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高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

サイクロン「ウィンストン」に襲われたフィジーへの救援活動

2016年03月01日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
日本の報道機関でも流れましたが、
2月20日前後(日付変更線越えたため日時がややこしいですが)に
南太平洋のフィジーが長時間にわたり巨大なサイクロン「ウィンストン」に襲われました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/morisayaka/20160220-00054583/
http://bylines.news.yahoo.co.jp/morisayaka/20160223-00054672/


ユニセフが救援活動を行っています。
http://www.unicef.or.jp/news/2016/0045.html
http://www.unicef.or.jp/news/2016/0048.html

支援募金をよろしくお願いします。

フィジーのメインの島はビチレブ島でその東側に首都スバSuvaがあります。
今回、大きな被害を受けたのは、もう一つの大きな島のバヌアレブ島です。

サイクロンの進路は最強の勢力5の段階でこの両島の間を抜けるように
通り過ぎたことです。バヌアレブ島では風速80mを越えたところが
あったとのことです。

ビチレブ島の西部は「青い空・青い海」のリゾートで有名です。
貿易風が年中、東から吹いている地帯なので、
首都スバSuvaのある東側は年中雨が多く熱帯雨林が繁茂しています。

島の中央部の高さ2000m近くの山岳地帯を越えた西部は
逆に年中雨が少なく植物も乾ききっています。

西部は晴天が多いので日本からの旅行者も多い有名なリゾートが発達しています。
通常の住民被害のほか、リゾート施設も大きな被害を受けたようです。

私は首都Suvaで長期滞在をしていましたが、
年中日本の梅雨の末期のようなたっぷりの湿気があり、
私には暑く乾燥した西部よりも過ごしやすいと感じました。

フィジーなどメラネシアの話はまた別の機会に。
今回はユニセフ救援募金のお願いです。






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