憩いのひと時 ブラームス＆レナード・バーンスタイン

ブラームスの交響曲は第１番と第４番が有名ですが、今回は第２番です。
冒頭に静かに聴こえてくるホルン　メロディーを奏でるヴァイオリン　牧歌的で明るい曲調になっています
ブラームスは第１番を22年間かけて作曲したそうですが、この第２番は作曲期間がわずか４カ月だそうです　
その辺からも、この第２番をリラックスして書きあげたのがわかります
ベートーヴェンになぞらえて「ブラームスの田園交響曲」とも呼ばれています

楽曲構成
　第1楽章 Allegro non troppo
　第2楽章 Adagio non troppo - L'istesso tempo,ma grazioso
　第3楽章 Allegretto grazioso Presto ma non assai
　第4楽章 Allegro con spirito

ブラームス　交響曲第2番ニ長調作品73　第1楽章　バーンスタイン

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団


バーンスタイン

(1918年8月25日 - 1990年10月14日)

バーンスタイン作曲の「ウェストサイドストーリー」は有名なので、今回は「キャンディード序曲」です

キャンディードのあらすじは
何者かに連れ去られた恋人を取り返すために、青年キャンディードが冒険の旅に出ます
リスボンで大地震に遭遇したり、スペインの宗教裁判で死刑判決を受けそうになったり、
伝説の黄金を探すために南米に行ったりしながらも、苦難をあるがままに受け入れようとする姿を描いている物語です

興行的には成功したとはいえないミュージカルですが、生前バーンスタインは、この曲を「靴の中の小石」と形容して深く愛したそうです
晩年の８８年に大改訂を施し、最後に録音を残した曲でもあります　バーンスタイン先生の楽しそうな指揮ぶりをご堪能ください


ロンドン交響楽団

by Kanon