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深枕が吠える!

障害者と街と俳句と時事

電機のおばあちゃん

2011年06月23日 | 日記


 私の母は孫たちに電機のおばあちゃんといわれていた。長い間大牟田の稲田電機に勤めていたからいつの間にかそう呼ばれるようになった、仕事の内容は無線機売ったり、小さい電気屋から依頼があった電子部品を取り寄せて売ったり、学校から注文があった拡声器を取り付けに行くのが仕事だった。古いアマチア無線化の中て母を知らない人は潜りだといわれていたそうだ。
 ある日、黒服を着た男たちが母を訪ねてきたそうだ。母恐る恐る応対てみると、「おばさんに頼みたいしことかある」というと、「うちのバスに一番Wワット数の高い拡声器を付けてくれないか」のことだった。それから4日後,母はサービースの人を連れて行きバスに取り付けたそうです。とりつけは1時間ぐらいで終わって、いざ、集金というとき誰が取りにいくかでになると、男の人はビビって役にも立たないといって、結局母がいくことになったそうだ。いざお金をもらうとなると母は足がすくんだそうで、それから母は気を引き締め事務所にお金をもらいにいッたそうだ。事務所に入った母は早速、納品書と請求書を切ってこういったそうた。「私も生活がかかっているから現金で払ってくれと大声で言ったそうだ」。そういった母だが孫に子供ができたときはとても喜んでいたがたが、2年前亡くなった。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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懐かしくなりました (耕一です)
2011-06-23 21:30:10
電機のおばあちゃんの話懐かしく思いました。僕たちはいつもおばあちゃんではなく、電機のおばあちゃんで呼んでいました。
街宣車の話もおばあちゃんに聞かされていました。強いおばあちゃんでしたね。
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