着物美人になろう

着物の着付け、縫い方、お手入れについて、お直し

冬は着物が暖かい

2007年01月22日 10時51分24秒 | 着物の着方
大寒も過ぎ、ますます厳寒の候となりました。
1月の寒い時期に、成人式の晴れ着を着て、大人の仲間入りをした新生人の人達も今年も沢山見られました。
晴れ着姿は、本当に見ても美しく、晴れがましい物です。
でも、たいていの新成人の人達は、和服が初めてだと思います。
この、晴れ着を着た着心地の良し悪しで、今後、着物の好き嫌いの差がはっきりと別れます。
多数の方は、着物の虜になる事でしょう。
私も虜になった人です。
お世辞でも、晴れ着を着た人が居たら、褒める事です。
その言葉は、着た本人に自信を持たせます。
着物が好きになる、これは原点です。
それに、着物は本当に暖かいです。
暖気をそのまま包んでいますので、その着心地は満点です。
私は、寒い地方の成人式でしたので、起毛したネルの肌着を着て、襦袢、御振袖を着て、帯を締めました。
その振袖姿を見て、両親は本当に喜んでくれました。
父からこのとき、3面鏡の鏡をプレゼントされました。
今でも大事に使っています。
着物を着る時に、重要な事は、着丈です。
長すぎると裾を汚したり、踏んづけたりします。
最低、かかとが隠れるすれすれが通常は、良いです。
でも、雪や雨の時は、かかとが2~3cm見えるくらいが、裾が汚れなくて良いと思います。
今年成人の皆さん、本当におめでとう御座います。
日本伝統の着物とこれから上手に付き合って楽しい人生を送ってください。