4月15日、NHKのBSプレミアムの「プレミアムカフェ」で「ＢＳ特集 スポーツ実況放送の８０年」が放送された。
「プレミアムカフェ」はウエブサイトによると「“NHK BSの あの番組をもう一度見たい！”
そんなアナタの思いにこたえて、過去のBSの名番組をゲストと共に楽しむのがプレミアムカフェ。」ということで、NHKスベシャルなんかの名番組を取り上げて放送してくれる。
「ＢＳ特集 スポーツ実況放送の８０年」は昨年の秋に一度放送したのを録画したのだけれど、あまり期待してなかったので画質の悪い”長時間録画”にしてた。ところが見てみると、大相撲の双葉山対安藝ノ海戦だとか、コルティナダンペッツォオリンピックの猪谷千春さんの男子回転だとか、興味深い映像が多かったので、「これは、再放送があったら、録画し直さなくてはあかんなぁ」とずっと思っていた。
で、4月15日の放送を画質優先で録画。
本編前後のキャスターとコメンテーターによる番組の紹介や感想など必要ない部分を編集でカットしていると、おかしなことに気がついた。
本編である「ＢＳ特集 スポーツ実況放送の８０年」の長さ(時間)が、前に録画したものと違うのだ。
去年録画したものが1時間31分だったのに、今回のものは2～3分ほど、短い。
NHKの番組だからコマーシャルのカットに失敗したわけでもないし、「変だな?」と。
で、改めて見なおしてみて、判った。
前回の放送(2015年10月)にはあった、清原和博の甲子園時代の映像がバッサリとカットされて放送されていたのだ。
まあ、前回放送時は逮捕前で、今回は逮捕後。起訴されて公判前で保釈中。
多分、それでカットしたのじゃないかと思うけど、一寸納得いかないところも残ってしまう。
プロ野球での記録については、覚醒剤の開始時期との問題もあるだろうけど、まさか、高校時代に既に手を染めていたなんてことはありえないと私は考えている。
そして、目立った記録を残せなかったプロ野球時代に比べて、清原の甲子園での記録のなんと輝かしいことか。
通算での最多本塁打記録13本(単独)は勿論として、1大会での最多本塁打記録(春(複数)/夏(単独))、1試合で最多本塁打記録(春(複数)/夏(複数))にも清原和博の名前がある。
これだけの記録について、「スポーツ実況放送の８０年」で全く無視してしまうのも、いかがなものか、なと。
そう言えば、前回録画したものも、1時間32分と凄く中途半端な長さだった。
もしかして、前回録画したものも、オリジナルから何かカットされていたのかな。