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なまけものの亀がゆく

早期退職者が、日々うろうろしてみる 人に見せる文章なら本来割愛するものを、しかし自分のために書き残してる呆れた世界

川に沿って走った(破片の7)

2023-03-24 05:35:01 | 日記

高校生の体育の授業で、大きな川に沿って1kmちょっとの距離を走った
ぼくはトップグループ3人の中の1人だった。


本ばかり読む小学生、ブラスバンド部だった中学生
漫画、アニメ、プラモデル そんなのばかり好きだったローティーン時代。
スポーツはからっきしできなかった。
小学生のときの体力測定、ソフトボール投げで
クラスのトップは50mも投げたのに、ぼくは20mにも満たなかった。

投げた距離を得点に換算するんだけど、20m以下は0点だった。
棒グラフのマスに色を塗って提出するんだけど、ひとマスも塗れず
先生に「ん?やってないのか?」と言われてとても悲しくなり、
隣のクラスの奴らにばかにされ、ついに泣いた。
クラスの仲間たちが激怒して隣のクラスのやつらと一触即発になった。
いまとなっては懐かしい思い出でニヤニヤしちゃうけど
その時、子供だった自分の心にはとても深刻な出来事だった。


少しだけ時が流れ、高校生になった時
ぼくは小学校の金管隊、中学校のブラスバンド、そしてヤマハで4年半学んだ
楽器を手放し、格闘技部に入った。
自分で言うのも何だけど、田舎の中学生としては
ちょっといい感じの奏者だったので、周囲の人々は驚いていた。

正直、格闘技で結果は出せなかった。
だけど、インターハイや国体で勝つような人々と全く同じ練習をして
それまで使っていなかった何かが動き始めた。


あの日、体育の授業で大きな川に沿って走った時、
ぼくはトップグループの3人の中の1人だった。
高2のとき野球部が甲子園にいったけど、そのとき2年生で背番号もらって
ベンチ入りしてた奴、そしてバスケ部の主将、そしてぼく。

2人は全力で走ってはいなかっただろう。
でもぼくだって、全力で走ってたわけじゃなかった。
もしゴール近くで、ぼくが全力疾走しだしたら2人はどうしただろう。
呆れた顔でマイペース走を続けただろうか、
それとも全力でぼくに勝ちにきたのだろうか。
試してみればよかったなとずっと想ってる。


引越し比較サイトを使ってみた

2023-03-10 06:01:18 | 日記

東京を離れ、新潟の実家に戻りました。
引っ越し比較サイトを使ってみたので覚え書き。

@引っ越し見積もりサイト
概ねの情報を入力すると、受注可能な会社にそれを拡散し
各社から連絡が来るので見積もりを依頼する。
最初から合い見積もりとわかっているため、
各社も金額はがんばってくれるのではなかろうか。

今回は、たまたまネットで最初にみつけた「ズバット引越し比較」を使用。
あとで見たら、見積もりサイト自体も競合があるようだけど
たまたま選択したここは「上の中」くらいらしい?

@入力すると
夜9時すぎ、情報を送信したらいきなり携帯にどんどん連絡が。
これは驚いたけど、引っ越し会社さんも競争なんですね。
これから使う人は、メモの準備をしたうえで送信ボタンを押すといいですw
電話がとまったのでもしやとメールを見ると、こちらにも各社さんから。

@下見に向けて
独り暮らしとはいえ、買ったものを捨てられないぼくは
けっこうな数の書籍(古雑誌含む)、映像音楽ソフト(レーザーディスク含む)
歴々の、何代も前からのPC(使ってないDT2台、ノート3台)
など、独り暮らしとしては膨大な物品を所有している。

見積もりサイトへの入力は「独り」にしたため、簡易引越しのオファーも来てて
そういうのは最初から無理とか、検討したうえで3社に足を運んでもらうことにした。

ZOOMで部屋を見せる下見の打診もあったけど、逆に面倒に思えたのでパス。

@A社
最初に下見に関する同意書にサインを求められた。これはA社だけ。
貴重品を出しておかないとか、常に下見者の傍にいるとか、
下見後のトラブルを警戒している模様。
そういえば最近、引越し作業員が何か盗んだとかそんなニュースを見た気がしたけど
A社だったのかな?ひとりヘンな奴が、何かやらかすと大変ですなぁ。。。

