南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

6/25-6/26:スマホQZSSモニタリング継続中>スマホ電波望遠鏡へどうぞ

2017年06月26日 | 2017/06スマホQZSモニタリングデータ
QZS-2号機 衛星管制 奮闘中
伊能忠敬没200年命日2018年5月17日まで325日
2018年5月18日太平洋・島サミットPALM2018まで326日

ASUS Zenfone2インテルAtom版での AndroiTSアプリによるGNSSレベルプロットの スナップショット・タイルのアップロードです。

では1時間毎スマホQZS-1の24時間モニタリング情報を記録します。

2017/06/25_11h~06/26_10hJST:



昨日6/25は湿度が高いが、最高気温24度・最低気温は21度で、曇り時々雨・日照なしというスマホにとっては落ち着いた天候の中での連続測定でした。こうした天候が6/26の今朝まで継続している。気象予報では今週は梅雨前線が本州南岸に停滞して、こうした典型的な梅雨空が続きそうです。

電波望遠鏡と光学天体望遠鏡との大きな差は、観測に適した天候に顕著にも現れます。
電波望遠鏡は安定した曇天でも24時間観測が可能です。もちろん晴れていても可能です。日照による熱変形などの補正が大きくなりますが。

一方、光学天体望遠鏡はそもそも夜間しか使用できず、天候的にはできれば快晴に近い低い湿度の夜間の観測が理想でしょう。

スマホ電波望遠鏡を連続運用しGNSS/RNSS衛星群を24時間観測することにより、一般にはなじみの薄い電波望遠鏡の測定経験を個人レベルで習得できることとなります。さらには人工衛星の軌道運動とともに、関連する太陽などの自然天体の軌道計算への関心を強めることができるものです。

スマホ電波望遠鏡でのGNSS衛星の受信具合はお手持ちのスマホ機種に依存しますが、少なくともGPSやグロナスは、確実に受信できる可能性は極めて高く、WiFiがつながればよく、SIMも必要はありません。木造家屋であれば実現し易い環境といえるでしょう。

契約が切れた旧型スマホを眠らせておく必要はありません。アンドロイドであればAndroiTSなどのアプリを入れて窓際におけば、いつでも撮像した実時間のスカイプロットを楽しむことができるのです。これほど宇宙・衛星分野の人材育成に適したスーパーツールはありませんね。
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