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USB接続のHDDからSMART情報を読み出す(外付けHDD or SATA/IDE-HDD変換ケーブル)

2011年10月19日 | ノウハウ


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→ New!「SMARTに対応した 外付けHDD、SATA/IDE-USB変換ケーブル」

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ウチにはハードディスクをUSBに接続する変換ケーブルが2つあります。
 
左が最初に買ったIDE専用のUSB変換ケーブル。右がSATAに対応するために買い直したものです。
PCから外した状態の裸のドライブをちょっと繋いで使いたい時に大変便利です。

先日、使ってないHDDを選別して調子の良くない物を処分したのですが、その際、
古い方のケーブルに繋ぐとS.M.A.R.T.情報が読み出せない!事に気づきました。
(SMART情報ってのは↓こんな感じで、HDDの健康状態の目安になる情報です)
  フリーソフトのCrystalDiskInfoでSMART情報を読み出して表示したところ。

そう言えば、USB接続ではSMARTが読み出せないとか言う話を聞いたような気もします。
でも、新しい方のケーブルでは読み出せていたはず・・・
確認してみると、新しい方のケーブルに繋ぐとIDEもでSATAでもちゃんと読み出せます。
この違いはどこから来るのか?

調べてみると、意外な事が分かりました。
なんとHDDをUSBで繋いだ場合、SMART情報を読み出す方法は標準規格で決まってないのです。
じゃあ、どうして読み出せる場合があるのかと言うと、HDD-USB変換に使っているチップに
メーカー独自のコマンドでSMARTを読み出す機能を持っているものがあり、
それに対応したソフトを使った場合のみ読み出すことが可能、という事なんです。

各社のコマンドは非公開のため、CrystalDiskInfoの作者の方は、いろんなメーカーのもの実際に購入し、
コマンドを解析して分かったものに対応しているそうです、頭が下がりますね。
そういう状況なので CrystalDiskInfoにしても「USB 接続の外付けディスクは 一部機種 のみ対応しております。」
という説明になっています。また他のソフトでは全く読めないものがほとんどです。

と言うことで結論としては、USB接続のハードディスクでSMARTが読み出せるかどうかは、
「製品のチップ次第」なので「やってみないと分からない」と言うことになります。
CrystalDiskInfoを使ってSMART読み出し確認できた製品を紹介しておきます。

 ・GroovyのSATA/IDEドライブ用 SATA&IDE-USB2.0変換アダプタケーブル
 ・IO-DATAの外付けハードディスク HDC-EUKシリーズ
 ・BUFFALOのポータブルハードディスク HD-PEシリーズ

対応してない外付けHDDを使っている場合どうしてもSMARTが見たければ、
分解して中のドライブを取り出して変換ケーブルで直接繋いでしまえばいいので、
SMART対応の変換ケーブルは1本持っておくと便利かと思います。


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