世界は動く、私は思う

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日経平均4000円説?

2008-12-15 13:58:42 | Weblog
 日経平均が大幅反発している今日に限って書くようなネタではないが、前回の5000円説に引き続き、今日は4000円説があるという話。

 昨日の毎日新聞に載っていたのだが、前回の話と言い、今回と言い、キワモノ的で相手にされなさそうだが、それなりの根拠はある。

 株価反騰のシグナルは多いらしい。二つ例を出すと、株の配当利回りが国債の利回りを大きく上回っていること。過去の例から考えて、大きく反騰する場合が多いという。また、株価純資産倍率(PBR)が1を切っている企業多いというもの。これは論理的には、その企業を買い取って資産を売り、負債を払うとおつりが来る状況である。これも株価底打ちを示すシグナルだと言われている。

 では、日経平均4000円説とは。株価収益率(PER)が東証一部では約15倍。欧米諸国が8~10倍というから、これはかなり高い。日本株は海外株に比べ過大評価されているということになる。かつては「日本経済の成長率は米国よりはるかに高いから、PERも高くて当然」と説明されていた。しかし、今日の日本経済の潜在成長率は米国よりずっと低い。日本株が割高でいいという理由がないのだ。
 日本株のPERは欧米並みに修正されるだろうという前提で今後の日本企業の利益を展望しつつ計算すると、日経平均は4000円台ということになってしまうという。

 割安論か割高論か、どっちが正しいのだろう。おそらくここ2~3ヶ月で答えが出るのではないか。


浅田真央がグランプリファイナルで優勝した。彼女の精神的な強さは賞賛に値する。

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