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県庁ねぶた囃子方

県庁ねぶた囃子方のブログです。
活動報告や、囃子方のみなさんへの連絡事項等を掲載しています。

祭検討特別委員会報告書(4)奨励機能について

2007年12月08日 | 報告書
(しばらくサボっておりました。反省

1)審査員
・審査委員に芸術関係者を増やし、20名以内を25名以内とする
・一般審査員を10名以内から20名以内とする
・きめ細かい審査のため、3部門(ねぶた、運行跳人、囃子)ごとに分けることも一考

2)審査方法
・一般審査員の審査日を2日~5日の4日間とする
・ルール違反には、失格・運行停止・審査対象外・減点・注意などランクをつける
・減点基準は審査委員会で決める
・最優秀制作者賞のほかに優秀制作者賞2名を設ける
・点数配分(ねぶた60%、運行跳人25%、囃子15%)は現状どおりとする
・事前審査は取り止め、審査員の自由な観覧とし、団体からのPRはしない
・審査場所は基本的には特定していないが、事務局で2箇所(住友生命ビル前、裁判所前)用意している場所を、曲がり角などに設けるよう検討する

3)審査結果発表
・6日に表彰式と記者会見を行う。審査委員長から講評を行う。

4)後継者育成
・事業は伝承育成委員会が担う
・ねぶたミュージアムの中に講習会会場を設けるよう要望していく

祭検討特別委員会報告書(3)まつり健全化対策、保存会の役割、実行委員会の役割について

2007年11月24日 | 報告書
○まつり健全化対策について
まつり健全化対策を継続していく(衣装の徹底、参加ルールの徹底等)
ハネトのあり方や参加の基本ルールを定め、啓蒙活動に努める
継続して跳ねることができる疲れない跳ね方を研究し、ビデオ等を作り啓蒙に努める

※「疲れない跳ね方を研究」ですと(^^。研究している様子をぜひ拝見したいものです。


○保存会の役割
保存会の「責務」と「保存伝承の基準項目」を定め、保存会規約改正案を作成した
できるだけ早くメンバーを決め、保存会を立ち上げる
顕彰(名人位)の基準については、委員会の意見を参考にし、保存会で協議する

※「青森ねぶた祭保存会(昭和54年設立)」というのがあったそうで、知りませんでした。重要無形民俗文化財の指定を受けた際に、ねぶたの保護団体として設立されたようですが、現在、休眠状態だそうです。

※保存会規約改正案に「青森ねぶた祭保存伝承の基準(案)」というのが添付されています。その中に「囃子」の項目があります。
・囃子は雨天中止、雨上がり再開、集合、小屋出し、出発準備、進行、小休止、大休止、戻り、小屋入れなどとする。
・囃子の構成は太鼓、笛、手振り鉦とする。
・進行囃子は七節とする。


○実行委員会の役割
実行委員会・各委員会の役割、構成メンバーの方向性を定め会則の改定案を作成した(現状:総務委員会、奨励委員会、運行委員会、渉外委員会、海上運行委員会)
奨励委員会を伝承育成委員会と審査委員会に分ける



祭検討特別委員会報告書(2)運行コース・運行方法・運行時間について

2007年11月23日 | 報告書
※項目ごとに、「現状と主なる意見」は省略して、「対策・方向性」のみ抜粋します。

1)運行コース
国道・新町・本町通りの約3.1kmを運行コースとする(現状どおり)
運行がスムーズにできるよう信号機、感知器、道路標識等の整備を要望していく

2)運行方法
運行方法は当面「一斉スタート・一斉解散方式」とする
将来的に再度「吹流し方式」を検討していく
終了後の帰路のコースの有効活用を検討していく
市制100周年のような自由運行を検討していく

3)運行時間
ゆとりあるねぶた運行とするため、運行時間を15分~20分延長することを要望していく

4)ねぶたの大きさ、寸法(規格)
幅9m、奥行き7m、高さ5mを基準とする(現状どおり)
ねぶたの規格検査を行う
ねぶたの大型化に対応できるよう信号機、感知器、道路標識等の整備を要望していく

※次回は、「まつり健全化対策について」です。

祭検討特別委員会報告書(1)概要

2007年11月23日 | 報告書
かしわぎです。

報告書を入手したので、何回かに分けて情報提供します。
検討の報告書なので、全てが実現するわけではないようです。
今後の方向性ということでお読みください。

今回は、概要についてです。

目的
 祭が抱える諸問題を整理し、将来への方向性を示す

メンバー
 委員長 蝦名 文昭 (社)青森観光コンベンション協会会長
 副委員長 佐藤 健一 青森市助役
 委員
  武田 隆一 青森商工会議所副会頭
  對馬 忠雄 (社)青森観光コンベンション協会副会長
  若井 敬一郎 (社)青森観光コンベンション協会理事
  勝又 貞治 青森ねぶた運行団体協議会会長
  千葉 作龍 青森ねぶた運行団体協議会制作委員長
  柳谷 秀康 青森ねぶた運行団体協議会囃子委員長
  太田 誠 青森ねぶた囃子連合会会長
  奈良 秀則 青森商工会議所観光文化委員長
  澤田 繁親 作家・ねぶた研究家
  釆田 正之 ㈱東奥日報社社会部長
 オブザーバー
  櫛引 淳治 青森ねぶた運行団体協議会事務局長
 事務局
  (社)青森観光コンベンション協会
  青森市経済部観光課
  青森商工会議所

検討項目
1 運行コース・運行方法・運行時間について
2 まつり健全化対策について
3 保存会の役割
4 実行委員会の役割
5 奨励機能について
6 市民並びに観光客の受入対応について
7 祭りの賑わいづくりについて
8 ねぶたミュージアムについて
9 その他

報告書本体はこちらに↓
ねぶた祭り検討特別委員会(観光コンベンション協会)