西表島 POLEPOLE アウトドアツアー

急がず焦らず、ポレポレな毎日を志すツアーショップのブログです。

カヤック 全塗装の巻

2015-04-27 21:11:31 | ツアー道具
POLEPOLEのツアーでメイン艇のカヤックをお色直ししました。
次回の作業のためにも記録として書き残します。
 
「道具」として酷使され、僕の手に渡ってもなお現役のカヤック。
G.W.直前の作業になりましたが、なんでこんな時期に作業する事にしたのか思い出せません・・・
 
船底は船舶用塗料のゲルコート仕上げ。
これで少々ぶつけられても大丈夫。
でもお客さん、あんまり激しくぶつけないでね。笑
  

 
まずは元の塗装を電動工具(男のマキタ・オービットサンダー)で表面だけ少し削り、塗料の乗りを良くします。
近所迷惑ごめんなさいの時間です。
 
船底は少しアイボリーに近い白色が良かったのですが、今回は普通の白。
硬化剤とマゼマゼして制限時間内に塗り上げます。
 

 
気温25℃、硬化剤1%の比率で20分は普通に塗装できました。
硬化後はカチカチのツルツルなので船足が早くなりそうな予感。
 
カヤック内も透明トップコート仕上げ。
紫外線がモロなので色付きが良さそうですが今回は透明で。
 

 
硬化後は茶色掛かった透明になります。
 

 
この透明のトップコート、混ぜ具合が悪かったのか混合比がイマイチだったのか、硬化後もベト付く場所が少しありました・・・
でもカッチカチのツルッツル。
 
 
そして今日、デッキ面の塗装。
色は悩みましたが、今回は赤。
まずは入念に下地作りをして、脱脂の後、マスキング。
ミニ四駆少年時代、旧車大好き青年時代が蘇ります。
 

 
今日はあいにくの晴天。
野外塗装には向いてないので、近所の展望台へ移動。
広い日陰ですし、風下は山なので近所迷惑ではないのが救いです。
 

 
どんどん塗装します。
今回は高級ラッカースプレー。
ウレタンスプレーや自動車用缶スプレーが良い様ですが、先立つものが・・・涙
 

 
野外なので虫が着いちゃうわけですが、びっくりするくらいの虫の数。笑
ま、これも思い出ということで。
 

 
ロング缶のスプレー、合計8本。
きっちり使って完成。
頭がボーっとするくらいシンナー吸ってしまいました。
 
しかし塗装は面白いですし大好きです。
どんどん愛着が湧いてくるイベントです。
 
トレーラーをそ〜っと引っ張り、帰宅。
今度はシームラインの塗装。
またマスキング・・・面倒です・・・
 
何故かブラックのトップコートを買い忘れ、日にちの猶予が無いので油性ペンキで代用。
なんでG.W.前にやらなかったのか・・・?
 

 
そして頃合を見てマスキング剥がし。
この瞬間も大好き。
でもマスキングは面倒。ホントに面倒。
 

 
よっしゃ・・・
明日のツアー後に艤装を完成させ、ツアーに使える状態にできます。
最初に乗るのは当然僕です。笑
どれくらい漕ぎが軽くなるのか楽しみ。
 
あ~、進水式しようかな・・・
船首にお酒掛けないと。
ワイン買っていこうかな・・・
泡盛の方が良いかな・・・
 
マングローブでも海でも映える闘魂レッドのカヤック写真に期待が高まります。
 
 



G.W.へ向けて

2015-04-19 21:56:18 | ツアー道具
もうすぐゴールデンウィーク。
まだまだ予約が入っていない日もありますが準備を終えました。
ここは離島ですから通販の荷物が届くのは遅いですし、手に入りにくい物もあるので早め早めです。



 
これは飛行機ではなく船で運ばれるので、発注したのを忘れた頃に到着します。笑



 
もういくらあっても困らない単三電池。
ケイビング用です。
 
 

 
やっと、やっと縫い終わったヒップガード。
しかし不具合発生でまたまた補修です・・・
次は絶対に市販品を探し出して買うんだ・・・笑
 
 

