平成18年4月14日早朝、ぽん太は虹の橋を渡りました。
享年、11才と4ヶ月でした。
あまりに突然の別れでした。
滅多にない出張で、10日から2日間福井へ。
留守の間、東京のお母さんに泊まりに来てもらいました。
12日、いつも通りに過ごしました。
13日、いつも通りに過ごし、1時頃一緒に就寝
14日朝5時、何故かいつもより早めに目が覚め、ぽん太とまる太を起こしました。
まる太が起きました。
ぽん太は、お布団の横で寝ています。
何度呼んでも起きません。
「
ぽん太、ぽん太、ぽん太~」
爆睡していると思い抱きかかえたら、なんと冷たい
何が起こっているのか・・・
体は冷たくても、眠っているような穏やかな寝顔。
嘘でしょ、なんで?
ぽん太も悪ふざけが過ぎるわよ。
起きなさい
起きて
お願いだから起きて
30分位経過したでしょうか・・・
現実を受けいられないまま東京のお母さんに電話。
早朝の電話に何かあったと察した東京のお母さん。
「ぽん太が、ぽん太が・・・」あとは声になりませんでした。
すぐにタクシーで駆けつけてくれました。
冷たくなったぽん太を見て、「寝ているみたい」と一言だけ言って抱きしめてくれました。
まる太は、大好きなお兄ちゃんのそばを離れません。
全くいつもと変わらなかったぽん太。
どうして?
それとも、ぽん太のSOSを私が気づいてあげれなかったのでしょうか?
滅多に無い出張で、東京のお母さんに泊まりに来てもらいましたが、東京のお母さんが泊まるのは滅多にないこと。
ぽん太は東京のお母さんとも楽しい時間を過ごし、ぽん太なりのお別れをしたのだと思います。
そして、私が出張から帰ってくるのを待って、私ともしっかりお別れをしてくれたのだと・・・
死因は、わかりません。
原因を知りたいと思いましたが、あまりに穏やかな死に顔だったので、そのままお別れすることにしました。
4月1日、何年かぶりにお弁当を持って、立川の昭和記念公園にお花見に行きました。
これもまた今となっては、虫の知らせだったのかもしれません。
残念ながらカメラを忘れ写真が無いのが残念です。
携帯で撮った最後の写真。
お兄ちゃんと一緒でとっても楽しそうなまる太。
まる太は滅多に笑うことがありません。
今改めて見て、涙が止まりません。
お花見から2週間後、こんな結末が待っていようなんて思いもしませんでした。
あまりに突然で、辛い別れになりました。
なんで気づいてあげれなかったのか?
あれもこれもしてあげたかった
もっと長生きして欲しかった
犬と暮らしたいと思い、ペットショップで出会ったぽん太。
私は、まるまるしたシーズーが気に入ったのですが、親友が「この子にしなさい」と・・・
小さい頃実家で犬は飼っていましたが、一人で犬を飼うのは初めてでした。
まさに試行錯誤。
散歩に行っても一歩も歩かない。
犬が散歩をするのは当たり前と思っていた私は、ビックリしました。
1ヶ月後、突然数メートル歩いた時の感動は忘れません。
ぽん太が来てから1年後、まる太を迎えましたが、仲良しになるまで相当の時間がかかりました。
毎年、岩手の実家に帰りました。
土が好きなぽん太は、大喜び。
いつだったか、実家でぽん太がいなくなりました。
みんなで探しましたが、どこにも居ません。
外に逃げた・・・
私は半狂乱でした。
すると、台所の戸棚の中で、魚のあらを美味しそうに食べていました。
戸棚の戸が少し開いていて、食いしん坊のぽん太匂いに誘われたのでしょうか?
生だったので心配しましたが、大丈夫でした。
それから、毎年帰省すると真っ先にその戸棚に向かっていました。
ぽん太命だった私、ぽん太が亡くなってからの半年間、殆ど記憶がありません。
辛くて辛くて・・・
でも、一番辛かったのはまる太だったのに、まる太にかまってあげることすら出来なかった私。
我が家に来てからいつもずっと一緒だったぽん太兄ちゃんが突然居なくなり、一人でのお留守番。
どんなに心細かったか・・・
ぽん太を探し回ったらしく、締めてある和室の戸を開けようと必死でガリガリした後が今でも残っています。
今更ながらに、まる太ごめんね。
ぽん太が亡くなって20日後位のまる太です(実家にて)。
表情が悲しみを物語っています。
ぽん太も通院が多かったです。
皮膚が弱く、シャンプーをしても肌がすぐべたべたになります。
病院の先生に、「ラーメン屋の床みたい」と言われるほどでした。
犬歯が二重に生え麻酔にて抜糸
去勢
膝骨蓋脱臼のため手術
皮膚が弱くベトベトの皮膚のため3日に一度のシャンプー
外耳炎
平成16年8月31日深夜突然の全身発疹のため緊急入院
ぽん太の1周忌の昨年4月、ぽこと出会い、我が家に迎えました。
ぽん太が導いてくれたご縁だと思います。
沢山の思い出をありがとう
お空で沢山のお友達と楽しく過ごしてね
まる太&ぽこ&とわのこと見守ってね
そして
我が家の子になってくれてありがとう
ぽん太の死と同時期、パソコンのデータが消えました。
ずぼらな母ちゃん、バックアップ取っていません。
業者に依頼し復活を試みましたが、写真だけ復活できませんでした。
普段からあまり写真も撮っていなかったので、あまり写真がありませんが、しばしお付き合い下さい。
順不同となりますが、お許し下さい。
セキセイインコのタカちゃんと・・・(タカちゃんの事はまたいずれ)
実家にて
一時期6キロあったぽん太
さよならぽん太・・・
土が大好きだったぽん太
実家の土に眠っています
お気に入りの2枚の写真
<おまけ>
皮が大好きだったぽん太。
片付けないで玄関に置きっぱなしだった母ちゃんが悪いのですが、10足近くのヒールが犠牲になりました。
それも必ず片方しかやらないのです。
そして、限定MIHAMAのヒール。
一体いくらになるの?
それも今となっては思い出です。
お忙しい中お付き合い下さりありがとうございました。
とても辛い別れとなりましたが、ぽん太は私の心の中で生き続けています。
今、母ちゃんにはまる太&ぽこ&とわがいてくれます。
母ちゃんは幸せ者です。
ご心配をおかけしているまる太ですが、肝臓の数値は安定しましたが、腎臓の数値が下がらず継続治療となりました。
頑張ります。
相変わらずののろのろ更新
ですが、これからも宜しくお願いします