Ｆ１の“ドン”エクレストン氏が強盗被害

　世界的な富豪で、国際自動車連盟名誉副会長を務めるバーニー・エクレストンＦ１統括会社代表（８０）＝英国＝が４人組の強盗に襲われたことが２６日、わかった。２４日晩にロンドン市内、バッキンガム宮殿近くの本社前で暴行され、２６２０万円相当の宝石類を強奪された。頭部を負傷したが、命に別条はないという。

　Ｆ１では今月、ブラジルＧＰの会場付近で強盗事件が発生。同ＧＰの継続開催を危ぶむ声に、同代表は「ブラジルよりロンドンの方が危険だね。被害に遭うのはすきの多いのろまが多いけど」と反論したばかりだった。