レモンとごん太

わが家のわんちゃんたちの記録を残していきたいと思います。

チロ(その1)

2019-05-28 05:45:58 | Weblog


チロは父の亡くなった年に、愛護センターの譲渡会で貰い受けた。
ほとんどが2〜3カ月の子犬ばかりで、可愛い犬ほど人気が高く抽選になった。
チロはこれといった特徴のない雑種犬で、よく似た3兄弟の一頭だった。
子供の頃に近所で貰った子犬によく似ていたので、
一目見るなり私は決めていた。
3頭のうちのどちらにしようかと迷っていると、差し出した私の手に
チロが近づいて来てくれた。
それから数日後にチロはわが家へやってきた。
子供の頃に貰った子犬は、すぐに病気になってしまい
家から突然、いなくなってしまった。
私は犬の飼育に関する本を買い、大事に育てようと思った。

レモン (その1)

2019-05-25 07:20:58 | Weblog

レモンはびっこを引きながら、隣の飼い犬についてきたそうだ。
私がそれを知ったのは、お隣さんが保健所にレモンを引き渡す
ことを話しにきたからだ。これで2度目だった。
前回、保健所に引き渡された犬がどうなったのかを
知っていた私は、すぐさまレモンを引き取った。
人懐っこくて綺麗で、明らかに人に飼われていると思われた。
まだ3〜4か月の子犬なので、飼い主は近くに住んでいる人だと
見当ををつけた私は、地区内にあるスーパーや自治会の
掲示板に迷子のポスターを貼らせてもらった。
しばらくたってもレモンの飼い主は現れなかったが、
車にはねられたという情報が得られた。
動物病院へレモンを連れて行って骨折していることがわかり、
飼い主は引き取りにこないのではないかという気がした。

ごん太 (その1)

2019-05-24 13:34:47 | Weblog

ごん太は市内の小学校に捨てられた犬だった。
学校の関係者が那覇署へ届けたようで、
たまたま仕事で立ち寄った私は、駐車場に置かれていた犬舎に
ちょこんと座っているごん太を見かけた。
数日後に愛護センターへ移されると知り、少し考えてから引き取った。
正直あまり可愛いとは言えない雑種犬で大きくなりかけた子犬
だったけれど、里親を探してあげようと思ったのだ。
半年ほど前には、近所に迷い込んできたレモンを預かっていた。
1頭も2頭も同じではないかと、その頃の私は簡単に考えていた。
その後私は、沖縄県における動物たちの実情を知ることになった。

旅立ち

2019-05-23 15:21:23 | Weblog


記事を書くのは10年ぶりになるだろうか?
2週間ほど前に、ごん太が亡くなった。もう我が家に犬はいない。
小さな庭がやけに広く感じる。
一緒によく遊んだ頃の写真しか手元にはないので、
3頭のわんこ達の記録を残しておきたいと、またブログを始めた。
いなくなるとしばらくは、後悔ばかりの毎日だ。
ああすれば良かった、こうすれば良かった、もっと何かして
あげられたのではないか。。
どんなに嘆いても、彼らが戻るはずはない。
せめて、楽しかった日々を忘れないでおきたい。