驚愕

今、本当に一年ぶりにとある人のブログを見ていた。

驚愕、就職していた。


ゲームを作っているところの管理日記だった。
ほとんど見ないくせに、たまたまお気に入りに登録。
そしたらいつの間に管理日記は別に移動していて、今は彼の私的なものになっていた。

２年くらい前は、彼は高校生だった。
彼の撮影した田舎の風景がきれいで、何故か保存してしまった。
部活に悩んでいたようで、大会があれば「やってやる！」と意気込んでいた。
一年くらい前に部活やめて後悔している……と綴っていて、それ以降見ていなかった。

そんなブログを見たら、「就職して……」と書かれている。

なんだろう、この気持ち……
変だよ、変だよ。
ついこないだ、部活がどうとか言ってたじゃないか。
ネットで喋ったことなんてないけどさ、ねえ。おかしいよ。

考えれば、私の友達も来年から続々と社会に出て行くんだろう。
「会社でさ～」なんて言いながら、さ。
半分くらいは大学に進んで、いくんだろうけどさ。


取り残されているよな、ひきこもりって。
おかしいよ、この時間の早さと虚無感。
どんどん差が開いていって、止められない。


中学校を卒業して、それ以来会っていない友達がたくさんいる。
数年後あったら、今以上に嫌な気持ちに襲われるんだろうな。

私の中の記憶では、まだみんな中学生なのに。
夢に出るみんなも、中学生。
あの時から時間が進んでいないな、としみじみ。


頭が痛い。
朝まで起きて何しているんだろうか。
死にたいけど、そんな勇気ないし。

人は変わるし成長するし。
ああ、死にたい。ああ、死にたい。