オールマイティにコメンテート(gooblog版)

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「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」人間とイルカの通し合った実話ストーリー(gooブログ版)

2008-01-27 13:49:46 | 映画記事
なおこの元記事は

オールマイティにコメンテート「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」人間とイルカの意思疎通し合った先にみた実話の再生ドキュメンタリーストーリー - livedoor Blog(ブログ)

となります。

7日公開の映画

「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」を鑑賞した。

この映画は30年以上生きているイルカのフジが

原因不明の病気で尾びれを切除して泳げなくなった

フジをもう1度泳げるようになってほしいと

人口の尾びれを作って実際に泳げるまでを

描いた実話のストーリーである。

イルカは人間以上の知能を持っていると言われるが、

この映画ではそれ以上に人間とイルカのふれあいで

意思が通じ合う事も確り描かれている。

下半期第1弾は実話のドキュメンタリーという事で

一部手ほどきをされているものの、

殆どは実際にイルカのフジが泳いで飛べるまでを

描いているのでネタバレというべき内容になってしまうのだが、

そこまでの過程を考えると

簡単な事じゃないと感じる事はできた。

それはレビューで書くとしたい。

キャスト

新しく美ら海水族館新任してきた獣医で、

最初は飼育中心に不満もあったが、

イルカのフジと接する事で水族館での仕事に生きがいを

見出していた矢先にフジが原因不明の壊死により

尾びれを切除する苦渋の決断を迫られる。

もう1度フジに泳いでもらおうと

奔走する植村一也演じる松山ケンイチ

両親に捨てられたと思い込み毎日学校にも行かず

フジに会いに来ていた少女で一也に

「泳げないイルカはイルカじゃない!」

と投げかけ一也にフジを泳がせる事のキッカケになる

少女玉城ミチル演じる高畑充希

イルカのデータを見るだけの獣医ならいらないという

方針の元美ら海水族館を運営している

福原謙三館長演じる山崎努

美ら海水族館叩き上げの飼育員でフジの治療に

疑問を感じ一也に強く当たる比嘉剛演じる池内博之

同じ美ら海水族館の飼育員で比嘉と対照的に

フジの様子を見守る望月ユリ演じる坂井真紀

美ら海水族館の職員行き着けのカフェを

運営している日下部七海演じる永作博美

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

あきらめない、再び自由に泳ぎ生きる日を

沖縄美ら海水族館に意気揚々と赴任した

新米の獣医・植村一也を待っていたのは飼育員の作業。

それはイルカのことをよく知らなければ

治療はできないと考える館長の方針だった。

理想と現実のギャップに思い悩む日々の中で、

3頭の子どもを産み育て“ビッグマザー”の異名をとる

フジの尾びれが壊死し始める。

尾びれを切除し一命はとりとめたものの、

フジは泳ぐことをやめてしまう。

一也は人工尾びれを作ることを提案する。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして実話を元にしたストーリーなので

何処に焦点を絞ってみるかによって

この作品の良し悪しが出るかもしれないが、

私としてはあくまでイルカのフジが泳げるまでに

焦点を絞って鑑賞した。

イルカと人間とのふれあいはまず

イルカを飼育する事から始まる。

確かにイルカを知るにはイルカを飼育して

初めてイルカの事を知る事になるという方針は

私も間違っていないと思うし何より、

触れ合う事で動物でもその癖があるので知る事ができる。

私の場合は猫と触れ合う事が多いけれど、

猫でも臆病な猫もいれば人懐っこい猫もいる。

さらに猫にも好みの食べ物があって

猫でも魚に見る目も向けない猫もいれば、

魚に目のない猫もいる。

私も魚を食べない猫は猫を飼って初めて知ったんだけれど、

そのように猫は必ず魚が好物という訳じゃないように

イルカもそれぞれの好みと性格が必ずある訳で、

それを知るにはまず飼育する事から

イルカを知る事でイルカを知っていく。

そして赴任してきた一也が出会った

フジはかつて静岡の富士の水族館から

やってきた事でフジと名づけられ、

3頭のイルカを生んだビックマザーとして

30年以上生きているイルカのフジ、

実際に実物のフジがそのまま撮影で泳ぐので

ストーリーの中でも主人公はイルカのフジという

見方をしてもいい位でもある。

実在する人物を描く事は珍しくないけれど、

実在して実際に泳ぐ生き物を撮影するのは

例があまりないんじゃないかと思う。

動物の撮影は動物が何時その通り動くのかわからないだけに

撮影する方が相当難しい撮影になったと思うけれど、

その泳ぐ姿を確り撮影する事ができたのは

フジがその意図を読み取ってくれたからだと思う。

それ以上に前例のないイルカの人口尾びれの

開発プロジェクトを立ち上げて

実際に泳げるまでの過程は短い時間で

描くのは難しいと差し引いても

上手く入れる事ができていた。

一也と恋人との遠距離恋愛は入れなくても

良かったかもしれないが、

イルカを毎日観に来ていたミチルの存在は

キッカケを描くという点では入れてよかった。

実際に関わった人をモデルにしている作品として

動物にも確り意思があり、

人の気持ちを確り感じ取っている事を

教えてくれた作品としては

動物と人間の距離を身近に感じられた作品でした。

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