安全第一

我が家で保護犬の一時預かりをする際に、気をつけていることはいろいろとあります。

バランスのとれた食事と運動で、健康な体をつくること、とか
清潔に保ち、皮膚や被毛のコンディションを整えること、とか
スキンシップを日課にして、人の手に安心感を覚えてもらうこと、とか
室内トイレやお散歩トレーニングをはじめとする、マナーのお勉強、とか・・・。

そんな、多岐にわたる注意事項の中でも、下宿犬のために最優先にすべきなのは
「身の安全を守る」ことだと思っています。



以前、私の不注意で、当時の下宿犬だったサッキーが脱走してしまい
本当に肝が冷える思いをしたので、それ以来「ダブルリード」は不可欠。

特に、まだしっかりとした信頼関係ができていない下宿犬は
不安や恐怖、人に対する不信感を抱えていることが多いので
脱走した場合、自主的に戻ってくることは非常に稀です。

だからこそ、命綱は1本よりも2本のほうがいい。
1本が切れても、もう1本のおかげで命拾いするかもしれないのです。






と、前振りが長くなりましたが
つまり何が言いたいかというと、AHRのスタッフが用意してくれた首輪のほかに
またまた鞍馬にも、キュウタ家オリジナルのハーフチョークを作ったってわけですよ。



今回はアーミーチックな迷彩柄にしてみました。



仕上がりは、こんな感じ↑

そして、着用時はこんな感じです↓



もっさりしてて、わかりにくいですが



どう？　似合う？？


これまで私が作った首輪はすべて、「嫁（婿）入り道具」として
その時の下宿犬とともに我が家を巣立って行きましたが
これもいずれ、鞍馬の婿入り道具になる予定。

「こんな首輪、正直言って趣味じゃない」とか思われようが
下宿生活の想い出アイテムとして、有無を言わさずお譲りしますんで（笑）。



この首輪ごと、鞍馬を受け入れてくれる心の広い里親さまを募集中です。








＜おまけ＞
調子に乗って、リードも手作りしちゃいました。



20ミリ幅のナイロンテープにチロリアンテープを縫いつけたものを
二重にして縫い合わせてあるので、リードの表と裏の両面に絵柄が出ている上
ほどよい厚みがあって手によくなじみます。



持ち手の輪っか部分にDカンを通してあり、ちょっとした係留の際にも便利。



これは婿入り道具とは違うけど、思った以上の仕上がりに大満足
今度、首輪とおそろいの柄で作ってみようかなぁ・・・ムフフ。