#やまとことばの研究 新着一覧

71.いろは歌の解釈 その5 『中論』から見た今できる最善の解釈
今までの考察を受け、あらためて『いろは歌』の解釈を書きます。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 いろは歌は、素直に読めば、無常の世を越えて悟りの世界へ誘(いざな)う歌のように読め

70.いろは歌の解釈 その4 龍樹とアリストテレス
いろは歌の解釈のためにナーガールジュナ(龍樹)の『中論』を読みました。中村元先生の本を通じてです。龍樹は観念実在論と戦っていたのですが、同...

69.いろは歌の解釈 その3 相待(そうだい) 長いという言葉は、短いものがなければ意味を為さない
いろは歌の中の「有為の奥山」という言葉の意味を調べていて気が付きました。「有為」とは、...

68.いろは歌の解釈 その2 受験文法で読み解くいろは歌 浅き「夢見し」か「夢見じ」か
娘の受験に付き合って受験古文を勉強してきたので、その成果を生かしていろは歌を解釈してみ...

67.いろは歌の解釈 その1 「人はいさ心も知らず」との比較 空海と紀貫之
紀貫之さんの「人はいさ心も知らず」の歌といろは歌を比べてみました。ネット情報によると、...

66.『人はいさ 心も知らず』 紀貫之
小名木善行さんという方のユーチューブやブログをフォローしています。小名木さんは、私を素晴らしい日本の歴史の世界に誘...

65.万葉集のはじめの歌『こもよみこもち』 その13 最終回 私こそあなたに告げめ (告げたい)
それでは、最後にこの歌の読み方を確認します。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜篭毛與 |こもよ美篭...

64.万葉集のはじめの歌『こもよみこもち』 その12 我こそは、背な(あなた)にはつげめ
我<許>背齒 告目 家呼毛名雄母さあ、最後の段落です。「我」さっきまで雄略天皇は、自分のことを「吾」と呼んでいました。ここで「我」と書いているのは、言う人が変わったからです。よ...

63.万葉集のはじめの歌『こもよみこもち』 その11 空に見つ 前方後円墳の謎
前回スルーしましたが、ずっと議論の焦点だったことを改めて説明します。自分の領地がどんどん広がっていることを、「空から見て」分かるのでしょうか...

62.万葉集のはじめの歌『こもよみこもち』 その10 係り結び「こそ+已然形」の成り立ち
「こもよみこもち」の歌に戻ります。虚見津 |山跡乃國者押奈戸手 |吾許曽居 師<吉>名倍手...

61.万葉集のはじめの歌『こもよみこもち』 その9 「蜻蛉の臀舐」も「空から見れば分かるはず」
「蜻蛉(あきづ)の臀舐(となめ)の如くあるかな」日本を形容した神武天皇の言葉です。神々が日本をどのように形容したか、という話の続きです。初代天皇