五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

練金術は欧米の帝国主義、貿易戦争、征服の価値観、テロ活動とイスラム過激派

生存競争に勝ち昇進する生き方シリーズ
当旧HP 2001/10/14---2021/11/24 ブログへ掲載

 能力を開発して活用するといっても、世の中の仕組みを知らないと効果的に発揮出来ないものです。

貿易戦争は練金術が生み出した(主に霊脳研究1993年12月号より抜粋)

 アメリカで「貿易戦争」という、シミュレーションゲームを作った人がいるように、世界各国には貿易による摩擦が起こり国際的な問題になっています。
 先進国によるウルグアイ・ランド(新多角的貿易交渉)によっても、今日のように世界に突出した貿易黒字を抱える日本としては、世界から不均衡の現実を批判されるばかりで、交渉は難航しているのが現状です。
 アメリカなど特定国からの対日圧力による不公正な貿易の是正については、ガット(関税と貿易の一般協定)のルールに基づいて対応すべきで、対日差別により米国の基準に基づいて日本タタキや反ダンピング税を課すなどの、一方的な措置は断じて許されるものではありません。
 かって、我国では黄色人種が白人社会へ進出することを嫌った世界の主要(欧米)国から、経済封鎖をされたことを端に発して各企業は生き残りを賭けて立ち上がり、政府と軍部を動かして現状打開の活路と未来への飛躍を夢見て、広大な満州国などを建設(参照)して活躍したことがありました。
 しかし、遺憾ながら我国の軍部は独走して現地や近隣諸国の人々へ、酷い事をしたこともありました。何処の国でも軍事行動は間違いが多いものです。



 世界秩序として過去の歴史を見ると、三角貿易も忘れてはならないでしょう。世界は常に激動し移り変わっています。
 新たな技術、科学は産業を活性化して社会を発展させ、様々な文明や文化が栄えて私たちのライフスタイルを、大きく変えるように進展してきました。
 しかし、欧米の科学技術と共に西洋文化から始まった、産業構造の根本を成すものに練金術があると云われています。

 一方、日本は昔から大和の国と称して和や道義を重んじて、練金術なる思想はありませんでしたが、西洋の文化を取り入れるに従って練金術の考えも入ってきたものです。
 戦後は、アメリカの占領によるGHQの支配下に置かれて、日本の国家体制の弱体化政策により和や道義を教える修身をなくして、科学や技術を主体とした練金術とか、スポーツを重点にした学問へと変えられてしまったのです。
 これは西洋文化に始まったところの民主主義(立憲政体)や練金術などは、知識とか科学や技術などによるところの唯物論の思想であり、愛念・利他に乏しく利己主義に基づいているのであり、拝金や物質文明に基づいて進歩してきたところが多く、人が住むには不完全で歪みと格差のある社会を形成してしまうのです。
 つまり、今の政治や経済や金融の体制は科学的に確立された主義や政策ではなく、模索中なので不完全で矛盾もある訳です。

征服という偏った価値観と世界秩序(一部はコロンブス到達500年特集より抜粋)

