テイオウゼミ

タイトルはセミの名前ですが内容は
住吉大社初辰まいりのことや
広島と大阪2拠点生活のことが多いです

入院3日目・手術前日

2011年12月08日 | 浸潤性小葉癌・乳房再建

明日は手術日なので、お風呂の時間も決まっていて、看護師さんから1番風呂を用意されてる。
もちろん外出はダメで、病棟内のみで、離れる時も、ナースステーションに声を掛けるように言われてます。


AM8:00朝ごはん、AM8:30にエコノミー症候群予防に手術時に履く弾性ストッキングのサイズを測るので、ちゃちゃと食べる。

PM8:30過ぎに手術に必要なものを看護師さんが確認。
弾性ストッキングのサイズを計ってもらう。
腋毛チェックも・・・ 

一息して、11:30にお風呂に入る。


PM0:00昼ごはん。
PM1:00に手術時の準備や段取りの説明のDVDを明日手術を受ける皆で鑑賞する。

アイソトープの予約時間がPM2:00で、本当にバタバタ。
アイソトープ科に行って、自分の名前のスリッパに履き替え待合室で待つ。


アイソトープ検査はセンチネルリンパ節生検のために、患部周辺にアイソトープ(放射線医薬品)を注射して、注射後2時間後に寝た姿勢で15分撮影撮影。

注射後部屋に戻り、2時間後に再度アイソトープ科へ、専用の検査着に着替えて、CT室を広くしたような部屋で撮影、その合間に検査技師さんと雑談、

 「病院にお勤めだと病気になっても安心ですよね。」

 「そうですね、でも、昨年、大腸ガンになったんですが、違う病院で手術しました。」

 「え、どうしてですか?」

 「あまりに知り合いが多すぎてね。」

 「そんなものですか。」

そうかもねー、内情が分かっているのも善し悪しなんでしょう。
ましてや、お尻の穴を見せるんだしね。
少し休んで、気分が悪くないかチェック後、部屋に戻る。

病室って乾燥していて、お肌がカサカサ。
談話室で、晩ごはんまでハダクリエでお肌をお手入れをする。
手術前に、何をするって感じですが。


今夜の晩ごはんも、美味しい。

明日は1日絶食だけど、お口をすすぐことは可能らしいので、お茶やお水をコンビニで、買って冷蔵庫に入れておく。

気が効く私は付き添いの方が読むための雑誌までご用意している。

そうそう、今日も友達は来てくれました。

その後、お向かいのベッドで同じ日に手術する人が
「乳房温存で部分切除でも再発率は変わらないから,なるべく、綺麗にって、お願いした。」
と、話されているのを聞き、胸がザワザワした。

2012.10.16記
前日でなければ、もう一度、医師が来たときに「私も」って言えただろうか? 
今になって、後悔ばかり・・・

どうなんだろう。私には、これから手術される方にしか、伝えられないけど、 手術したことで寿命が全うされることになったとして、人生80年の残りの人生で自分の下した決断で辛い思いをしないようにして欲しい。
誰が見なくても、自分が辛いこと、特に男の人には、死んでも理解できないことだから、自分が納得して、
納得のいく治療をしてもらうようにしてほしい。

温存もできないで乳房切除の道しかなかった方もいるでしょう。
著しく変形してしまった私のような方で、乳房を再建をしたいと願うなら、再建しましょうよ。
私は48歳ですが、再建するつもりです。
あと30年も、辛いのは堪らないから、オッパイ貯金をしています。

ためていいのは、お金だけ!ストレスは、ためないように。

あとは、どこに転移するか分からないガンが再発しないように願うばかりです。


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