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機関投資家のウラをかけ! 機関投資家の全体像

2009-03-30 22:23:48 | Weblog
株をやり始めた頃、その前に投資信託を買っていたこともあって、投資信託が持っている株を買っておけば安心なのではないかと考えた。そこで、いろいろな投信の目論見書を見て、出資する銘柄を検討していたことがあった。今から考えると、投資信託と個人投資家では投資形態が全く違うのだから、個人が投信の真似をしても意味がないことはわかる。しかし、あの頃はそんなこと考えもせず、プロの真似をしていたら儲かると考えていたのだ。若かったものよ。個人投資家が投信の買い目を真似るなんて、ソバ屋の出前が少しでも早く走ろうとして、オートレーサーの真似をするようなものだ。

巨額の資金を運用している機関投資家は、株式相場に大きな影響を与えている。しかも、機関投資家の発注量は非常に多いため、長い期間をかけて売り買いを実施するので、株価が上がる場合も下がる場合も、長いトレンドを描くことが多い。したがって、ぼくたち個人投資家は、機関投資家が作り出す長いトレンドに乗ることができれば、中長期にわたって儲けることができるのだ。

機関投資家というのは一つの組織になっていて、運用のトップがいて、その下に株式運用を担当する、ファンドマネジャーと銘柄調査を担当するアナリストがいるという形である。会議でファンドマネジャーとアナリストが意見を述べ、それを総括してトップが投資判断を下す。ファンドマネジャーがその指示に従って、実際に株式を売買するというのが、彼らのかなり大雑把な行動形態だ。

投資雑誌などではファンドマネジャーがスター扱いされたりするが、現実にはファンドマネジャー個人の裁量で銘柄判断している機関投資家は少なく、チーム運用が主体である。
そのため、機関投資家同士で投資判断としては似たような結果になることが多い。だから、われわれ個人投資家は、個々の機関投資家の動向を調べる必要はなく、全体的に彼らがどのような投資をしているかを考えるだけで、機関投資家の裏をかくことができるのである。


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