五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

徳が総てを活かす 繁栄の法則に乗る 供養 叡智 成功に導き富を掴む心の法則 3

真の成功と真の富を掴むシリーズ、幸福への道シリーズ
当旧HP2001/5/16---2021/9/25ブログへ掲載
(主に霊脳研究1989年4月号より抜粋)「自分を活かし自分を超えるα波操縦術」でも紹介
残された年月を有意義に生きて速やかに次元上昇するにも学びが必要でしょう。

徳が人の総てを活かす(関連参考記事)

 人間の「徳」というものは、能力でも腕力でも知力でもありません。
 それは、その人に内在する身に付いた善業の結果なのであります。
 その人の身に付いた「高徳」な善業は自ずから善き雰囲気となって全身に現れ、何事を成さずとも、唯その大人物がそこに居るというだけで、周囲の人々に光明波動を放射して大いなる感化を与えるものです。
 それにより、周囲の人々を知らず知らずの内に幸福へと導くことが出来るのです。
 後世に名声を残すような大事業を成す人、大政治家、社会事業家など、いずれも世の中のために貢献した素晴らしい人々ではありますが、それらの人々は仕事を行う大いさによって人々を救うのです。
 大きな器を得るだけの相応な「徳」のない者が必要以上な「富」を獲得する時、「富」は彼を富ましめるよりも彼を破壊する方向に働くことになるものです。
 ですから先ず肝心な「徳」を積まずして「富」を与え給えと神に祈ってはならないのです。
 例えば、それ相応の「徳」のない者が宝くじで 1,000万円を得て、有頂天になり競輪や競馬、バー、キャバレー、クラブなどに通い出して病み付きになり、ついには逆に借金をしてローン地獄に陥って破滅し、ついに自殺をしたということが新聞に報じられていることも度々あります。
 このように自己に内在する相応な「徳」のない者が必要以上に富を得るとき、結果的には却って不幸を来すことになるのです。
 人間の最も滅びがたき永続性のある宝庫は「徳」なのです。
 世の中に流通する金品は、それ相応の徳なくして多くを得れば必ずその人を破滅に導くことになるのです。
 生命の充電に必要な快楽は、それ相応の徳なくして多くを得ればその人の魂を荒廃へと導く結果となります。

 皆が憧れる学力、才能、特技などでも、それ相応の徳なくして多くを得られれば、その人は詰まらぬことや悪事に使いたくなり、知らず知らずの内に破滅の人生へと進むことになるのです。
 人も羨むような美貌はそれ相応の徳なくしてこれを得られれば、その人を何時しか堕落へと導くことになります。
 金銭はそれ相応の徳なくしてこれを使えば、知らず知らずの内に浪費せられて間もなく貧しさが訪れることとなります。
 快楽はそれ相応の徳なくしてこれを貧れば、たちまち苦渋と変わるのです。
 美貌はそれ相応の徳がなければ年月と共に老い朽ちて痕を留めなくなるのです。
 しかし、それ相応の徳があればこれら総てのものを生かすことができます。
 金品はそれ相応の徳のある者がこれを使えば必ず人を救うことになります。
 快楽はそれ相応の徳のある者がこれを得れば、人生に興味と活力を添えることになるのです。
 学力、才能がそれ相応の徳のある者に備わるとき、博学となり善い企画を生み多くの人を幸福にします。
 美貌がそれ相応の徳のある者に備わるとき、いよいよ気品は高く気高くなって、その人に接するだけでも人々の魂を高めることができるのです。
 ところが、「徳」は一朝一夕にして備わらないものです。
 徳は日々の善き想念や行為の累積がついにその人の人格より発する、光輝となった「品性」のところのものだからです。
 それには、毎日人様のために働くとか人々に好感を与えるように、人々に便利を与えるようにとか、人々を何らかの形で救ってあげるとかすることによって、その人に何となく優しく温かい風貌が備わるようになって来るものです。
 少しづつ自己の内に蓄えられた「徳」が何時しか外へ光を放つようになったとき、その人の容貌は何とも言えない麗しく優しい、親しい、そして権威のある感じを有するようになるのです。