Googleストリートビューで搬入先を確認して、搬入時は小さいトラック2台に
分けた方がよさそうなどの判断をしていたのが印象的。

⇒ 提示額は19万円弱

@B社
引き取りと搬入の間を数日空けたいと伝えていたはずだったけど伝わっておらず。
そのようなオプションは用意してないとのこと。

トラックに積んだらそのまま届け先に行って降ろすしかできないと言ってきたので
A社はどこかのコンテナで保管するようだと伝えたら、その場で電話で調べてくれた。
でも「2回引越しするような扱いになってしまいます。。。」と言って
少々すまなそうに出してくれた見積もりはかなり高額。なんかごめん。

⇒ 提示額はA社よりかなり高額

@C社
室内を一通り見た上で、A社B社からは無かった日程の打診を受ける。
「この日、いまけっこう空いてます。ここなら思い切った値段が出せます」
とのことで、頼んでみたところ最安値が。
見積もりの有効期限を尋ねたら時々刻々変動みたいに言うので、その場で契約。

合い見積もりが気楽にとれたことで、けっこう満足感があります。

⇒ 提示額は17万円弱


@見積もりサイト、その後
いちど携帯に「ウオーターサーバーご案内」の電話がかかってきました。
その際に「メールなら送っても構わないけど、電話は遠慮して欲しい」と告げたら
その後電話はありません。メールは二週に一通ていど届いています。

@ちょっと思ったこと
引越し業者候補の中に、ひとつ新潟の業者がありましたが連絡ありませんでした。
たいして変わらないなら少しくらい高くても。。。という気持ちもあったんですけどねw


放送大学2022 後期試験を終えて (知恵熱で倒れそう)

2023-01-29 18:59:52 | 日記

放送大学2023後期の試験期間が終了し、ぼくは「冬休み中の大学生」になった。
自由な感じがとても嬉しかったり、この期間も新学期まで有意義に過ごさなきゃって
なんだか試されてる焦りみたいなものもあったり。


@放送大学、今期試験~それから

今期、試験期間中に実家のことや身の回りの面倒ごとがあり
(弁護士さんに相談したような案件で、とても書けませんw)
考えた末、4科目中「心理学統計法」の受験を断念することにした。
中間レポートに合格しているので、半年後に再試験を受けることが可能。

目指すものは「認定心理士」であり、単位を取りためていけばいいんだけど
じつは「実験」というジャンルの単位取得がさっぱり進んでない。
放送大学は基本的に、テキストとテレビ或いはネットで学ぶんだけど
「実験」は実際に学校に集まらねばならない。
この参加自体が狭き門で、申請しても全然通らない。ちょっと酷いなこれ。。。

ネットで見ると、四国のセンター(過疎地域)に申請したりなど
いろいろ頑張ってる人もいるみたいだけど、いろいろ工夫しないといけないのかも。
ぼくみたいな道楽者は、2年で早々に取得するのをやめて、
ペースダウンして他のやりたいことを優先すればいいだけだけど
ちょっと、ちょっと、入学してから深刻に予定が狂った人がいるのではないかこれ?


@数学って、そもそも勉強って

確率統計は、ものすごく思い入れのある科目。
当時の理系高校生の数学は、2年生から半年区切りで
基礎解析、代数幾何、微分積分、確率統計の4つだったんだけど、
前の3つが人並以下しかできなかったのに、
確率統計だけクラスでもトップクラスの成績をとった。

違いは単純。前の3つは、教科書や問題集で「解法」を学び「暗記」し
それをテストでアウトプットする科目。
そして確率統計は「理解した解法」を使って問題を自力で解く科目。

