着物美人になろう

着物の着付け、縫い方、お手入れについて、お直し

7年目でやっと”牛首紬”が縫い上がりました。

2010年03月31日 18時38分54秒 | 着物の着方

仕立て上がり50万円の牛首紬を仕事をしていた2003年に買いました。
買って7年置いた理由は、なかなか上手に縫えなかったからです。
やっと縫い上げる自信が付き、縫い始め5日目の今日縫い上がりました。
生きているうちに完成しほっとしました。
無地でとても軽くて、丈夫な生地です。
場所を嫌わず着て行けそうです。
断ち切り身丈を190センチにしました。
胴裏もたっぷり縫いこみました。
私はあと年生きられるか分かりません。
私が亡きあと、2代目の方にも着て頂きたいです。
そうでなければ、50万円の価値が無くなります。
昨年の7月に電気温水器、エコ給湯を付けました。
それと同額です。
エコ給湯は毎日使って、約20年もつそうです。
同等の価値があるので大事に綺麗に着て、2代目に譲ります。
この着物は無地ですので、いろんな帯合わせが出来ます。
良い着物を着ると、信用も増します。
心を低くして、センスを磨き、着もの生活を楽しみます。
やっと完成し、ホッとしました。
めでたしめでたし
どんどはれ

こちらのブログに詳しく書いています
ご覧ください。
http://49535831.at.webry.info/201003/article_4.html

踊りの着物を縫う

2010年03月23日 08時48分27秒 | 着物の仕立て方

今日からは、先生から頂いた、踊りの着物を胴抜き仕立てに直します。
今は、単衣仕立てです。
踊りの曲目は”銚子大漁節と花と竜(村田秀雄)”です。

花と竜の踊りはとても男らしい踊りです。
弟の二男がもし結婚式をしたらその時に踊ります。

襦袢が完成しました。

2010年03月22日 16時16分24秒 | 着物の着方


私の大好きな柄です。
加賀友禅調の柄です。
私はいつも襦袢の後ろに紐を付けます。
これを付けると、着崩れもなく、着やすいですよ。
今度作る、牛首紬用の襦袢にします。

詳しくはこちらのブログをご覧ください。
http://49535831.at.webry.info/201003/article_4.html

牛首紬の前に襦袢を縫う

2010年03月17日 15時33分23秒 | 着物の着方


牛首紬を縫う予定でしたが、共八掛けの色やけがあり、さが美に返品しました。
治ってくるのが2か月後です。
最初にこの紬用の襦袢を縫います。
一昨年千葉三越でとてもお値打ちな値段で買った襦袢です。
この、加賀友禅調の柄が気に入っています。

早く治ってきてほしいです。


詳しくはこちらのブログをご覧ください。

https://49535831.at.webry.info/201003/article_4.html

正絹の着物の仕立て 牛首紬で終了

2010年03月16日 16時41分07秒 | 着物の着方

2003年の9月、着もののさが美の社員時代に買った私の着物で一番高い”牛首紬”を今日から縫います。
牛首紬の白山工房のURLです。
http://www.hakusan-koubou.jp/rekishi.html#
仕立て上がり50万円の着ものです。
さが美のURLです。
http://www.sgm.co.jp/
湯通しだけして自分で縫います。

私の日記を見ている方は、なぜこんなに多くの着物を縫うのか?不思議に思うことでしょう。
私は2000年の9月から、さが美のパートナー社員として3年勤めました。
勤める前は、公民館で和栽を習っていました。
さが美で着ものを買っているうちに、自分も売る立ち場になりたくなりました。
試験を受けるとすぐ採用されました。
着ものは着れませんでしたが、社員として毎日着ているうちに、着れるようになりました。
沢山の着物の大好きなお客様ともお友達になり、多くの着もの知識を習得しました。
草履、バッグ、着ものもタンスいっぱいに増えました。

紬は普段着と馬鹿にしている方も多いかもしれませんが、大島紬や牛首紬は京都や熱海の展示会では、100万円を超える高価な着物も売られています。
私もお客様に牛首紬と大島紬の100万円以上の着物を買って頂きました。
この反物は、2003年の10月にさが美を退社する前に買った”牛首紬”です。
江戸時代はこの着物を釘に引っ掛けると、釘のほうが着ものについて抜けたと言われていました。
でも、現在はそれほど強くはないそうです。

私の持っている着もので、一番高い反物(たんもの)ですので、あえて値段をつけたまま写真を取りました。仕立て上がりの50万円です。
この反物で、長年タンスにしまっておいた正絹の反物はすべて縫い上がります。
これでホッとしました。
後は上手に着こなすだけです。
”坊主憎けりゃ 袈裟まで憎い”と言う諺があります。
着ものをもらってもらうためには、好かれることだと思います。
せいぜい世のため人のために尽くし、好かれる人生を歩みたいです。

数枚踊りの先生から頂いた反物がありますが、この後に縫います。


共八掛けに色焼けがみつかりした。
さが美にこの補修をしてもらうことになりました。
2カ月かかるそうです。
それまで縫えません。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。
http://49535831.at.webry.info/201003/article_4.html