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ぷくぷく日和-ぷく太郎と本と夫と諸々-

23/読 ん で も 読 ん で も


こんにちは、ぷく太郎ママです

読んだ本の記録を残しておきます♫



題名:MAZE
作者:恩田陸
出版:双葉社(双葉文庫)

◆神原恵弥シリーズ第一弾。
アジアの西の果てにある謎の建築物『トーフ』に連れてこられた満。招待主は学生時代からの腐れ縁神原恵弥。精悍な顔立ちと恐ろしくキレる頭の持ち主でありながら、女性に囲まれて育ち女言葉を操る男友達の恵弥。
満には7日間の猶予が与えられ、この『トーフ』の謎についてのルールを紐解くように言われるが…

◇『トーフ』の異様な描写、ホラーのようなぞっとするシーン、そして徐々に紐解かれるトーフの謎…
読み始めたら止まらなくなった。相変わらず大好き恩田陸さん

題名:カザアナ
作者:森絵都
出版:朝日新聞出版

◆東京五輪から約20年後、監視社会となり政府管理のAIに統制される日本と平安の時代の2つを軸に話が展開されていく。
ナーバスな問題に割りと踏み込んでいるのに、全く緊張感のないキャラクターの面々のおかげでコミカルに読み進められる。
◇カラフルなどの代表作を出している森絵都さん。語りはとても穏やかで読み易いが、『みかづき』やこの『カザアナ』など、かなり幅広く知識を持ってらっしゃる方なのかしら。
作品に幅があって面白い作家さんです
みかづきはこちら▼






題名:ふる
作者:西加奈子
出版:河出書房新社(河出文庫)

◆池井戸花しす、28歳。職業はアダルトビデオのモザイクがけ、趣味はICレコーダーでの隠し録り。『いつだってオチでいたい』と望み、過去を愛おしみ、誰の感情も害さないことにひっそり全力を注ぐ毎日だったーーー

◇主人公の心の内がすごく上手に描写されている作品だと思う。西加奈子さんの作品は、心の内の柔らかな部分にに触れる、訴えてくる作品が多い気がする

題名:クレオパトラの夢
作者:恩田陸
出版:双葉社

◆神原恵弥シリーズ第二弾
第一弾は恵弥の友人満が主人公だったのに対し、今回は恵弥が主人公。
遠く離れた地、北海道に一人住む妹を連れ戻す名目の元北の大地を訪れた恵弥。だが実は恵弥にはもうひとつ、そこを訪れた理由があったーーー

◆読めば読むほど深くなる謎、もつれ合う人間関係、最後の最後まで種明かしは続いていく文句なしに面白い作品。



息子がまだ寝返りなどをしないからこそ、スキマ時間に読み続けられる読書

相変わらず読んでは売って、買っての繰り返しで、今日ちょっと数えてみたら30冊以上積読ありました

そしてその中の一冊を今から読みまーす♫

皆様、良い午後をお過ごしください

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◆ コ メ  ン ト 募 金 ◆Part.1 - ぷくぷく日和-ぷく太郎と本と夫と諸々-

子どもたちに明るい未来を届けたい少しでも手助けしたい貧困で苦しむ子どもを救いたいそんな想いから、国内の団体に寄附をしたいと思います💐賛同して下さる方はこち...

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