QZS-2の打上げ予定開始の来月6月1日まで9日
伊能忠敬没後200年の2018年5月17日まで360日
2018年5月18日の太平洋・島サミットPALM2018まで361日
2018年8月予定の新元号決定まで約15ヶ月
2017/05/22_13h~05/23_12hJST:QZS-1については、ほぼ正常受信が継続しています。BDSSはGEO機まで受信できなくなるなど通常より不安定です。
以下に1時間毎スマホGNSS/QZS-1の24時間モニタリング情報を記録します。
2017/05/22_13h~05/23_12hJST
昨日5/22から本日5/23の午前にかけても快晴状態が続いているので気温は30度くらいまであがりました。
スマホの画面の色は基本的に真っ黒なので直射光直撃ではガラス越しでもスマホ画面は触れないほどに非常に熱くなります。
スマホを裏返しにしてシルバー反射に期待することも試みましたが、受信状況確認のために毎回表にして画面を見る必要があるのが意外に手間がかかることや、GNSSアンテナチップが表面側にあるようで、裏返すとレベルが2dBくらい下がったというような昨年夏の経験値が記憶に残っていますので、スマホ画面は表を上にしての連続受信運用をしています。
白い薄布カーテンなどで直射日光をさえぎって、パワーのあるUSBファン2台でスマホ画面に絞って強風を吹き続けると、なんとか触れるくらいの温度になりますので、この方式にしています。
これは、ある意味ではZenfone2の高温運用の連続耐久試験をしているようなものですが、3年目の夏をどこまで乗り切って、QZS-2など後続機の打上げ後のモニタリングをやり抜くために頑張りたいと思っています。
5/20の午前中に起こった異常はスマホの内蔵時計が狂ったことですが、モニタリングデータを調べてみると、取得していたデータそのものは正常でした。原因はスマホかホームルータかは分かりませんが、ネットワーク時刻同期がおかしくなったようです。実測データの表示のため時計障害の影響は直接受けずに、データの表示は正常に継続できていたようです。
アンドロイドOSはunix/Linuxの伝統を受け継いでいますので、ある部分の障害が他の部分に波及しにくい頑丈さを持っているといえるでしょう。この点はしばしば感じます。SDメモリが満杯になってもOSが何週間も動き続けるというような経験もしたことがあります。
総じてこの2年以上の連続モニタリング運用の過酷な耐久試験において、ASUS Zenfone2インテルAtom Soc機は相当に頑丈といえるでしょう。