第２次 マイルーム清掃戦争

事の発端は朝から始まる。

朝食を取りながらの会話より。

俺「そういや昨日の晩に親父に窓拭きしとけって言われたんですけど
　　どうしたらいいすか？」

母「ん？そんなことより自分の部屋を片しなさいよ」

俺「あの、10月の半ばにやったじゃないすか。あれじゃダメかい？」

母「来年にために部屋のダンボールをなんとかしなさい。
　　それにあれじゃあんま片づいてないじゃない」

俺「・・・。はい」


ちなみに俺の部屋は棚に入りきらなかったマンガやら小物やらが
ダンボールにしまわれており、それを違和感が無い感じに
部屋のオブジェとしておいております。


母「じゃぁ、母さん、おばあちゃんのとこに行ってくるから
　　ガンバってねぇ。あ、そこにビニール袋をあるから」


コレを開戦の合図に掃除スタートです。
この時の時間　9時00分

部屋に向かい、とりあえずダンボールを片っ端から開け
中身をベッドの上に出す。

この単純且つメンドくさい作業を2時間ほど続ける。

まぁ、普通なら小一時間で済む作業ですけどね、
これは戦いです。
罠が仕掛けられてあったのです。

そう、「読みだしたら止まらないスイッチ」が仕掛けられていたのです。


見事に術中にはまり先制攻撃をくらいまして
マンガ片手にダンボールいじってたって作業は遅れる一方です。

二時間後、
全部出し終えましたが、ここからが本番です。


要るもの要らないものに仕分けしなきゃならんのですよ。

大変ですよねぇ、コレ。

手に取った物に一々
「これなんかに使えんじゃね？」
「あぁ、なんか懐かしいなぁ。でも、要るか？コレ？」
なんて考えちゃうんですよ。

大体、ダンボール一個に１時間ぐらいかかっちゃいました。

そんで、まぁ、
とりあえず１個終らせて、昼食休憩。

このとき１２時３０分。


昼食兼休憩を終え、作業再開。
このとき１時３０分。


午後の部は主に教科書類の整理でしたね。

大学いったら使わなそうな教科のもの捨てるかどうか
結構、悩みましたね。

体育とかね、
「スポーツのルールとか乗ってて面白いからなぁ」
とか思いつつ手が止まるんですよ。

あと、英語の使わなかった英会話のワークみたいなのとかね、
「これ捨てて大丈夫かね、英語大事だし」なんて思いつつ
手ではちゃくちゃくとビニール紐で縛ってたりね。

頭で考えていても体は正直です。
嫌なもんはイヤなんですねｗｗ

でだ、
それらが大体終りましてね
このときの時間が

１８時３０分


・・・。
？！はて？
見間違いだろうか？
５時間ほど経ってる。


へ？
こんなことに５時間も使っちゃたの？


わーお、
驚きダゼ、ベイベー☆


でも、経ってしまったのは仕方が無いので
とりあえず、寝床の確保へと作業は移ります。

ダンボールに物をしまっても
「どうすっかなぁ？」
なんてものがベッドの上にゴチャってるんです。

コイツも中々の曲者でしてね、
「この大きさのダンボールじゃ、大きすぎるしなぁ」
「だからってこれじゃ小さすぎるしなぁ」
「そういやコレ使えんのかよ？」
などと次から次へと問題というか悩み事が湧きましてね。

モチョモチョ考えながらもチョイチョイ
やっていましたらリビングのほうから


「ご飯できたよぉ～」


一時休戦の合図が飛んできました。

で、晩ご飯中

母「どんぐらい片付け終わった？」

俺「・・・。多く見積もって６０％かと・・・。」

母「ふーん、ガンバって終れせちゃいなね～」

俺「ハッ。仰せのままに」


食後、コンビニにFAXを送りに行き
帰宅後、寝床確保作業再開

３０分くらいで作業完了！

「よっしゃ、これで今日は無事に寝れる！」

ここで、もう今日の戦いはお終いです。

終戦時間２２時３０分


でもね、
これ明日も続くんだ・・・。


だって、まだ
タンスの中が終ってないんだもの・・・。

今回の戦いでは
コイツがラスボスです

基本的に服はヘビーローテーションするタイプなので
着てない服とかワンサカあるわけでそれらの
処遇を決めなきゃならんのよ・・・。



こいつぁ強そうだなぁ！オイ！