AKIYA Diary

時期が時期なので俺も日記を立ち上げます。

初恋話 ~そして...~ 

2005-07-17 00:44:08 | Weblog
今日は自分の初恋の話を書きます。
彼女と出会ったのは小4の終わり頃で俺が10歳の時...隣のクラスに転校生が来た。目がくりっとしててデッパ気味で明るくて気が強い女の子です。小5になってクラス替えをして俺は彼女と同じクラスになった...クラスは5-1。彼女も転校して来て間もなく5年生の最初の頃はおとなしくしてたけど勉強も出来て運動神経も万能。さらに体操を習っている。そんな彼女は5年の中盤入るとクラスの女子の中で一番目立っており、女子の中でムードメーカー的な存在になってた覚えがある。しかし男子の中では法子はあまり評判が良くなかった...何故なら相手が男子でもからかったりするとすぐつねったりひっかいたりして来るのは有名になっており席が隣になった事がある奴はみんな警戒していた...そして小6に上がってクラス替え無しでクラスの顔はそのまま...ある日...俺と彼女が隣同士の席になった...

俺は小学生時代から武闘派で生きなければならぬ宿命に翻弄され生きて来たが武闘派の俺も生涯で唯一「女」と喧嘩して泣かされた事がある...その相手が法子という女であった...ではどういう風に泣かされたのかと言うと素早い動きでビンタされ引っ掛かれフィニッシュに思いっ切り超強くつねられ俺は泣いてしまった...(爆)

しかもこの女に泣かされる事件は授業が終わりクラス全員が教室にまだいる時に起きた!!この俺が女に負けた...しかも皆の見てる前で...こんな屈辱は初めてだった...私は悔しくて泣きながら法子の家の近くまで法子を追いかけて行った...法子の所まで追い着くと執念で追いかけて来た私の姿を見て法子は当然逃げてった...

しかしその夜!!法子から電話があって「さっきはごめんね...明日からは仲良くしようね」って言う内容の電話があり次の日から法子は俺に優しくしてくれた...クラスでは俺が一番勉強遅れてたんだけど法子はそんな私に勉強を教えてくれた...他の女子は俺にそんなに勉強教えてくれたりしなかった。同クラスに友達が居なかった私にみんなと仲良くなれる様に色々してくれて彼女が居てくれたお陰で私は最後の小学校生活を楽しおくる事が出来た...俺はそんな法子に惚れてしまっていた...

しかし運命と言うのは皮肉なもの...幸せな時間は長くは続かなかった...
中学校が始まってから最初の頃俺は法子と一緒に登校していた。朝俺が彼女の家に迎えに行って...小学校の終わりの頃は彼女とこういう関係になってた事...そんなに学校とかでも目立たなかったんだけど中学入ってから色んな奴の話題のネタになり一気に俺と法子の話は広まってしまった...かたや白小一の切っての問題児...もう片方は色々な面で女子の中でも浮いている存在...。今考えればこりゃ良いネタになるわな...という事で恥ずかしがった法子に俺は嫌われてしまった(大泣)特に何か悪い事をした訳でも無かったのだが...

でもそんな理由で嫌われた法子の事を俺も嫌いになってしまって...それ以降は学校で俺と法子がすれ違う度に険悪なムードが漂っていた...またそれ以降法子が自分以外の男子と仲良くしてる所見て俺、超嫉妬して何人か喧嘩したっけ、当然全部勝ったけどwww負けてたまるかっつうんだ!!そして法子一番仲良くしてた奴にはキャンサーの黄金聖衣...というのは嘘だけど果たし状書いて(←いつの時代の人間だ俺は?(爆))廊下ですれ違った時にその相手に手渡し放課後これからその西村って奴とタイマンはろうとしてた時に法子と増田って女にとっ捕まり女便所の中に連れ込まれ説教されてる所を八代という先生に見つかり「金子ぉ。またお前か...お前今度は女便所の中で何やってんだ?」とさらに説教された事もあったっけ(笑)

それ以降は心の中で「じゃあ法子が恥ずかしくない男になろう」って頑張って色々やってたっけ...結果は学校でボンタン履いたり髪の毛染めていきがったりって感じだったけど...でも別に好きな女が出来て法子の事はそれ以降どうでもよくなっちゃったな~

でも思い出して見ると中2の後半位から仲直り出来そうな感じはあった...あいにく当時は自分事で自分からはそんな行動したりは絶対しなかったけど...また法子はその頃から暗くなっちゃってた印象がある...そして俺が悪さして鑑別入って学校行ってなかった時に法子が女ヤンキー共に暴力を振るわれて登校拒否気味だった話を聞いた。この頃法子は引っ越して学校にもあまり来なくなってた記憶もあるがあいつ...そういう事とか色々あって学校嫌いになっちゃったんだって思う。最後に法子と話したのは俺が教護院から出て来た時でその報告で彼女の家にかけた時だった...彼女が高校に入って間もない頃だ...どんな話をしたのか?覚えてるのは俺の卒業文集彼女が読んでくれて俺がこれからバンドとかやろうとしてた事応援してくれてたって事とか俺がこの電話をする少し前に俺の事を彼女がバスの中から見たって事...。それが最後に話した事。その少し後に法子と同じ高校行ってた奴に(確か斉藤だったか?)学年のクラスごとの集合写真で法子の姿を確認したのが最後...髪染めてパーマかけてたな...ギャルと言うより少しヤンキーっぽくなってたという事を聞いた。写真見て俺的には綺麗になったって思ったけど男子からの評判は相変わらず悪かった様だ...何度かあった同窓会も来なかったし、成人式でも見なかった...。その後にあった小6の時の同窓会の誘いも俺が電話入れたんだけど連絡は取れなかった...

そしてライスとの事が終わり色々考えてる最中に法子の事を思い出した...。もう10年以上も経ってる事だけど...大人になった今気付いた事はやっぱりチャンスがあったんならあの時ちゃんと仲直りするべきだったって思う...そうすれば俺があいつの事守ってやれたと思う。あいつのお陰で学校が好きになれたんだから俺がその恩返しをしてやりたかった...法子も後に気付いてくれたと思うんだ...中1の時に俺にした事...「悪い事した」って...だから仲直りしようと思えば出来た空気もあったと思うし...その時に俺がもっとしっかりしてればあいつを守ってやれた事も出来たかもしれない...それができれば法子は学校嫌いにならなかったと思うし同窓会だって喜んで来てくれたと思う...時間は経ち過ぎたけどこの事を思い出して気付いた時に俺はリアルにマジ泣きしそうになった...でも終わった事は元には戻らない...それでも俺はもう一度あいつに会って...何かがしたい...何をしたら良いのか?その現場にならないと俺にも解らないけど...

ライスの事がうまく行ってたらこの事には気付けなかったと思う...でもそのお陰で俺のもう一つの次にやる事が見えた!!会えるかどうか解らないけど法子と会って俺はあの時の自分に決着を着けてえ!!対人関係の宿命...法子にもあったよね...一時的に沢山友達出来たりするけど長続きはしない...俺と同じ様に子供の頃から付き合いのある信用出来る親友って法子にも居なかった...俺も似た様なものだ...そして俺と同じ様にお前は対人関係の事とかで苦労とかもした筈だ...だからこそ俺はあいつとの止まった時間を願わくば動かしたい!!今色々実家に帰ったり地元の奴から話を聞いたりして行方等を追っている...