Dolce ~甘く、優しく~

TNR活動の会から引き取った、臆病でおとなしい男の子猫との生活

週末のドルチェ…2

2014年05月12日 | 今日のドルチェ

昨日のブログで、皆様からたくさんの励ましのお言葉を頂きました。

有難うございます。

 

「続く…」なんて書いてしまったけど、

その後をどうまとめたらいいのか?

しばらくブログは無理かな?と思ってましたが、

忘れないうちに記録しますね。

 

***

我が家から、Iさんに紹介された国立市の病院までは、

休日の渋滞もあって、思っていた以上に大変な道のりでした。

なんとか予約の時間までに辿り着きましたが、

30分過ぎても、まだ呼ばれず…。

Iさんの紹介だったからなのか?

事前に提出した血液検査の結果が気になられたのか、

「院長が直接診ますので、もう少しお待ちくださいね」とのこと。

 

院長先生は、意外にお若い方でしたが、

「とても払えない値段で入院を勧められた」と、私が説明したためか、

この検査はどうしても今やった方がよい、その費用はだいたい〇〇円ぐらい…

など、

とても丁寧に説明して下さいました。

そして、こう一言

「今は治療法を考える段階ではなく、

どうして肝機能の数値が悪いのか、原因を探る段階なんです」

そうだよ、当たり前のことなのに、昨日どうして気が付かなかったんだろう?

「数値を下げる」為に、即入院」なんて、おかしいに決まってる。

 

触診の後、ドルチェだけ残され、お腹の超音波検査をしました。

 

「お腹に直径2㎝程のしこりが見つかりました。」

先生のお話を正確に記憶している訳ではないですが、

このような内容でした。

「それが数値に影響を与えたものなのかどうかは、今の段階では分かりませんが、

しこり…悪性の腫瘍も疑わなければいけません。つまり癌ですね。」

 

そして胸のレントゲンと、そのしこりの組織を採取する為、

再び私は待合室に出ました。

癌…

もちろん最悪のケースを事前に伝えて下さっただけなのだけど、

癌なんていやだ!

ドルチェは餌もろくに与えられない環境で、2~3か月過ごし、

保護された後も、兄弟の中で最後まで里親が見つからず、

やっと我が家に居場所を見つけた仔なのに。

 

我慢しても我慢しても、眼頭は熱くなり、トイレに閉じこもってしまいました。

 

この段階では、癌細胞は検出されませんでした。

更に検査機関の結果を待つことになり、

それによっては摘出手術も必要になるかもしれません。

 

その日は前日と同じ皮下点滴をして、

また長い道のりを、渋滞に巻き込まれながら帰宅しました。

その後ドルチェも、私も、ボロボロに疲れ切ってしまいました。

 

今日は仕事も休みで、しっかりドルチェの側に居られました。

ところが、昼間はいつものように私がソファに座っても、

膝に乗ってこない。

それどころか、慌ててソファから降りて、畳んだ布団の隙間に入ってしまう。

その後も、滅多に上がらないケージの2階で寝ていたり、

なんだかいつもと様子が違いました。

 「猫は具合が悪いと、隠れるようにじっとしている」

またまた気持ちが沈んでしまいました…。

 

少しでも気を紛らわすために、

私はもくもくと絵を描いたり、ミシンしたりして過ごしました。

結局夕方には普通にご飯をおねだりしたり、

いつものように首の近くまでよじ登って、

ぐりんぐりんに甘えてきたので、安心しました。

 

また家の向かいの病院のことに戻るのですが、

「点滴した方が効果が早い」と言われ、一週間預けたところで、

しこりは見つけてもらえなかったような気がします。

まずは少しでも数値を戻して、原因はそれから考える・・・

みたいな説明に取れたのですが。

 

今、耳に現れていた黄疸は、点滴のお蔭でほとんど薄れています。

口臭も酷かったのですが、改善されました。

この後は、検査の結果を待ち、

先生のご指導に従って治療を進めていこうと思います。

 

今、私が出来ること。

我が家に出来る範囲で…

つまり距離的(時間的)に、そして経済的に、

可能な治療をすることと、

後は毎日ドルチェに話しかけ、スキンシップをして、

喋れないこの仔の声を聞いてやること、なのかな。 

 

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