死の床のカミーユ・モネ 2017-05-12 11:41:59 | 日記 印象派最大の巨匠のひとりクロード・モネによる異例的な人物画作品『死の床のカミーユ・モネ』。本作に描かれるのは1867年に未婚のままモネとの間に長男を出産し、1870年にようやく結婚した画家の妻カミーユ・モネ(旧姓カミーユ・ドンシュー)であるが、その姿は死を迎えた状態にある。 本作が制作された1879年に、ヴェトゥイユでカミーユ・モネは(おそらく子宮癌のために)32歳という若さで夭折してしまうのであるが、モネは後年、友人である政治家ジョルジュ・クレマンソーに対して次のように語っている。 « ファッションの都・パリに初... | トップ | ダンス教室(バレエの教室) »