前回の話の続き。
よくよく考えたら、「『ペール・ギュント』ってどんなお話しなのよ?」ってのを全然知らない私(苦笑)
ちょっと調べてみました。
…
「ペール・ギュント」、ひでぇ話だ(笑)
主人公のペールは、ウソつきで仕事嫌いの上に妄想好き。
父親は道楽者でさんざん散在したあげくにご臨終。
ただただ息子を溺愛する母親オーゼと貧しい2人暮らし。
ペールにはソルヴェイグという恋人がいながら、元カノであるイングリッドの結婚式で彼女をさらって山の中へ逃走。
そして嘆き悲しむイングリッドに飽きたらポイッ!
Σ(=゜ω゜=;) マジ!?
その後、放浪し続けた先で山の魔王とやんややんややってから家に帰るとちょうど母親が死ぬ間際。オーゼは最愛の息子に看取られながらご臨終。
その後、アフリカに渡ってすっかり一人前のペテン師になって大もうけ(ぉぃ
モロッコでベドウィンの部族に迎えられ、酋長の娘アニトラを誘惑したつもりが逆に騙されたあげく財産を全て取られるハメに。
その後、また大金持ちになり帰郷する途中で船が難破。
命からがら帰り着いたペールは、彼をずーっと待ち続けていたソルヴェイグと再会。
彼女は彼を許し子守歌を歌い、そしてペールはその安らぎの中で息絶える。
…
ソルヴェイグにとって、こんな一生かけて待ち続けるほどペール・ギュントは魅力ある人間なのでしょうか?(苦笑)
一生好き勝手やり放題な男を女がひたすら待ち続けるなんて、婦人団体からクレームが来そうです(笑)
それとも、ソルヴェイグは裏切り者に引導を渡すためにひたすら待っていた……わけではなさそうですよね、さすがに(^^;)
とりあえず、「何でノルウェーのお話しにアラビアが?」という軽い疑問は解決しましたので、よしとしましょう。
で、今回私たちがやる曲の背景を見ると、ちょっと前回書いた印象とは違う点がちらほらと。。
■朝
これが調べてびっくり!モロッコ、というかサハラ砂漠の朝だったのね(^^;)
ちょっと曲がみずみずしすぎますぞ(笑)
砂漠をイメージしながらこの曲を演奏するのは何か違うような気も。
でも、水場もちゃんとある街で風が無い静かな夜明けならそれなりにフィットするかな?
…やっぱ正統的に北欧をイメージした方がよさそうな気がします(苦笑)
■オーゼの死
チェロ・バスがゴーッと入る部分は前回のとおりでいいかもしれないけど、低音が無い部分については、死ぬ前に息子の顔を拝めた穏やかな満足感
みたいなものも表現したいところですね。
いやぁ、つくづくパーカッションが無い曲でよかったと(ぉぃ
■アラビアの踊り
これはベドウィンの娘たちの歓迎の踊りですからね
楽しくやれればいいかと。そんだけ(ぇ
■ソルヴェイグの歌
ペール・ギュントを異界に送る「異界送り」の曲だったのかぁ(ちょっと違うって…^^;
子守歌ってことですが「永遠の眠りにおつきなさい」って意味合いは(ねぇよ〆(--;)
いずれにしても、わがままペールに対して
「長い間走り続けてきたのね、お疲れさま。でももう無理しなくていいのよ、ゆっくりお休みなさい」
っていう広~い慈愛の心を持って演奏する必要はありそうで。
…って無理だろ、こんな男に(笑)
つくづくパーカッションが無い曲でよかったと(ぉぃ
そうそう、ペール・ギュントってもともとはノルウェーの伝説上の人物らしいのですが、元からこんな人物なのでしょうか?
だって個人的にはあまり共感できない(苦笑)
もともとはもっと憎めないキャラなんでしょうかねぇ?そして、こういう話を「ペールってバカだなあ」とか「すげーなぁオイ」と軽く楽しめちゃう国民性なのでしょうか?
確かに何度でも大金持ちになるペールのバイタリティはすごいと思いますが。
日本の昔話だととんち名人は出てきますが、ペテン師、しかも世界を股にかけた女好きとなるとなかなかいないような。
ここら辺は、風土の差なのかなぁ?
…な~んて悩んでてもしょうがないんで、ここは「ペテン師」の設定は忘れることにします(ぇ
これでこの曲の演奏はバッチリだねっ♪
ってホントかよ…(苦笑)
よくよく考えたら、「『ペール・ギュント』ってどんなお話しなのよ?」ってのを全然知らない私(苦笑)
ちょっと調べてみました。
…
「ペール・ギュント」、ひでぇ話だ(笑)
主人公のペールは、ウソつきで仕事嫌いの上に妄想好き。
父親は道楽者でさんざん散在したあげくにご臨終。
ただただ息子を溺愛する母親オーゼと貧しい2人暮らし。
ペールにはソルヴェイグという恋人がいながら、元カノであるイングリッドの結婚式で彼女をさらって山の中へ逃走。
そして嘆き悲しむイングリッドに飽きたらポイッ!

