オールマイティにコメンテート(gooblog版)

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「ダ・ヴィンチ・コード」事件の先にあった宗教紛争の事実(gooブログ版)

2006-06-07 19:42:41 | 映画記事
なおこの元記事は

オールマイティにコメンテート「ダ・ヴィンチ・コード」事件の先にあった宗教紛争の事実 - livedoor Blog(ブログ)

となります。

20日に公開された

「ダ・ヴィンチ・コード」を鑑賞してきた。

この作品はキリスト教の是非を問う作品として

キリスト教から賛否両論が起こり、

上映初日から大反響を受けている。

ストーリーとしては宗教がらみの事件を

追っていくサスペンスであるが、

最後に衝撃的な事実に辿り着く事になる。

英語(外国語)嫌いな私が日本人の出演してない作品を

観るのはスターウォーズエピソードⅢ以来になるけれど、

そんな作品に触手したのは、

これがどんな問題作なのか?という点でした。

ストーリーは

始まりは、奇妙な殺人事件だった。

ルーヴル美術館で発見された、

ソニエール館長の他殺体が、

レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」

を模した形で横たわっていたのだ。

しかもそれは、瀕死の傷を負った身で、

自ら作り上げたものだった。

さらに不可解な暗号が残されていた。

ハーヴァード大学教授のラングドンは、

フランス司法警察ファーシュ警部に呼び出され、

捜査協力を求められるが、実は彼は第一容疑者でもあった。

ソニエールと面会の約束をしていたうえに、

暗号の中に名前が記載されていたからだ。

ソニエールの孫娘で暗号解読官のソファーが、現場に現れる。

ラングドンの無実を知っていた彼女は警部をだまし、

ラングドンを連れて逃走する。

警察の厳しい追跡をかわしながら、暗号に挑む2人。

ダ・ヴィンチが絵画に残した、歴史を揺るがす暗号とは?

ソニエールが深く関わっていたらしい、秘密結社の目的とは?

そして、彼から2人に託された、重大な真実とは-?


キャストは

ロバート・ラングドンを演じるトム・ハンクス

ソファー・ヌヴー演じるオドレイ・トトゥ

リー・ティービング演じるイアン・マッケラン

アリンガローサ司教演じるアルフレッド・モリーナ

ヴェルネ演じるユルゲン・プロホノフ

シラス演じるポール・ベタニー

ベズ・ファーシュ演じるジャン・レノ

ちなみに私トム・ハンクスとジャン・レノ以外知りません・・・

ストーリーの内容はミステリーサスペンスなんですが、

宗教問題が絡んでくる事がある意味問題作にさせている。

宗教の扱いはどの宗教も難しいのは

歴史を紐解けば解るんだけれど、

とにかく歴史の中には宗教戦争も多数あった訳であり、

今でもある。

どの宗教にも属さない人には

この作品単なるミステリーサスペンスになるのだが、

キリスト教に宗教としている人には大問題な訳だ。

神は人の子ではないというのが

どの宗教でも一致した見解なのだが、

ある意味それぞれの法律と解釈すれば良いのだが、

それが出来ていれば争いは起こらない訳で、

単純な問題じゃない。

ストーリーの中にも最初はレオナルド・ダ・ヴィンチ

の描いた絵画がこの事件を解くカギになっていくのだが、

事件が宗教紛争に絡んでいるのが

この作品をややこしくさせているので、

警察もキーワードの為に会う人達も神の域に

触れようとしているが為に利害関係が複雑になっている。

原作を読んでいない私とすれば、

この事件はどういうらせんの繋がりをしているのか、

確かにスピーリーで難解だった。

けれど、それが次第に線と線が繋がる事で

ある程度理解する事はできてくる。

問題は事件の発端であるキリスト教の

禁断な事実にあるんだえれど、

神と崇める事は開祖した者が神と崇められるのは

それは当然な事であるし、

キリスト教はイエス・キリスト、

イスラム教はモハメット、

仏教はシャカ、が神と崇められている。

それぞれは最初は人間である事はもちろん否定しないが、

霊界や天界が存在するなら、

人間の域を越えた者という解釈もできる。

1番最初の人が神と崇められ、

それが時代を超えて神秘的な神と称されるのは当然と判断できる。

ただ宗教を信仰している人にとっては

それは事実でも受け入れられない事として

教えを受けている以上それは人間ではなく神と崇める。

結局宗教それぞれが信じた結果人生が良くなるのなら

それは構わないとも思うし、

それぞれを侵略しないのであれば

それは十分認められる事だと思う。

この作品ではさらに血縁関係についても出てくるんだけれど、

まあ日本の場合でも天皇が1800年

継承されている事実があるのだから、

元は人間であるイエス・キリストに

子孫や血縁関係のある人物が

現代にいてもそれほど不思議の無い事だと思う。

最終的にはそこに辿り着く訳だけれど、

それが事実としてもイエス・キリストは

神であると信じてやまない人々には

受け入れられない事なのは理解している。

事件は事件でさまざまな謎めいたコードが

出てくる点ではミステリーとしては面白いだろうが、

宗教問題が絡む点では何とも言い難い作品とは言えるだろう。

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