正統保守の敵「日本教育再生機構」一部首脳を追撃します

「日本教育再生機構」が育鵬社から出した教科書は反日自虐。 新しい歴史教科書をつくる会自由社こそが正統保守教科書です

一部首脳の悪行―その3 売れる教科書が作りたい! 中韓におもねった扶桑社編集長・真部氏

2012-09-18 23:24:39 | 日記
ヒロシです。別名、阿呆葉台…青葉台ヒロシです。
ヒロシです。ヒロシです。ヒロシです。。。


 八木一派が起こしたつくる会分裂騒動には、さまざまな要因が絡んでいると前回書いたが、つくる会とともに「新しい歴史教科書」を平成13年、17年と2回発行してきた扶桑社の編集長・真部氏の行動もこの要因一つである。
 
 平成23年、扶桑社の子会社である育鵬社から発行された歴史教科書の記述は、目を疑うものであった。今、他のブログで騒がれている「育鵬社教科書盗作疑惑」にも驚かされたが、今回、注目するのは、記述の内容についてである。
 なんと育鵬社発行の『新しい日本の歴史』には、人名・地名のルビが日本語読みに、さらにご丁寧なことに現地読みが加えられているのだ。具体的な例を少しあげてみると
 
<人名>
  ・安重根(あんじゅうこん)と(アンジュングン)  
  ・袁世凱(えんせいがい)と(ユワンシーカイ)
  ・孫文(そんぶん)と(スンウェン)
  ・蒋介石(しょうかいせき)と(チャンチェシー)
  ・毛沢東(もうたくとう)と(マオツォトン)
<地名>
  ・遼東半島(りょうとう)と(リアオトン)
  ・広州湾(こうしゅう)と(コワンチョウ)
  ・山東半島(さんとう)と(シャントン)
  ・盧溝橋(ろこうきょう)と(ルーコーチアオ)
  ・重慶(じゅうけい)と(チョンチン)

といったところだ。ユワンシーカイにチャンチェシー??ルーコーチアオ?チョンチン??



私がかつて習った中学校の教科書は、左翼バリバリであったが、それでもこんな読みは表記されてなかったが…

 今、中学校歴史教科書を発行している会社は全部で7社。そのうち、保守系とされるのが自由社と育鵬社だ。残りの5社の教科書は、その程度に違いはあれ、やはり中韓におもねった記述や、不必要なルビ表記が目立つのは、けしからんが、まあそんなものだろう。
 しかし、なぜ、よりにもよって元つくる会系の人間たちが作った教科書の記述に、このようにありえないことが起きるのだろうか。

 キーマンはこの元扶桑社編集長の真部氏だったのだ。
 彼はつくる会が主導した初版『新しい歴史教科書』から編集に携わってきた。そして彼はその当時から、この中韓におもねるような2重ルビ表記を主張していたという。それで、そのような方針を断固受け入れられない、つくる会の執筆者と度々衝突があったと聞く。
 
結果、完成した教科書は、彼の理想とするものではなかった。思うような編集が出来なかったのである。それは平成17年の改訂版もそうであっただろう。

「自分の思い通りの編集方針でつくりたい」

「自分の理想とする編集方針に強行に口を出す、つくる会は現体制ではダメだ」

平成18年、八木一派によるつくる会乗っ取り工作が行われた。この絶好のチャンスに、彼が一枚噛まないはずはなかったのである。



では彼が目指した理想の教科書とはなんだったのか。彼はかつてこのような発言をしたと聞く。
「今のつくる会主導の教科書は右すぎて売れない。もっと売れるように左によるべきだ」


平成18年、扶桑社は「つくる会」との提携解消を決定し、新たに教科書発行会社・育鵬社を立ち上げた。そして真部氏は、つくる会を追われた八木一派が新設した悪の棲家「日本教育再生機構」とともに、〝理想〟の歴史教科書作成に今も日々励んでいるのである。(まあ、その作業の大半は他社教科書からのコピー&ペーストなのだが…)

「今度私たちがつくる教科書は、中国や朝日新聞にも批判されないものになります」
八木氏が当時『アエラ』のインタビューに答えたものだ。

中国社会科学院との交流を進めた八木氏、そして〝理想〟教科書を目指す真部氏。

面白いほどに、両者の思惑は一致していた。





▲育鵬社『新しい日本の歴史』P206とP209より
 育鵬社が目指した理想の教科書。これなら習様もご満悦だろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