その後、放浪し続けた先で山の魔王とやんややんややってから家に帰るとちょうど母親が死ぬ間際。オーゼは最愛の息子に看取られながらご臨終。
その後、アフリカに渡ってすっかり一人前のペテン師になって大もうけ(ぉぃ
モロッコでベドウィンの部族に迎えられ、酋長の娘アニトラを誘惑したつもりが逆に騙されたあげく財産を全て取られるハメに。
その後、また大金持ちになり帰郷する途中で船が難破。
命からがら帰り着いたペールは、彼をずーっと待ち続けていたソルヴェイグと再会。
彼女は彼を許し子守歌を歌い、そしてペールはその安らぎの中で息絶える。
…
ソルヴェイグにとって、こんな一生かけて待ち続けるほどペール・ギュントは魅力ある人間なのでしょうか?(苦笑)
一生好き勝手やり放題な男を女がひたすら待ち続けるなんて、婦人団体からクレームが来そうです(笑)
それとも、ソルヴェイグは裏切り者に引導を渡すためにひたすら待っていた……わけではなさそうですよね、さすがに(^^;)
とりあえず、「何でノルウェーのお話しにアラビアが?」という軽い疑問は解決しましたので、よしとしましょう。
で、今回私たちがやる曲の背景を見ると、ちょっと前回書いた印象とは違う点がちらほらと。。
■朝
これが調べてびっくり!モロッコ、というかサハラ砂漠の朝だったのね(^^;)
ちょっと曲がみずみずしすぎますぞ(笑)
砂漠をイメージしながらこの曲を演奏するのは何か違うような気も。
でも、水場もちゃんとある街で風が無い静かな夜明けならそれなりにフィットするかな?
…やっぱ正統的に北欧をイメージした方がよさそうな気がします(苦笑)

■オーゼの死
チェロ・バスがゴーッと入る部分は前回のとおりでいいかもしれないけど、低音が無い部分については、死ぬ前に息子の顔を拝めた穏やかな満足感

いやぁ、つくづくパーカッションが無い曲でよかったと(ぉぃ
■アラビアの踊り
これはベドウィンの娘たちの歓迎の踊りですからね

楽しくやれればいいかと。そんだけ(ぇ
■ソルヴェイグの歌
ペール・ギュントを異界に送る「異界送り」の曲だったのかぁ(ちょっと違うって…^^;
子守歌ってことですが「永遠の眠りにおつきなさい」って意味合いは(ねぇよ〆(--;)
いずれにしても、わがままペールに対して
「長い間走り続けてきたのね、お疲れさま。でももう無理しなくていいのよ、ゆっくりお休みなさい」
っていう広~い慈愛の心を持って演奏する必要はありそうで。
…って無理だろ、こんな男に(笑)
つくづくパーカッションが無い曲でよかったと(ぉぃ
そうそう、ペール・ギュントってもともとはノルウェーの伝説上の人物らしいのですが、元からこんな人物なのでしょうか?
だって個人的にはあまり共感できない(苦笑)

もともとはもっと憎めないキャラなんでしょうかねぇ?そして、こういう話を「ペールってバカだなあ」とか「すげーなぁオイ」と軽く楽しめちゃう国民性なのでしょうか?
確かに何度でも大金持ちになるペールのバイタリティはすごいと思いますが。
日本の昔話だととんち名人は出てきますが、ペテン師、しかも世界を股にかけた女好きとなるとなかなかいないような。
ここら辺は、風土の差なのかなぁ?
…な~んて悩んでてもしょうがないんで、ここは「ペテン師」の設定は忘れることにします(ぇ
これでこの曲の演奏はバッチリだねっ♪
