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投資で数億の損、会社傾いた…資産家遺棄の社長

2013-02-02 21:58:01 | Weblog

投資で数億の損、会社傾いた…資産家遺棄の社長

読売新聞2013年2月2日(土)15:40

投資で数億の損、会社傾いた…資産家遺棄の社長
(読売新聞)

 東京・銀座のファンドマネジャー霜見(しもみ)誠さん(当時51歳)夫婦の遺体が埼玉県内で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された水産加工物販売会社社長、渡辺剛容疑者(43)が、2008年、霜見さんに持ちかけられた投資事業で数億円の損失を出していたことが捜査関係者への取材で分かった。

 中東を舞台にビジネスを展開していた渡辺容疑者はその後、生活を一変させており、警視庁は5年前の恨みが事件の動機になった可能性があるとみて調べている。

 「霜見さんを恨んでいた。投資を勧められ、数億円の損をさせられた」

 渡辺容疑者は取調官に対し、霜見さんと妻の美重(みえ)さん(当時48歳)を絞殺したと供述した上で、淡々と説明したという。

 知人らによると、渡辺容疑者は20年ほど前から、神奈川・逗子のリゾートレストランで調理を担当したり、山口県下関市のふぐ仲卸業者の下でふぐの取り扱いを学んだりするなど、飲食関係の職を転々としていた。

 1990年代後半には、東京都江東区の水産加工物販売会社で働くようになり、01年に社長に就任。当初は鯨肉をスーパーなどに卸す業務が中心だったが、07年頃からは海外に進出、オマーンの複数の大手水産会社から魚介類を輸入するようになった。社員に「いつかは、中東での日本向け水産加工物を独占的に扱い、自社の漁船も持ちたい」と夢を語っていた。

 同社元社員の男性(50)は「押しが強く、中東の企業を相手に一歩も引かないやり手の実業家という印象だった」と振り返る。高級外車を乗り回し、「年収は3億円以上」と豪語する姿も記憶している。

 ところが、同社の資金繰りは08年後半から09年春頃にかけて急速に悪化。09年夏以降は会社は休眠状態に陥った。

 業績悪化のきっかけとみられるのが、霜見さんが08年頃に手がけた食品企業の買収に絡む投資への参加だった。霜見さんの元上司などによると、この企業買収は失敗に終わり、その頃から渡辺容疑者は周囲に「大きな損をさせられ、会社が傾いた」などと霜見さんへの不満を漏らすようになった。


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