 
もう必要ないとは思いますが、子供用のレインウエアを購入しました。
色んなバランスを考慮してこのレインウエアに決めました。
どんなレインウエアでも一日で穴が空いてしまいそうですよね。笑
でも子供は元気が一番です。
 
 

 
救急キットもチェック。
ベト付いてきたテーピングは交換、他も使える状態かチェック。
自分で使う用のアロンアルファなど追加。
パックリ切れたら傷口接着できます。
 
 
これで準備は完了。
 
あ、塗装前のカヤックが一艇使用不能・・・準備終わってなかった・・・
急がないと・・・笑
 
 

新ツアーポイントのリサーチ

2015-04-19 21:30:52 | ツアーフィールド
今日は友人とリサーチへ。
夏までに、できたらレギュラーメニュー、間に合わなければ何とかリピーター様だけでも、と思っています。
 

 
 
ロープでの確保が必須になりますが、難易度はシャワークライミングコースと同等、沢の水量も距離も全体的にスケールダウンしていますが、面白い要素はしっかりあります。 
 
距離が短く、体力の消耗が少ないのは嬉しいです。
普段オフィスワークで体を動かさないお客様は沖縄の暑さだけで相当疲れますからね・・・
そこに水中での遊びが加わる疲労感は「ビールが美味いでしょうね!」だけでは済まされない。笑
子供のような体力は遠い昔の話ですからオーバーワークは怪我の元。
 
水浴び度が高くスリルも味わえ、ちょっとした達成感も味わえる「紳士淑女にちょうど良い」コースです。 
この沢ともう一つの沢で遊び、午前のマングローブカヤックと組み合わせる予定です。
 
100点満点じゃないけれど夏でも貸切で遊べる貴重なツアーポイントとなりそうです。
 
 

 
これから危険箇所の検証や緊急時ルートの確保、水量変化による諸々リサーチ、一番面白いルート検証後にレギュラーメニューに昇格させます。
 
夏までに急がないと・・・
ツアーが無い日は遊んでると思われているフシがありますけどね。笑

カヤック カスタム日記

2015-04-02 19:49:33 | ツアー道具

またまたカヤックネタでごめんなさい。
暇な時にでもどうぞ。
今日は一軍復帰したカヤックを前にテンションが上がってしまいました。
 
これまたシーラカンス級の二人乗りカヤック。
ラダーという船の舵(かじ)のアルミ板が使い勝手悪いので作成しました。



 
このラダーが長いんです。(65cm!)
後ろに乗ってる人がロープで引き上げる時に重いですし、長いので取り回しに注意が必要。
かと言って切って短くしてしまうとカジの効き具合が悪くなりそう。
 
まずはダンボールで型取り。
元のブレードが水中に入っていた面積を小さくすることなく幅を広げて対応。
天気いいですね。
 

 
これをカット。
 

 

 
そして断面を滑らかになるよう削ります。
電動工具万歳!の瞬間です。
 

 
近所迷惑な騒音、ごめんなさい・・・
 
そして完成の品。
 


 
カスタム前と比べるとかなり形状が違いますよね。
細長い方がカッコいいですが・・・
 
そしてカヤックを捕まえやすいように周囲に黒ロープを這わせ、ゴムひもを交換し、完成。
嬉しくて駐車場で乗っちゃいました。
 

 
通常ツアーにはデカ過ぎるんですが、見た目によらず楽に速く漕げますし、運ぶのも軽いです。
(最近のシーカヤックはもっともっと軽いんです・・・)
 
今気づいたんですが、ちょっと板の幅広すぎましたかね?笑
単純に面積の問題ではなかったかもしれません・・・
ま、近いうちに乗ってみますし、ダメならまた削ります。
失敗はウェルカムです。
それも勉強です。
 
喫水線から水中に入ってる深さは他のカヤックと大体同じに設定しました。
そして材はアルミの3mm。
石垣は西表と違って修理部品は何でも売ってるんです。
  
アルミは腐食が少ないですし加工しやすいですし優秀ですね。
そしてまた新たな工具が欲しくなるのでした。
 
塗装用の道具もスプレーも全て「離島の救世主 amazon様」で発注しましたし、次は遂にカヤックの全剥離全塗装です。フフフ・・・