今シーズンホーム開幕戦で勝利。リーグ戦連勝。開幕戦、セルティック戦から引き続き4-3-3システムでした。
・前線
中央にファン・ペルシー、左にエドゥアルド、右にアルシャビン。アタッカー陣に得点はありませんでしたが、前線でのパスワーク、守備のチェイシングが良く効いていました。エドゥアルドは左サイドの突破からディアビへアシスト、ファン・ペルシーも裏へ抜け出したラムジーへ合わせてアシストとお膳立ての部分で貢献。特にエドゥアルドは随所でのドリブル突破、ラストパスが非常に良かったです。アルシャビンは持ち前の運動量が目に見えて落ちているので、休養が必要かもしれません。
・中盤
先発はセスク、デニウソン、ディアビ。デニウソンが底に入った3センターでしたが、ディアビやセスクも代わり代わり中盤の低い位置に入ってきていて開幕戦に比べるとより流動的でした。久々にスタメン出場したディアビは2得点。トップ下を置かない3センターではいつも今一つなディアビですが、この試合ではボールを持ちすぎてリズムを狂わせるシーンは観られず。テンポの良い捌きと強力なビルドアップで中盤を引っ張りました。新しい4-3-3システムは、トップのファン・ペルシーが最前線よりやや低めの位置で捌くことによって0トップに近いシステムとなっているということは前回の記事で書きました。よって中盤の選手の飛び出し、シュート意識が4-4-2の時より更に多く必要とされますが、ディアビは隙を見て前線へ飛び出すことで2得点を上げました。今後3センターの前目の位置を任される選手は、この試合でディアビが見せた「縦への意識」「得点意識」をしっかりと持って欲しいと思います。オフのトレーニングの成果か、運動量が終盤になっても落ちなかったことも収穫です。デニウソンはエバートン戦より低めの位置に入りましたが、広範囲のカバーリングと機動力を生かした繋ぎで引き続き中盤の潤滑油としての役割をこなしました。デニウソンが中盤底、バランサーの両方の役割をこなせていることでローテーションの幅は確実に広がると思います。セスクは怪我で途中交代してしまったものの、前半の2点の起点となるパスを通すなどしっかりと司令塔の役割を果たしました。また、セスクの代わりに入ったラムジーは抜群の運動量と正確なパスワークで見事なパフォーマンスを披露。(上に書いたとおり)4-3-3システムで必要な飛び出しの意識も高く、裏へ抜け出してプレミア初ゴールを決めました。今の調子を維持することができれば、昨季よりもホームの試合を中心に確実に出場機会が増えると思います。
・最終ライン
フェルメーレン、ギャラス、ギブス、エブエの4バック。フェルメーレン、ギャラスのセンターバックコンビは試合ごとに安定感を増している印象です。フェルメーレンの長短の正確なパスは攻撃のバリエーションを増やすことに繋がっており、ギャラスの要所での攻め上がりと合わせてセンターバックコンビは攻撃面での貢献も大きいと思います。エブエは積極的な攻撃参加とカバーリングでサニャとの差を感じさせず。ギブスは攻撃面ではいつも通り積極的にパス回しに絡んでいましたが、守備の対応(間合いのつめ方)が良くありませんでした。代表戦で合流が遅れたこともあり、コンディションがまだ整っていないのかもしれません。アルムニアは失点シーンは若干タイミングが良くなかったように見えましたが、カブールの高さが予想の上をいった感じです。引き続き安定してました。
ここまでリーグ戦2試合10得点と好調なアーセナル。08-09シーズンまとめで昨季の問題点として書いた「半端だった守備の意思統一」と「(特に中盤の選手の)得点意識の低下」をしっかり改善できていることが結果に結びついてると見ることができます。逆に今後この2つの点の改善を怠れば昨季の悪い時のようになってしまうので、引き続き「守備の意思統一」と「得点意識」を心がけてセルティック戦、マンチェスターの連戦に臨んで貰いたいと思います。
