ハシュバット国王陛下とブログ管理人ラクト

「ふー、ふー、王様を描くのはしんどいな。なんでまた描いてしまったのやら…しかも悪人顔になってしまったよ。これじゃあ王様に見せれな…ハッ!」
何かの悪寒を強く感じて横に数センチ素早くずれる。
力強く何かに弾かれた床はひび割れ、無残な痕が残った。
しなやかなムチをしならせた異世界の王様が雪ウサギラクトめがけて狙いを定めてきたのだ。

「…チッ、つかみ損ねた。私もまだまだだな」

「(え、舌打ち??)ちょっと王様、もうちょっとでムチが当たるトコだったじゃん。何するんだよ!」

「ふ、期待に添えてやっただけだ。この絵の通りにな」

「む! それはそうだけどさぁ~、これでも私はあんた達の生みの親なのに…」

「まぁ、悪人面にはなったが絵が上達したんじゃないか? そんな丸っこい手でよく細かい所まで描けるもんだ。少しは褒めてやろう」

「おぉ~、それは嬉しいね☆ やっと認めてくれる気になったんだ」

「少しはな……それにしても、私を差し置いて魔族のルビリアナが単独トップでこのブログに出てるじゃないか。私はそれが気に食わないだけだ」

「う~ん、ルビリアナちゃんと猫のリオが一番描きやすいんだよ。女の子描くの好きだしね☆」

「男が好きになる様に、何かと享受してやろうか?」

「ぺっ、ぺっ、そんなんいらないよ! 頼むからひょっこり猫では卑猥な事は禁止ね!!」

「(こいつはやはり馬鹿だな)あのな、ラクト。小説内ではR15と表記してあるし、これから出るかもしれないだろ。お前そんなんで……まぁ後のお楽しみに取っといてやる」

「お楽しみって何にょっ!?」

「お前に期待してるから。じゃあな」

「王様ってば! ……話を強引に終わらせたな。はぁ、もう眠いし寝ようかな。。」
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ラクガキしてたらこんな感じのが自然に出来ました(爆)
守護獣のディルも会話に入れたかったのですが、眠くて無理そうです。
というわけで、新年の挨拶にファインシャートのハシュバット国王陛下でした!!
おやすみなさい~~♪
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