとんだ。

その恐怖が再び、きそう。
歯のケアも最大レベルでやっていたはずなのだけど、なんとなく、シクっとくる。ジワっと虫歯臭のする体液を感じることもある。
ここで歯医者にいかなくてはいけないことになると、支払いが滞る。なんとか来月にはまとめてまとめて、税金を納めることができそうなのだけど、それもギリギリ。数十円単位でギリギリだったりもする。

こればかりはもう、祈るしかない。
歯、がんばってくれ。

はげる人生など考えもしなかった【ニート後遺症の余波】

2016年02月17日 | 脱ニート者の日常
容貌。風貌。頭髪。
久しぶりに会う人、ご近所。誰もが口をそろえていうのは「大丈夫?」。
聞けば、怖いくらい痩せたという。本人には大きな自覚はない。ニート後遺症には鏡が覗けなくなる症状があり、ひげそりくらいしか鏡は覗きこまないし、極力口元だけをみるようにしてしまう。整髪も同様。顔全体をしげしげと見ることはなかった。

ニートは、現実を直視しないことが大きな要因。モラトリアムに逃げ込む。一番幸福だった時期、楽しかった時間を無限に繰り返そうと部屋の中に時間を閉じ込める。

脱ニートは、現実を直視し時間を解放する。その、時間の奔流、時間の圧に様々な肉体的・精神的失調が惹き起こされる。

だから、鏡をしっかり見るようにした。
嘔吐感がひどい。胃液が逆流する。発汗もある。鏡には、産まれてからずっと付き合ってきたはずの男がいるはずだった。誰だろうか。父に似ている。人との確執だけで半生を終えた父だ。
ほうれい線が濃くなっている。肌が荒れている。
どうやら、禿げている。父母はもちろん両祖父母にも禿頭はいない。遺伝的には禿げない。そして白髪が増えた。父が白髪だった。

老けた。
ニート時代、ほんの一年前は30代前半だと言われた。着るものによっては大学生。それがあっという間だ。年相応を突き抜けて、数年先へ行ってしまった。俺だけじゃあない。母もだ。オシャレな人で、いわゆるオバちゃんぽい恰好はしない。若づくりではないレベルでポップにまとめる。それが似合っていたから年齢を聞かれては、よく驚かれていた。それが今、一年で。体型が変わってしまったからこれまでの服は着れない。かといって買えない。あるものでなんとか形にする。服はまだいい。やはり顔。シワ。髪。肌。目。
病的だと言われた。
それにさえ気付かなかった。

鏡を覗くことはよいことなのか、悪いことなのか。
現実を直視しなくてはいけない。とはいえ止められない急速な変化を確かめる日々というのは、どうなのだろうか。最低限の身だしなみは気をつけるけれど、それ以上の確認はつらい。つらいのみならず、体調に変化が起こる。
ニート後遺症の凶悪さの一つはそこだ。
現実を直視すると、実際に、物理的に器質的に体調が変化する。こうして文章を作っていてもはぐきが痛み出し、熱感、発汗、胃液の逆流が現れる。
毎朝、それから始まるというのは、相当なこと。さわやかな朝、どこにいった。