・前線
中央にファン・ペルシー、左にエドゥアルド、右にアルシャビン。アタッカー陣に得点はありませんでしたが、前線でのパスワーク、守備のチェイシングが良く効いていました。エドゥアルドは左サイドの突破からディアビへアシスト、ファン・ペルシーも裏へ抜け出したラムジーへ合わせてアシストとお膳立ての部分で貢献。特にエドゥアルドは随所でのドリブル突破、ラストパスが非常に良かったです。アルシャビンは持ち前の運動量が目に見えて落ちているので、休養が必要かもしれません。
・中盤
先発はセスク、デニウソン、ディアビ。デニウソンが底に入った3センターでしたが、ディアビやセスクも代わり代わり中盤の低い位置に入ってきていて開幕戦に比べるとより流動的でした。久々にスタメン出場したディアビは2得点。トップ下を置かない3センターではいつも今一つなディアビですが、この試合ではボールを持ちすぎてリズムを狂わせるシーンは観られず。テンポの良い捌きと強力なビルドアップで中盤を引っ張りました。新しい4-3-3システムは、トップのファン・ペルシーが最前線よりやや低めの位置で捌くことによって0トップに近いシステムとなっているということは前回の記事で書きました。よって中盤の選手の飛び出し、シュート意識が4-4-2の時より更に多く必要とされますが、ディアビは隙を見て前線へ飛び出すことで2得点を上げました。今後3センターの前目の位置を任される選手は、この試合でディアビが見せた「縦への意識」「得点意識」をしっかりと持って欲しいと思います。オフのトレーニングの成果か、運動量が終盤になっても落ちなかったことも収穫です。デニウソンはエバートン戦より低めの位置に入りましたが、広範囲のカバーリングと機動力を生かした繋ぎで引き続き中盤の潤滑油としての役割をこなしました。デニウソンが中盤底、バランサーの両方の役割をこなせていることでローテーションの幅は確実に広がると思います。セスクは怪我で途中交代してしまったものの、前半の2点の起点となるパスを通すなどしっかりと司令塔の役割を果たしました。また、セスクの代わりに入ったラムジーは抜群の運動量と正確なパスワークで見事なパフォーマンスを披露。(上に書いたとおり)4-3-3システムで必要な飛び出しの意識も高く、裏へ抜け出してプレミア初ゴールを決めました。今の調子を維持することができれば、昨季よりもホームの試合を中心に確実に出場機会が増えると思います。
・最終ライン
フェルメーレン、ギャラス、ギブス、エブエの4バック。フェルメーレン、ギャラスのセンターバックコンビは試合ごとに安定感を増している印象です。フェルメーレンの長短の正確なパスは攻撃のバリエーションを増やすことに繋がっており、ギャラスの要所での攻め上がりと合わせてセンターバックコンビは攻撃面での貢献も大きいと思います。エブエは積極的な攻撃参加とカバーリングでサニャとの差を感じさせず。ギブスは攻撃面ではいつも通り積極的にパス回しに絡んでいましたが、守備の対応(間合いのつめ方)が良くありませんでした。代表戦で合流が遅れたこともあり、コンディションがまだ整っていないのかもしれません。アルムニアは失点シーンは若干タイミングが良くなかったように見えましたが、カブールの高さが予想の上をいった感じです。引き続き安定してました。
ここまでリーグ戦2試合10得点と好調なアーセナル。08-09シーズンまとめで昨季の問題点として書いた「半端だった守備の意思統一」と「(特に中盤の選手の)得点意識の低下」をしっかり改善できていることが結果に結びついてると見ることができます。逆に今後この2つの点の改善を怠れば昨季の悪い時のようになってしまうので、引き続き「守備の意思統一」と「得点意識」を心がけてセルティック戦、マンチェスターの連戦に臨んで貰いたいと思います。