クッキー製造工場

2010年07月18日 16時30分20秒 | 手作り犬おやつ編
いつも手作りしているワンコ用のクッキーがなくなったので、今日は、それを作りました。そんなわけで、今日は我が家のクッキー製造工場の様子をお伝えします。

市販のクッキーやビスケットは、卵、卵パウダー、牛乳、チーズを使っているものがほとんどで、アレルギーのあるクーには与えられないものばかりです。

大型ホームセンターのペット用品売り場には、沢山のフードや、おやつが所狭しと並んでいますが、鶏肉、卵、牛乳などにアレルギーを持つクーには食べられないものばかりなのが、悲しいところです(涙)

幸い、クーは小麦粉や大豆にはアレルギー反応が低いので、我が家の犬ご飯や、おやつにはよく登場するアイテムです。



材料は、こんな感じです。




オーブンの天板 約二枚分
★小麦粉           200g 
★コーンスターチ       40g 
★ベーキングパウダー   小さじ1
★メープルシロップ     70g
★植物性油脂        70g


混ざりにくい材料なので、糖分は液状のものを使っています。
砂糖よりも、ハチミツよりもカロリーが大幅に低い為、少々コストがお高くつきますが、私はメープルシロップを使ってます。お店で購入すると高いので、ネットで安いものを探して購入しています。



植物性油脂は、「ショートニング」という商品名で売られているものです。
パンを焼く時などにも使います。
市販の犬用のおやつなどにも、よく含まれています。

健康の事を考え、人体への悪影響があると言われている”トランス脂肪酸”を含んでいない海外で製造されたショートニングを使っています。(実際、食べるのは犬ですが念のため^^;)


米国などに比べると、日本はトランス脂肪酸への取り組みが低く認知度も低いのですが、トランス脂肪酸は、油を製造する過程で発生する有害物質で、バターやマーガリン、ショートニングなどに多く含まれています。天然の植物油には、ほとんど含まれません。

トランス脂肪酸を、過剰摂取した場合、LDLコレステロールや心臓疾患のリスクを高めると言われています。

米国では飲食店が客に料理を出す際に使用する油に対して、規制があるほどです。
それほど、危険って事なんでしょうね(-_-メ)




さてさて本題へ、、、

ショートニングを耐熱容器に入れ、レンジで10秒程度加熱して
少し柔らかくしたら、全ての材料を大き目のボールに入れ、かき
混ぜて、生地をひとまとめにします。
ボールに入れ、ヘラ部分が硬めのゴムベラで混ぜると混ぜやすいです。


全材料をビニール袋に入れて、揉み揉みしながら混ぜたりする日もあります。
どうしても混ざりにくい日は、様子を見ながら豆乳を大さじ1杯程度入れます。





生地がまとまったら、小麦粉を薄くひいたまな板の上で、麺棒で厚さ3mm程度に伸ばします。

一度に全部を伸ばせないので、生地の乾燥を防ぐため、ラップをしてタッパーに入れながら作業します。

生地を伸ばし終えたら、好きな型で抜いてオーブンシートを敷いた天板に並べます。
型抜き後、まな板から型抜きした生地を剥がす際、形が崩れそうになるので、一度、生地とまな板の間に包丁を入れ、生地を包丁ですくうようにして剥がします。



並べ終えました~



これを、180度で余熱したオーブンで12分程度、焼いて完成です。



完成しました~




今日は、ダックスフント、キリン、ハート、馬、ネコの型を使ってみました。




早速、香ばしい匂いにつられて、やってきた子がいます。
お味はどうかしら~?



次は、ベーキングパウダーを、重層に代えて作ってみようかな。
そのほうが安全性が高いかな、、、