南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

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高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

2019 03/09 劇的に舞い降りるはずの三羽の同期太陽合を追う QZS/IGSO軌道の2/3倍拡大アニメGIF

2019年03月09日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2019 03/09 BDSS三羽の飛翔体太陽合は、春分を挟んで、劇的にベストタイミングで舞い降りるようです。太陽の春分前後の赤緯北上速度は最大ですし、BDSSの南下角速度は赤道付近で最大です。相対して最大速度ですれ違う際に三羽は太陽同期を起こすわけです。一番見栄えがするタイミングで三羽の編隊は次々と合生起するわけです。

逆に秋分前後には、この反対対称方向のすれ違い合が起きるでしょう。

BDSS軌道設計者はこれを狙っていたのでしょう。三羽の編隊合生起は、大衆的にアピールするし、天文軌道人材育成教育にも効果的でしょう。一番大事な軌道同期精度の技術計測にも都合が良いというわけでしょう。その出来栄えを追いかけて行きましょう。

三羽の編隊合生起の直前の春分には赤道上の全GEO太陽合が生起します。いいタイミングです。

QZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。BDSS三姉妹機が太陽合を目指して舞い降りてきているのが分かります。

2019 03/09 QZS/IGSO軌道描画フォームに2倍拡大アニメGIFを記録します。


2019 03/09 QZS/IGSO軌道描画フォームに3倍拡大アニメGIFを記録します。


春分の太陽赤緯はゼロですから、太陽赤緯がプラス2-3度あたりにまで上昇したところでの中国BDSS三姉妹の連続同期合を予測します。編隊飛翔衛星間の同期精度が興味深いと予想します。

QZSS/IGSO太陽合には季節感がありますね。古代からアジアは暦と季節感を大事にしてきた土地柄ですから、それが反映しているのではないかと思います。

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