 欧米人にとっての世界観はコロンブスのような、常に侵略・征服者でありました。
 その発端はマルコ・ポーロの「東方見聞録」にあると言われ、日本は江戸時代から通貨として小判に純金を使って居たことから「黄金の国ジャパン」に憧れて、彼らが拝金するのに冒険心や挑戦心を駆り立てて海外へ遠征したのです。
 特にアメリカ大陸では先住民から土地を略奪したり、植民地にすることで産業革命と相まって、金銀と食料の収奪を始めとして原材料の獲得と商品を売る市場にもなる、一石二鳥の領土の拡大へと向っていったのです。これが利己心に基づく西洋的な資本主義の発達であり帝国主義でもあるのです。
 この間まで植民地の支配を是とした先進諸国の実は偏った価値観が今、第三世界をどんなに苦しめ消えない傷痕を残したことでしょうか。
 先住民が居る土地を「発見」と呼び、自分たちが住み易い環境作りの為に「開墾・開拓」の、美名のもとに繰り広げられた悲劇は、先住民の迫害や虐殺、富の収奪、文明の破壊、人種差別(人種隔離)、黒人奴隷、植民地支配で、非人権的・非人道的な「三角貿易」が公然と行われ、巨利を稼いだという事実は目に余るものがありました。
 これにより米国などは新たなカルマを生んだのです。
 征服(制覇)者たちは手っ取り早く金持ちになって、故郷へ錦を飾ろうとする「一旗組」がほとんどで、一獲千金の夢に取りつかれて遠征隊は未知の土地へ分け入り、「エル・ドラード」なる伝説まで生まれました。
 利己的で限りない夢を追い駆け限りない欲を得るために、至る所で見境もなく過剰で卑劣で悲惨な戦いがあったことは見過ごせなく、取り返しのつかないダメージも与えました。
 アフリカと米国は「三角貿易」と「人種差別(人種隔離)」により、原住民の悲しみと怒りの想念が渦巻き、ヨーロッパと中東は昔からの宗教的な信条・価値観の違いから、戦争により闘争と悲しみ苦しみの想念が渦巻き、悪想念化(暗黒波動)しています。
 世界各地で起っている民族紛争や人種問題なども、根本的には利己主義による立憲政体や共和政体の練金術から、端を発した弊害であると言われています。
 つまり、今の政治体制は科学的に確立された主義ではなく、模索の実験中なので不完全であり矛盾もあるわけです。
 今、世界各国の首脳が一番に欲しい成功の秘訣は、確立された政治の方法ではないでしょうか。
 それらに対しては、人類は家族であり皆が神や仏の子の根本精神で、愛念と利他主義に基づいて「知徳一体」の教育から始めないと、問題がすり替わるだけで何も解決しないことでしょう。
 新しい理念や主義や主張に基づき、国も民衆も豊かになり国と国も和解して手を取り合えるように、皆に幸福を得られる確立した政策が必要でしょう。
 米国の掲げる「自由と平和」は、第三国、第三世界をも含めたものではなく、米国と同盟国のみのようです。
 このようなことでは、今は亡き過去の歴史に刻まれた、かって栄えた古代ギリシャや古代ローマとか、余の辞書に不可能は無いと言ったナポレオンとか、ナチスドイツのヒットラーのように同様な道を辿ることにも成りかねません。

米国とテロ事件について

 2001.9.11の米国中枢同時多発テロ事件による卑劣で悲惨な仕業は、かつて征服者達が行った先住民に対する住居や文明の破壊などの報いに、匹敵すると思えてならないのです。
 米国中枢同時多発テロ事件の根源には、上述した欧米先進諸国による迫害や虐殺、征服、植民地、奴隷の支配、三角貿易、人種差別(人種隔離)、貿易戦争を是とした帝国主義にあるのではないか、とあなたは思いませんか?。
 米国にはかつて、第二次世界戦争時に原爆を開発して我国へ投下したという大きなカルマを生じていますから、今後に於いて真っ先に核の脅威に曝されて何倍もの破壊で、都市を消失し報いを受けることになるでしょう。

テロ活動とイスラム過激派

 第2次世界大戦終結後の1948年にパレスチナ地域にイスラエル国が建設されて、世界に散らばっていたユダヤ人達は祖国へ集結してきました。
 その前(建国宣言前)から入植して来たユダヤ教徒(いわゆるユダヤ人)と、先住していた地元民(アラブ人でイスラム教徒)は土地を奪われると感じて、双方は互いに武器を持って各グループを作り、相手方を互いに襲撃して殺し合うという歴史が始まりました。
 それ以来、イスラエル対アラブ諸国は中東戦争を繰り返して、幾度と無く石油危機を招いたりしました。
 米国が介入して冷戦終結後は、イスラエルに代わってイラクなどと湾岸戦争をするようになり、反米運動も生れました。
 イスラム過激派を反米テロに駆り立てているのは、米国側の偏り過ぎたイスラエルへの支援にあると言われています。
 国際テロ活動の潮流は1970年代になってからで、左翼テロがあり、80年代はイスラムテロで、90年代に入ると原理主義テロへと変化しています。

 世界に多数存在する各々異なる人種や民族や宗教を始め、文明や文化の持つ価値観や人生観と生き方が、お互いに食い違い衝突すると戦争になります。
 利害関係と言うものは人種や民族と宗教感が異なると難しいものです。
 第三国は各々異なる文明や文化や宗教の衝突に干渉することを慎み、人道的な立場からも人類は地球の家族(同胞)との考えで、文明や文化の多様性を受け入れて双方に話し合う機会や場を持たせ、国際平和の秩序を維持することに重点を置くべきでしょう。

