田吾作さん、我が家に来て一週間が経ちました。
3日目。
5日目。
そして7日目。
少しずつですが、ハウスの外でもリラックスできるようになってきました。
最初のうちはおトイレの失敗や室内でのマーキングがあった田吾やんですが、
我が家の生活リズムに慣れてきたのか、粗相は確実に減ってきています。
どうも虐待されていた経験があるようで、
ナデナデしようと出した手にビクッ!
サークルまたごうとして足を挙げるとビクッ!!
そのたびに逃げ腰になる田吾やんですが、声をかけながら近づいて
ナデナデすると、目を細めてうれしそうにじっとしています。
「怖い」と思う気持ちより
「うれしい」と思う経験をこれからたくさん重ねることで
少しずつ、心の傷が癒えていくのを待ちたいと思います。
保護されるまでどんな生活をしていたのか分からないのがもどかしいと思う時もあります。
せめて、虐待とかが分かっていたら少しでも早く安心させてあげられる策を考えるのに。
どんな子も、新しい家族が決まる時には双方の幸せを保証して出してあげたいですものね。
田吾やんの場合は、もともとの性格が天然系で大らかな分、救われているかなと感じています。たぶん、もともと神経質な性格の子だったら、今頃超ビビリっこになっていたかもしれません。
手や足の動きには条件反射的に目をつぶって後ずさりしてしまう田吾やんですが、それ以外ではほんと、どーんと構えてますから。
体が大きいだけでノミの心臓のキュウに比べたら、田吾やんはまさに、できるオトナ!って感じです。
そっかー、天馬さんも男の人苦手なんですね。
保護犬でもあっけらかーんとしているパピーと違って、年齢のいったワンコたちはみんな、多かれ少なかれ影があるというか、哀愁漂ってるというか・・・。
「辛かったこと、嫌だったこと、全部話してごらん」って、波瀾万丈の犬生の一部始終を聞いてやれたらいいのに・・・と、本当に思います。