6月11日 夕方
外出から戻ると、寝床から少し離れた床の上で、
ドルチェがもがき苦しんでいました。
毒をもられたかのような唸り声と、悲鳴のような鳴き声と…
慌てて抱きかかえ、寝床に戻し、体をさすり、
1分後に動かなくなりました。
苦しみに耐えながら、私の帰りを待っていてくれた…
やっと1歳になったばかりなのに、
大人しくて甘えん坊なこの仔を命を、
誰が奪う権利をもっているのか?
ぶつける先のない怒りと、やるせない悲しみと…
その反面、苦しみからやっと解放されて、
穏やかに眠るこの顔を見て、少しほっとしました。
家族全員のスケジュールを調整できない事もあったけど、
早く私自身の気持ちを切り替えたい気持ちもあって、
翌朝会社に出勤を遅らせてもらい、
むさしの地域猫の会の方から教えて頂いた慈恵院に、
合同火葬の手続きに行きました。
同じ時間に手続した柴犬は、家族に見守られ、
有料の高いベビーベッドに移され、
立会火葬の手続きをしていました。
ドルチェは無料の段ボールに私一人で移し、一人すすり泣き、
合同火葬に出しました。
家族に愛されたたくさんのペットが眠る慈恵院は、
とても広くて静かで、趣のあるところでした。
仕事の時間が迫っていたので、涙でぐちゃぐちゃな顔のまま、
合同供養塔などの位置を確認して帰りました。
銀座の小屋女子村で購入したCokoyaのおまけで、
製作者のkeri worksさんがネームプレートを作って送って下さいました。
4カ月しか使えなくて、ごめんなさい。
秋になったら、新しい家族を待っている猫たちの里親になりたいと思います。
その時はkeriさんにまた、プレートをオーダーしますね。
それからInstagramやFacbook、twitterなどで、
たくさんの励ましコメントを頂きました。
皆さん、ドルチェのこと、私の気持ちを一生懸命考えて綴って下さっています。
とてもとても感謝しています!
本当に有難うございました。
そして、ドルチェ
バイバイ
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