中国[中華人民共和国]のこと 中華と言われる所以 当旧HP 2000/7/7より

 中国では、長い歴史の中で君臨した歴代の権力者(皇帝)であった民族の子孫が過ぎ去りし日の栄光を、今なお誇りに思いつつ何時か返り咲こうと、各地で権力争いをしているのが現状であり闘争心や無念の想念が渦巻き、悪想念化しています。
 
 中国には、かつて本来の素晴らしい潜在的な能力が育まれてきた時代がありました。
 例えば、紙、気功、易、漢字などの発明と、漢方薬、経絡などの発見が挙げられます。
 だから彼等は自国を世界の中の華だと言いあり続けたいと言うのです。
 何れにしても、長い歴史の中で君臨した歴代の権力者であった子孫の民族が過ぎ去りし日の栄光を、今なお誇りに思い何時か返り咲こうと当局に弾圧されながらも権力争いをしているのが現状なのです。
 それら約55に及ぶ多民族間の闘争に、世界の国々が政策的を始め経済的や技術競争に巻き込まれて、利害関係が強くなったときに全面戦争となることでしょう。
 だから、広大で気候も良い中国は人々の夢と希望を叶えてくれますが、反面、過去のように度重なる中共の政策の転換はリスクも大きいものです。

政策の失敗と反省

 同国に於ける近年の政策による大失敗は、江青氏を筆頭とする4人組による「文化大革命」があると言われ、これにより優秀な人材を失うと共に、あらゆる面において10年程は他国に遅れをとったとされています。



 江青氏は歌手であったのですが、権力欲に取り付かれて毛沢東主席の妻の座を奪い、国政も民衆も引っ掻き回して混乱させた上で、反対派を徹底的に弾圧して多くの死傷者も出たのです。
 これは江青氏の利己的で誤った人生観に関係があると思われます。
 それに比べて周恩来氏は正しい人生観を持たれて立派な業績を残されました。
 同国では近年、孔子や孟子、老子のような世界的に立派な人材が排出していないのが現状ですが、同国の年配者の話しでは、当局によると昔に出過ぎた為と説き伏せて国民を納得させて誤魔化しているようです。
 本当は政策がそのような人材の排出を阻んでいることさえ、政府の要人は気付いていないのかもしれません。
 既存の共産主義はレーニンや毛沢東らによって歪められて、彼は新たな政治手段を利用して皇帝になりたかっただけなのでしょう。

 2000年にノーベル文学賞を授与された高行健氏は、中国から亡命した劇作家でパリに在住されています。

 経済についても同様で本国にいた実業家達のほとんどは国外へ脱出して、香港を始めとして海外で成功していますから、政府は上海などを香港に続かせようと焦っています。
 ある人は本来、中国内にある筈の富みは香港を始め世界中にある、チャイナタウンに集まっていると言ってました。これらは大きな損失でしょう。
 1つの国政と、2つの経済と言うのは矛盾が生じるもので、過去の度重なる政策の反転で合弁企業を国有化したりして、一時は世界から信頼を失った時期も有りました。
 それらの反省からでしょうか、最近は経済路線を解放して上海に続けと第二や第三を始め多くの経済特別区を設けました。
 その後も政策や経済は大転換を迎えて、世界のビジネス界に通用するためにWTOに加盟したり、知的所有権の保護なども強化して法を整備しています。
 世界の工場と言われるようにまで誘致発展して、様々な分野の問題を積極的に整備して大変化中なのです。
 世界情勢に詳しい人の話しによると2000年以降は欧米を始めとして、世界的の大企業は中国へ大規模な投資を始めていますが、それは米中関係として当時の首相と影の支配者と言われる米国ロックフェラーとに於いて、進出企業を50年間は国有化しないと言う裏取り引きがあったからだそうです。2002年になると党員に資本家の歓迎まであります。
 中国のことは別ページへ。

 その中国でもかつてのアヘン戦争は欧米人による弱体化計画から端を発しており、征服して植民地にする筈でした。
 彼等は我国でも同様に征服して植民地にと企てたのですが、味噌汁好きと神宮大麻のお陰で食い止めたと言われます。
 それは、彼等の白人は優秀であり、黒人や黄色人は下等であるという誤った考えから、黒人や黄色人の住む土地を無謀にも征服して植民地として支配することを、是とする価値観があったのです。
 素直に従わなければ武力行使や経済封鎖などさえ平気で行ったのでした。

 今や文化人として当時とは世界情勢も異なり、世界秩序の在り方を模索する時代に来ているといえます。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旧HPより移転し再掲」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事