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kamoshika

240RS作製記録 17

2016年03月10日 23時18分00秒 | 1/24 240RS

今回はボディの細かい部品の作製がメインです。

まずはボンネットのキルスイッチ。といっても針金を丸めてリード線の被服と組み合わせるだけです。

 

ボンネットに仮組してみる、まぁいいんでないかな。

 

次はアルミパイプにマイナスモールドを埋め込んで・・・。

 

キーシリンダー完成。フュエールリッドも同様に作製してます。ドアノブはマイナスモールドだけ埋め込む予定です。

 

ウォッシャーノズルを作ります、インセクトピンに光硬化パテを盛りつけ、ピンバイスに固定して成形。

細かく切ったプラ板でもよかったんだけど、塗装したボディに一発勝負で位置決めする自信がありませーん!

なので位置固定しやすいようにピンにした次第です。

 

ん~、アンテナかぁ。。。こうゆうこともあろうかと「さかつう」でアンテナを購入していたんだが、蝶ネジのない「Cタイプ」。。。

蝶ネジは「Dタイプ」なので新たに買いなおすか・・・、けどアンテナなんかそう使う場面ないしなぁ。

という訳で作ります、幸いスプリング状の部分から上はそのまま使用できるのでなんとかなるでしょう。

 

まず球体の部分はWAVEの丸リベットを貼り合せます、屋根のような形の部分は光硬化パテの削り出し。

 

んでもって蝶ネジ部分はプラパイプとプラ板で・・・、ハエたたきみたいだな。。。

そこから小さく成形していくと、芽が出て若葉になりました。ってオイ。 横にすれば蝶ネジになります。たぶん。。。

 

土台はおなじみガンプラ系のディティールアップパーツの組み合わせです。

これで大体の部品が揃ったかな。

 

各部品の大きさを調整して、あとは組み立てるのみ。

 

一応これで形になりました、蝶ネジをもう少し小さくしたかったけど、これで妥協します。

 

黒吹いてアルクラッドⅡでメッキ表現してやるとアンテナらしくなりました。

最後に土台の部分を半ツヤの黒で仕上げれば完成です。

 

ボンネットピンはエッチングでサクサクっと思いましたが円の部分が真っ平。。。

エッチングなので当たり前なんだけど納得いかないのでちょいと手を加えます。

アルミパイプの先端をつぶして穴あけ、これはボディ側からのピンになります。

フック部分は針金を円状にしたモノとUの字にしたものを組み合わせます。

 

ボディに仮組するといい感じです、ちゃんとスライドしてロックを外せます。

ボンネットオープンしないから意味ないんだけどね・・・。

それにしてもボディが汚い。。。

サフェ吹いた後、ほったらかしにしてるもんだから溝にはホコリや削りカスが溜まってるしぃ。。。

ん~、初めてだなこんなにマクロ撮影が上手くいったのは。そのせいでアラが見えまくり(ToT)

 

ドアミラーを作ります。この当時、US110のシルビア・ガゼールはフェンダーミラーですが、海外ラリーを目的とした240RSはドアミラーなんですねぇ。

240RSのドアミラーは形は日産汎用ドアミラーとほぼ一緒なんですが、一回りほど小さく尚且つ平面鏡です。

なので見える範囲が極端に狭いのが難点、軽量化のためなんでしょうかねぇ。

とりあずプラ板を削り出し(左)、丸みを付けていきます。(右)

 

ガラス面を軽く掘り込んだけど外周部分の精度が出なーい。(単に技術不足)

なので針金で枠を作り表現します。

モデラーの方々は洋白線を使いますよねぇ、自分はホームセンターで購入した様々な太さの針金を使用してます。

洋白線ってーのを使ってみたいのですが、なにせ針金が大量にあるので中々手が出ません。

 

瞬着で取り付けて・・・、溶きパテで形を整え。。。

 

あんまり精度出てない!? いや、当初よりだいぶマシです。

 

塗装してミラーシール貼って・・・、正直もうちょい手を加えたかったのですがここも妥協します。

 

トランクフックの作製です。

アンテナと同様に丸リベットを貼り合せ、あとはとプラ板、プラパイプで全体を作ります。

 

次にフックの球体を引っ掛けるステーを作ります。まずはヒートプレスして。

 

先端部分を切り取りポンチを使ってペーパーがけして、小さくしていきます。

 

ピンバイスで穴開けして、一方を開口します。これまた小さくて目が厳しぃー!

 

0.3mmプラ板に接着。

 

フックと仮組してみると中々納まりがよろしい、完成です。

一応、トランクフックは可動します。ってトランク開けないからこれまた意味ねぇ~!

 

次にフロントの黒い金網を作ります。0.3mmプラ板を切り抜いて。

 

その名の通り、黒い金網を取り付けます。

 

サフェ吹いて完成。この金網は実車では平面でなく「への字」です。

一応、そのように表現しましたが、まぁ取り付けてしまえばほぼ分かりませんね。

 

テールランプです。ただ単にクリヤーレッド、クリヤーオレンジだけ(右)だと味気ない。

なのでスモークにちょいと黒を混ぜたものをまばらに吹きつけ(左)アクセントを付けます。

旧車はこういったモヤモヤした感じのテールが多いんですよね。

 

ウインカーやバックライトなどは端っこに影をつけてやるとリアリティが増します。

つー訳で、これで大体の外装部品が出来上がりました。

 

汚かったボディはペーパーがけして洗浄、白を吹きました。

 

あぁ、もうこの白ボディでいいかも。。。って・・・、そうはいきませんな。

次回はトリコロールに塗り分けします。

 

 

<余談>

先日、友人から「○○さん(自分)」の車そっくりのがミニカーになってるよ。との連絡をいただき即Get!!

実は自分、240RSのオーナーです。

購入したのはイグニッションモデルから発売されたスタンダードの240RS。

 

こちら我が愛車の240RS。

240RSのスタンダードはホイールがエンケイメッシュの14インチなんですが、

自分のは16インチのメッシュに変更しています。

イグニッションモデルを見てみると、どー見ても14インチより大きいしリムも深い。やはりウチの240RSにそっくり!!

 

これはWebで販売されているイグニッションモデルの画像キャプチャです。

うぉい!川○さんの工場に保管されていた時の画像じゃん、因みにこの時、240RSは3台ありました。

1台目は業者に渡りトリコロールに塗装され、2台目はノーマルのまま○崎自動車から別のオーナーへ。

最後の1台が自分の愛車となっている訳です。

で、この画像・・・、オーナーにしか分からないのですが確実に自分の240RSなんです。

 

時は違えど同じ工場内で撮影した我が240RSです。

商品説明を見ると「モデルは実車の3D撮影を実施し、・・・」

取材された覚えはなーい、となると2台目のノーマル240RSが取材対象かな!?

などと思いましたが、そんな事より何よりこのイグニッションモデルは素晴らしい出来なんです。

偶然の産物??で我が240RSにそっくりになって製品化されている、こんな嬉しいことはありません。感謝、感謝です。

今まで1/43モデルがいくつか販売されましたが、イグニッションモデルはその中でも一番精密で仕上がりが良く秀逸です。

しかしあえて苦言を言わせてもらえば、リヤガラスの熱線はNGですね。

実車は軽量化のためフロントを除く全てのガラスがポリカーボネートになっており、当然ですが熱線はありません。

それとスミ入れの黒が主張しすぎだねぇ。

以上、余談でした。。。。