その時のぼくには、そうだった。
何もかも全てが暗記科目になってしまいつつあった中で、差し込んだ光。
この光に導かれたら、何処へでも行けるのにって思った。

@統計学。。

心理学を学んでみようと思った中で出会った数学だけど、
これきちんと理解したいんだ。
今期、放送大学のテストで60点とって合格することは簡単だったと思う。

でも、そんなもんじゃない そんなもんじゃない
今望んでることは、そんなもんじゃないんだ
たとえそれが、完全な自己満足に終わることになったとしてもいい

というより、自分が満足したくてやっていること。。。それがすべて


心理学に求めるものは

2022-12-17 21:52:52 | 日記

早いもので、放送大学2022後期授業のスケジュールも概ね2/3が終了した。
そんな中「認知行動療法」講義で、アーロン・ベック氏の提唱した
「うつ病患者の認知の特徴」について学び、感じ入っている


以下がその特徴をまとめたもの

なんだか、会社勤めをしていたときの自分を想い、薄ら寒いものを感じる。
学歴が少々高めだったこと、会社の推奨する資格を早々に取得したこと、
そのあたりから、ぼくはあまりにも過剰な期待をされたのではなかろうか。

その時点の自分では、歯も爪も立たないような仕事を付けられる。
まさに現実として「とりまく世界は、途方もない要求を突き付け
そしてもともと「自分は不完全」と知っていても、さらに刷り込まれる。
自分はその仕事には「不適切」なはずだが、それでも要求される。

欠けているのは実務経験なのは自明。
しかしその実務経験を持つ人々を差し置いて、要求される。
センパイたちは面白くない。
だけどぼくだって、力不足のまま、やりたくなんてないんだよ。

そして巧く行っていないにも関わらずハードルはあげられる。
困難や苦悩はずっと続」いたし、ずっと続くと思い込まされる。
きっと「自分は失敗するだろう」と推定するようになる。

。。。

ぼくの思考が「鬱になる思考」だったのだろうか。
いや、会社が「鬱思考になるように仕向けた」
と言っていいのではないだろうか。
「失敗しても、何も身に付かなくても、ハードルは上げられ続けるだろう」
終いには、そう思うようになった。
いつまで続く?。。。答えは「ぼくが壊れるまで」に違いない
そうとしか思えなくなった。

 

ぼくは心療内科に行ったことはないし、カウンセリングを受けたこともない。
いわゆるサイコ・セラピーを受けた経験はない。
いちばん、精神的にまいっていた時に心療内科に行っていたら?
。。。おそらく「病名」が付いたんだと思う。薬も処方されただろう。

あのときぼくは、いろいろな書籍を読んだり、普及しはじめたネットをみたりで
「鬱病の正体は、脳内から人間生活に必要な成分が分泌されなくなること」
と確信し、成分分泌に効果があるとされる「日光浴」「散歩」「筋トレ」などを
生活習慣として、積極的に、確信的に取り入れていった。

そして
「都合の悪いことは、なんでも人のせいにしてやる」ことにした

どうあれ、ぼくが深刻にメンタル・イルネス(精神疾患)で
ダウンすることは、無かった。そして今に至る。

ひとまず「会社員」としてのキャリアを終えたぼくが、心理学の知見を求めるのは
このときから続いている「ぼくが、壊されない」ための本能なのだと改めて知る。
まずは我が身を我が身で護れるようになり、可能ならばいつか、次へ。


青い空と 豊饒の大地を想う

2022-11-07 15:54:59 | 日記

明治神宮を散策していたら、簾がウクライナ国旗「みたいな」色に
古式ゆかしき神社にて、これは驚きました

祀られているのは、あのとき列強国ロシアを打ち破り
世界に「日本」の名を轟かせた現人神 明治天皇
ものすごく特別な意味合いを感じます

世界の複雑な事情の中で、未だに戦争が続いています
マクロな国どうしの闘いの中、
ミクロに人が死んでいきます 人の死が虫けらのようです

いまもウクライナの民は死と隣り合わせ
そして本当は闘いたくないに違いない両国の兵士たちも

世界の食糧庫と言われるウクライナの現状、
ぼくらが「ラーメン屋が値上げした(´・ω・`)」と嘆いている中
もともと食糧危機にあった国々はどうなっているのでしょう


全ての神々よ 願わくば天より 弱き人々を護り給へ