セクハラで上智短大学長を解職 学生に携帯メール６０通

セクハラで上智短大学長を解職　学生に携帯メール６０通

2013年3月29日（金）20:25

　上智大を運営する学校法人上智学院は２９日、短期大学部（神奈川県秦野市）の高野敏樹学長（６２）を、女子学生に何度もメールを送りつけるセクハラをしたとして、２７日付で解職したと発表した。後任は、上智大の滝沢正学長が兼任する。

　同学院によると、高野学長は、学長代行だった昨年８月中旬から９月末にかけ、在籍する女子学生に携帯電話のメール約６０通を送信。そのうち２０通は、深夜や未明に送信していた。名前を呼び捨てにするなど、好意をほのめかす内容のものもあったという。女子学生は高野学長の講義を受けていた。

　今年２月に女子学生の相談で発覚。高野学長は「指導の一環のつもりだった。このような結果を招き申し訳ない」と話しているという。同学院が懲戒処分の内容を検討している。