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電力需給の逼迫を見通し電力使用の制限で停電の危機を乗り切る

「今夏はひと部屋に集まりエアコン・テレビを」萩生田経産相が節電を訴え
https://news.livedoor.com/topics/detail/22236549/
萩生田経済産業相は、この夏と冬の停電危機を乗り切るため、「ひとつの部屋に集まってテレビなどを見てほしい」と節電の協力を呼びかけた。
この夏、東北・東京・中部電力のエリアが10年に一度の猛暑となった場合、電力供給の余裕を示す「予備率」は、安定供給可能とされる3%に迫る3.1%と、ここ5年で最も厳しい予測になっている。

今冬に電力需給の逼迫見通し 11年ぶり電力使用の制限を政府が検討
https://news.livedoor.com/topics/detail/22235343/
経済産業省は27日、電力需給の逼迫(ひっぱく)が見込まれる今冬に大規模停電の恐れが高まった場合大企業などを対象に「電力使用制限」の発令を検討すると明らかにした。
違反すれば罰金が科される強制的な措置で、実際に発令されれば東日本大震災の影響で計画停電に続き実施した平成23年7~9月以来となる。幅広い経済活動に影響が及ぶ可能性がある。
対策案では、電力需給逼迫が予想される場合に前日に出す現在の「警報」に加え「注意報」を新設。「無理のない範囲でできる限りの節電」を呼び掛ける。

これには一般家庭に於いては、2021/11/1「太陽光発電にインバーター付でコンセントに差して電気に変換、ポータブル電源」で紹介した事柄が必要になります。
さらに、今年2/26「災害時の大停電時に切り札は「地域のマイクログリッド構築」にあり」で紹介した、再生型自然エネルギーを利用する分散型小規模発電が必要になりつつあります。
その中でも、今年4/15「格安電気をうたう電力小売事業の撤退や倒産や廃業が相次いで対応に苦慮」で紹介しましたように、家庭では太陽光発電の設置は高額になって行く電気代に代わる持続可能な選択肢になりつつあり、高性能バッテリーを使用して蓄電すれば災害時に停電してAC電源が使えない場合を想定して、ACインバーターにより家庭や避難場所で生活に必要な電力を確保します。
例えば、800W~3200Wソーラーパネルとコンセントに差して即発電する、マイクロインバーター(800W~3200W)を家庭を始め小規模な事務所や商店で備えれば、少しは電力供給と停電危機を乗り切る役に立つでしょう。



さらに、停電の対策として家庭用には1200W程のソーラーパネルと、効率の良いMPPTソーラー・チャージコントローラーと、バッテリー(リン酸鉄リチウムイオン電池)5000Wh程と、ACインバーター容量2000Wの正弦波出力を揃えれば、大半の電化製品を稼働させるだけの電力を供給するでしょう。
ここで、動作電圧として24V200AHのバッテリーを使用した場合は、ACインバーター容量2000Wではバッテリーからの出力電流は約85Aにもなり、配線(電線)は14sq(AWG6)が必要になります。sq=mm²
巷ではACインバーターの出力を自動車の12Vバッテリーから取り出そうと、2000Wや3000Wの製品を見掛けますが、入力電流は約170Aと約255Aにもなり、配線(電線)は38sq及び80sq(AWG2及びAWG 3/0 000)が必要になり、配線の加工は取り扱いが困難と高価になります。

さらには、バッテリー容量に対する充放電の仕様・特性は、公表値12V100Ahのバッテリーを1時間で完全放電させる場合は、最大出力電力値「1C」=1200Wとあります。
BMS非搭載のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーでは劣化とセル損傷を保護する為に、過放電電流値以内に収める必要があり、自動車に取り付けられている12Vバッテリーから2000Wや3000Wを取り出すには無理があります。
ベストなバッテリー・パワーの効率とか配線(電線)と、ACインバーターの効率を考慮すれば、48Vのシステムは欲しいところです。
金銭的に余裕のある人は蓄電システムは10KWh程を備えると大いに役立つでしょう。

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