正統保守の敵「日本教育再生機構」一部首脳を追撃します

「日本教育再生機構」が育鵬社から出した教科書は反日自虐。 新しい歴史教科書をつくる会自由社こそが正統保守教科書です

<育鵬社の盗作問題②>八木秀次理事長、そりゃないんじゃない?

2013-03-14 06:04:52 | 日記
ヒロシです。もうネタが切れてきました。近々仕入れないと・・・



さてさて、前回、新しい歴史教科書をつくる会と育鵬社との間での交渉が決裂したことについて、思うところを書かせてもらいましたが・・・

それからすぐ、「つくる会」派の熱心な方からメールをいただき、とんでもない情報が入ってきました。

それは、前回も少し触れましたが、この問題の交渉は、いつのまにか「つくる会」と育鵬社の1対1になってしまっていて、あとの3者は逃げてしまったのかと思っていました。しかし真実はそれ以上だったのです。

日本教育再生機構理事長が、昨年11月8日付で、育鵬社に下記の衝撃的な内容の手紙を送っていたことがわかりました。(ブログ:八木秀次研究より


その内容は要するに、

「この問題がおきたのは、育鵬社さん、あんたらの落ち度だから関係者に謝るなりしてちゃんと処理してよね。それから裁判するなら、我々は関係ないから。そっちでやってよ。勿論お金もそちらもちでね。まあ困ったことがあったらアドバイスくらいのるよ」

八木秀次の本性、ここに見えたり、といった感じですね。小物とは思っていましたが、
まさに、「下衆の極み!」(笑)


一昨年の採択で、育鵬社教科書が大躍進したときは、方々で「我々の努力が実った」と手柄を独り占めして、関西の仏教会の重鎮からも顰蹙をあびた彼ですが、不都合が出ると一転、「僕、知―らない」で仲間を置いて逃げたわけです。

育鵬社って教科書を作って採択を広げるため、苦楽を共にしてきた最も大事なパートナーですよ。これをあっさり見捨てて、自分だけはのうのうと安倍政権の中に潜り込むとは・・・

これでは教育再生どころか、教育腐敗が進みます。

安倍さん、教育再生機構の理事の皆さん、本当にこれで大丈夫ですか?



〈衝撃の全文を掲載〉八木秀次研究より転載
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平成24年11月8日


株式会社育鵬社代表取締役社長 久保田榮一殿

一般財団法人日本教育再生機構理事長 八木秀次


申し入れ書


拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、貴社編集部が編集し、私どもが執筆・採択を側面支援した『新しい日本の歴史』について「新しい歴史教科書をつくる会」及び扶桑社版『改訂版 新しい歴史教科書』の執筆者の一部から「盗作」との指摘を受けております。

私どもとしては盗作に当たらないと理解しておりますが、この問題について貴社に以下の三点を申し入れますのでよろしくお願い致します。

敬具




一、『新しい歴史教科書』は貴社編集部が用意した原案に監修者・執筆者に名前を連ねた学者・教育者が検討を加えて完成したものである。

盗作との指摘は事実無根だが、そのような指摘を受ける原案を用意したのは貴社編集部の落ち度によるものである。

まずそのことを貴社として認識され、監修者・執筆者及び採択した教育委員会・学校に対して早急に事情の説明とご迷惑をお掛けしている旨のお詫びをして頂きたい。


二、以上のような経緯から今後予想される扶桑社版『改訂版 新しい歴史教科書』の執筆者の一部との訴訟は貴社が主体となって進めて頂きたい。

したがって訴訟費用は貴社が負担されたい。


三、上記費用は貴社が主体となるが、私ども及び改善の会も側面支援するので、訴訟の過程において相談を持ち掛けて頂きたい。

以上



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しかし、育鵬社はこんな仕打ちをうけても次回も彼と組んで教科書を出すのでしょうか?だとしたら相当なマゾ集団ですね(笑)

<育鵬社の盗作問題①> やっぱり悪いのは育鵬社じゃないか

2013-03-11 02:28:11 | 日記
ヒロシです。最近、嫁の働いているフィリピンパブにガサが入って、営業停止になってしまいました。私の薄給では食べていくのにやっとです・・・私もまたいつ左遷されるかもしれないし。こういう時こそ、得意の政界工作で乗り切らなければなりません。補佐官殿、近々またお邪魔しますのでこの件なんとかよろしくお願いします。


さて、昨年10月に新しい歴史教科書をつくる会が育鵬社の教科書を盗作だと発表しました。それからは支援者の一人として事態の行方をずっと見守ってきましたが、先日、育鵬社との交渉について、つくる会のホームページですべてが公開されたことを知りました。


さっそくお邪魔してみると、ふむふむ・・・これは予想外の展開となっていました。
簡単にまとめると

1.育鵬社、教科書代表執筆者、日本教育再生機構、教科書改善の会の四者あてに、交渉を求めたが、結局応じたのが育鵬社のみであったこと。(あとは逃げてしまったのか)

2.育鵬社との交渉が3度行われていたこと。

3.そしてその交渉で、つくる会が、「1社化」なる提案を行っていたこと。

4.育鵬社側は、「1社化」はおろか、問題を穏便に解決するためにつくる会が提示した全ての提案を拒否したこと。

5.4月にはこの裁判が始まること



うーん。裁判は教科書改善運動の長年の支援者としてはできればやってほしくないのだが・・・ただ、育鵬社の盗作を見逃すことも出来ないのは事実であるしなあ。


ただ、疑問なのは育鵬社の対応。色々公開された文書を読んでいると、裁判をやれば、間違いなくつくる会の勝ちになるだろう(逆にこれで育鵬社が勝ったら、もう日本の司法制度は根本から壊れている)。それなのに、なぜあえて一番ダメージの大きい裁判を回避する方法をとらなかったのか。つくる会も大幅譲歩案までだしているのに。


しかしこの問題について関係者の話を聞くと、「仲間割れをするな」「仲良くやれ」「ウチゲバだ」といったつくる会が悪者であるような意見が多いのだが、これも本質が見えていない人たちだと思う。元々悪いことをしているのは育鵬社であるし、裁判回避を選択しなかったのもまた育鵬社。これでつくる会が悪く言われるのでは、会の関係者はたまったものではないだろう。こういう意見を言う人間は、育鵬社に対して、ちゃんと謝るように言ってもらいたいものである。そうすればこんな問題すぐ解決できるのに。勘違いしている人間が多くて困ったものですね。


それからびっくりしたのはやはり「1社化」。これはいくらなんでも突然でしょうと思ったが、よくよく内容を読んだら、なるほど。この方法もアリだったかと。まあ、この案も育鵬社は蹴っちゃったみたいですけどね。


育鵬社さん、自爆の道を歩むのはご自由ですが、教科書改善運動まで巻き込むのは勘弁ですよ。