少し前に、ある女性の動画が面白くてよく観ていた。体の冷えを取っていると心や運気も滞りが取れて良くなる(事がある)というお話と、その体験談。
その人から先日、エジプトに古くから伝わるという全身泥パックの講習を受けた。
泥と言っても、コーヒーの出し殻に似てザラ付きのある感触。これが全身に、特に子宮に働きかけるらしい。
無事に講習が終わってその後、目が覚めた。
夢だったのだ。
しかし夢の内容は技法まで事細かに覚えている。講習以外の時間も濃密で、意味ありげな出来事の数々が起き、四日間くらいのボリューム感の夢だった。
という事を、久しぶりに会う友人も興味がありそうなので役立つかも知れないと思い、熱く話して聞かせた。
それから友人と別れて、次の目的地へ行くため手元のガイドブックをめくるが、なかなかその場所が見付け出せない。
というところで目が覚めた。
ここまでも夢だったのだ。
今度こそ現実に帰ってきたと思うや、夢の中で確かにあった技法の記憶は、するすると溶けていった。
観ていた動画とその女性だけが実在している。
ここ数日、疲労回復のために睡眠時間を長く取っている。
すると長い夢を見て楽しい。
そこから情報も得るし、私の今生のプログラミング調整も睡眠中にされていると思っている。
泥パックの技法は私の中に書き加えられたのか、或いは既に格納されているのを垣間見たのか、或いはただの消えて無くなる夢なのだろう。
それとも友人への伝達役か。記憶に残ろうと残るまいと、お互いが肉体を抜けて会っている時もあるだろう。
長いこと会っていない友人や、もう会わないであろう人も夢に現れる。これは清算なんだろうかと、ちらりと思う。
場面は外出先が多く、近畿から西方面で海に近いと思われるいろいろな場所にいる。どこかは分からないが生身でもふらりと訪れてみたい。