先日、熊本地震が発生しました。
いまだに行方不明の方、避難している方・・などなど大変な思いをしている方が大勢いらっしゃると思います。
１日も早く元の生活に戻れますように・・っと祈ることしかできませんが、義援金などの協力はしていきないな。。っと・・。
さてさて、報道番組を見ていると、現地の人にインタビューをしているやからをが見受けられます。
ぴょん的には、報道は必要だけど、わざわざインタビューしなくても・・っと思ったりして。
何か訴えたいことがある人に話を聞くならまだしも・・
子供抱いて、茫然としてる人にマイク向けるのって・・どんな気持ちでやってるの？
っと思ってしまう。
そして・・かける言葉・・。
「大丈夫ですか？」って・・・。
おいおいおい。普通に「大丈夫なわけないだろっ！！お前、今何見てるの？？」って思っちゃう。
ぴょんは、この「大丈夫ですか？」の言葉が、あまり好きではない。
てか、時と場合によっては、大嫌いだ。
そもそも、だいたい「大丈夫ですか？」って聞かれるとき、たいがいは「大丈夫じゃない」のが前提だ。
そう感じたのは、入院中。
小腸造影検査をされた時の看護師の態度だ。
ブログにも書いたけど・・・
病院側の麻酔の失敗で、両方の鼻を麻酔のゼリーでふさがれて、喉に管が通っているため、呼吸困難なまま、検査を受けているにも関わらず・・・
「ご気分いかがですか？」っと耳元に大声で何度も話しかけてきた看護師。
当然・・「見ててわかんだろ。気分がいいわけないだろっ！」っと言いたいとこだけど、なんせ呼吸困難中なので・・にらみつけて、手を払いのけることしかできなかった・・。
それを見ていた、ベテラン看護師が来て、「まだ、ごめんね。ごめんね。痛いよね。我慢してね。」って言いながら手をさすってくれてた・・。
この行為が、どれだけありがたかったことか。
正直、呼吸困難になったのは、その看護師のせいではないのはわかっている。
麻酔を失敗した別のバカ女だ。
でもね・・苦しいのわかってくれてるんだなぁ・・って思うだけで、涙が出てくるんだよね。
そう思うと・・
今、避難してる人たちに対して「大丈夫ですか？」って言い方は、どうなんだ？っと思う。
それよりも、もうすぐ救助が来ますからね。とか、自衛隊の派遣を増強して、一生懸命救助してますからね。とか、もうすぐ食料や水が届きますから、苦しいいとは思いますけど、それまでなんとか頑張って待っててくださいね。とか・・。
いろんな言い方ってもんがあるだろー・・っと・・。
大丈夫じゃないのは、誰が見てもわかる。
これからのことなんて、聞かれたってわかるわけがない。
大切なのは、今だから。
それを乗り越えた先に、これからが見えてくるんだから・・・。
どうせインタビューするなら、答えられないような声のかけ方をしないでもらいたい・・。
これからどうするの？なんて・・こっちが聞きたいよ。って話だろ。。っと・・。
っと・・なんとなく不機嫌になってしまったものの・・
いまだ揺れが続く熊本に中継に入った報道マンという仕事も大変だな。っとは思ってます。
実際に現場からの声が入らなければ、情報が伝わってこないわけで・・。
車で入れないところまで、救助隊についてカメラまわしながら必死でついていくのも大変だよな・・っと・・・。
それはわかってるんだ。
わかってるんだけども・・・。