繁栄の法則に乗る方法

 宇宙には増加の法則というものがあります。
 例えば人口の増加、資本の増加、国民総生産(GNP)の増加、知的所有権の増加、時間空間の活用増加、情報量の増加など、あらゆる分野に様々な増加の法則が現実化しつつあります。ですから、私たちはこの増加の法則に逆らってはならないのです。
 お稲荷さんはその増加の法則を神格化した神殿であると云われています。
 稲は1粒の籾(米)から芽を出してから稲の株が分かれて穂先きに花が咲いて理想的に1万粒の籾が実る(実際は3割程)と農業試験場の研究者は言われています。
 あなたが、この増加の法則に素直に従うならば、あなたの繁栄や幸福は益々と増加するに相違ないことでしょう。
 何故なら、あなたは宇宙の一員であるのですから、宇宙から無限の供給と無限の繁栄とを譲られているのであり、あなたに向かって供給と繁栄の素はパイプの中に入れられ送られて来つつあるのです。
 しかし、そのパイプの中の流通を「自己縮小」の観念や「恐怖」とか、「不安」とか「疑い」とか「利己」の念で閉塞してしまはない限りに於いて、常にあなたの繁栄と成功の程度は増大するに決まっているのです。

キーポイント
 (1) 増加の法則に乗るためには、人間は霊的実在であり「神や仏の子」として、無限の可能性を内在しており物量的にも精神的にも霊的にも、能力に於いても智力に於いても、あらゆる方面にすべての力を宇宙生命より譲られていることを自己の潜在意識に強く印象することです。
 (2) 増加の法則に乗るためには、他者の繁栄として他人の事業の増大や財産の増大などを羨んではならないのです。
 他人の繁栄や成功などを羨んだり憎々しく思うならば、それは潜在意識にとって心理的に「自己同一視」と作用して、無意識の内に自己の繁栄や成功などを心の世界で拒絶したり否定していることになるのです。
 従って、自分の計画は失敗し、自分の事業は行き詰まり、ついに繁栄を失うことになるのです。
 (3) 増加の法則に乗るためには、先祖供養が必要です。
 ご先祖様はあなたの生命としての根であり、父母はあなたの生命の幹に当たり、枝に相当するのがあなたであり、葉や実は子供になるわけです。
 ですから、先ず根を培わねば、その植物は伸びないことは明らかであり、幹を無視して枝葉ばかりが栄えるということは決してないのです。

不成仏霊への供養

 先祖の霊が未だ成仏せずに迷っている場合には、そのような不成仏霊が早く救われたいと願って子孫へ念を送って来ることになるのです。
 ところが不成仏霊からの念は子孫にとってマイナスの要因として働き、繁栄の反対に失敗とか挫折など衰退の想念があなたに引っかって作用して来るものですから、あなたの運命も知らず知らずの内に自然衰退の道を辿ることになるのです。
 このような場合には、先祖の霊に対して「真理」の言葉による法供養やご祈祷によって先祖の霊の悟りを促し増進することが必要です。
 これにより迷っている祖霊の念波は少なくなるか無くなると共に、さらに開悟して神通力を増して高き御位へ移行した高級霊からの守護と指導のインスピレーションを受けられるようになり、自然にあなたの計画する事業は繁栄することになるのです。

神の智恵でベストを尽くす

 増加の法則に乗るためには、今いる所(立場)に於いて、自己の持てる総てのものを動員して与えるのがよいのです。
 手の中の駒を無駄に遊ばせて置くことは愚かなことであります。
 例えば、ここにある種子があり、手頃な農地のよい場所があれば種子を机の引き出しの中へ置くことは勿体ないものです。
 しかし、岩石地に蒔いたり、砂漠に蒔いたりしたのでは発芽しないのです。
 多くの収穫を望むのであれば、できるだけ肥沃な農地へ蒔かなければならないでしょう。
 ここで収穫の多い沃地と石地や砂漠のような不毛の土地との区別を愚かにも間違えるのは、神仏に祈り感謝の心で働き自然の叡智を受ける人と、自我による人間智のみで目先の欲得で行動する人との相違なのです
 目先の欲得で動くというのは、自分のみが利益を得ようとする考え方であり、自然の法則や心の法則に合わず失敗するのです。
それは、利己的で他から奪うという心の変化でもあるからです。

 続きに2020/9/20「頭と心で築く 貢献と奉仕で成功し富む 成功に導き富を掴む心の法則 4」があります。
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