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五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

トランプ新大統領の発言と主要国の反応

特別寄稿
米国のトランプ新大統領の自国第一主義に基づくメチャクチャな発言は、世界の主要国の政界と財界にインパクトを与えました。
関係者はその発言の内容に驚いて危機感を抱きつつ苦慮して誤解を与えない様に、夫々の思慮や政策の行き違いに対して早急に理解して貰うべく協調や説明とか反論したり、今後の友好的な対応策を講じつつあります。
この発言の内容には裏の面が含まれることが多く、その侭を聞き受け取るのではなく、その狙い・真意を精査して見抜き正しく把握して判断する必要が有ります。
つまり、トランプ新大統領の発言の内容には、これまでの貿易に関する複雑な思惑や関係が絡んでいますから、本当に指摘している国や分野とは異なることが大いに有るのです。
それは本当に言いたい相手に面と向かい名指しで言うと、何かとトラブルの元に成り得ることから、信頼関係に有る者・耐えられる者・必要以上に反感を抱かない者を見つけてわざと視点や相手をずらして、名指し指摘や叱責するという遣り方でもあります。
これは会社の有能な上司が部下のミスを上手に叱責する場合でもよく使う手です。

各国の政界と財界の首脳陣は日頃から先見の明を磨き発言の情報を精査して狙いを見抜き、決して誤った政策を取る事の無い様にしなければ成らないでしょう。
トランプ新大統領が放つ様々なカードの内で、間違ってもババだけは取らないで握らない事が望ましいです。
しかし、この発言には米国の資本家・事業家による理想論が含まれていますから、これまでの各国における政界と財界との柵や付き合いも深く、発言がすんなり通用するには無理が有り、思い通りに物事が進ませる事とか世界の動きをスムーズに回らせるには、米国はある程度の妥協点を探る事になり、夏頃までは落ち着くと思われます。
この様にメチャクチャな発言には、裏を返せば米国はあらゆる分野に於いて斜陽・凋落していますから、貿易収支の赤字国を対象に何時もの様に脅しを掛けて、他国の政界と財界に多大な努力や犠牲を払わせて自国を立て直そうとしているとも言えます。
米国が肝心な狙いを定めた国の政界と財界には、立場上に目先の欲得に因り眼が曇り真意・狙いを読み取れず対応が疎かと成り、発言の意図は踏み躙られて貿易収支の赤字は思った様に縮小しないかもしれません。
米国も含めて先進国は多くの場合、自社工場を持たずに企画と開発のみをして商品化し、他社へ自社ブランド名として製造を委託する企業には、この様な政策は頭痛の種に成るでしょう。
一社で特に多種多様な分野の企画による商品の場合は困難を極めます。
この騒動を切っ掛けに産業界はグローバル化は後退し、特殊なモノを除き地産地消の方向へと進展すると思われます。
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