DQX蠍会備忘録(2020年9月~)

マリオ3の開幕クリボーで死ぬ人ですが、ドラクエ10のエンドコンテンツ系プレイヤーイベント主催者を始めました

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2005年07月21日 04時02分12秒 | 擬似恋愛
 あぁ・・・ごめんなさい。私、邪魔だよね。分かってるよ。分かってるんだよ。だって、知ってるもん。愛されてないって。それどころか、好きでもないって。ただ「女性」として見てもらえただけで良かったから。いつの間にか欲張りになってた私がいけないんだよね。ごめんね。いつも謝ってばかり。

 今日も「ごめんなさい」の連続でアナタの声はちょっと笑ってた。私の態度に怒ってたアナタのお説教に少しだけ自尊心を傷つけられた私はスネたように見せていたのかもしれない。それを笑うアナタ。なんか、頭にきて言いたいことを言った。ちょっとだけテンションが上がり言い合いになる。すぐに疲れて通話終了。でも、自分の居場所も分かった気がした。居場所ってすごく大事だよね。

 自分が居たい所に居られるとは限らないけど、居場所があれば落ち着くんだ。ないからフラフラしてしまう。もう、大丈夫だよ。今まで、ありがとう。心の中でアナタにお礼を言ってメモリーを消した。

 大丈夫だから、偽者の恋愛は今日でおしまい。下手糞な恋愛小説に付き合ってくれた読者の皆様、ありがとう。次は大人の恋愛でも書こうかな・・・。

※このカテゴリーはフィクションかも※Love008

2005年07月08日 03時20分37秒 | 擬似恋愛
 今、欲しい物・・・。アナタだよ。分かるよね?甘えすぎた私を叱ったアナタ。私がいけなかったの?でも。。。欲しいもん。分かってくれないアナタがいけないんだよ。でも、いいよ。私が悪かったことにしておくよ。

 真夜中に電話の音。発信者はアナタだった。私はドキドキしながら通話ボタンを押す。アナタは何気ない感じでドライブに誘ってくれた。純粋に嬉しかった。はしゃいでる私を馬鹿にするような態度。でも、近くに居られるならそれでよかった。初めて二人っきりのデート。不思議なくらい嬉しくて、ずっとそこに居たかった。アナタの気持ちを聞くまでは。

 少し走って、ファミレスに入る。苦手なコーヒーにお砂糖を入れるアナタ。すごく愛しい。とりとめのない世間話。それぞれの近状。そして、仕事の愚痴。仕事に不安を感じてるアナタと、定職のない私。少しだけ傍にいることで癒してあげられるかと思った。馬鹿な私。

 それ以上近づいちゃダメだったのに。


※このカテゴリーはフィクションかも※Love007

2005年06月28日 01時15分59秒 | 擬似恋愛
 ありがとう。どうってことないことだけど、お礼が言いたくて。でも、直接は言えなくて。心の中で「ありがとう」ってつぶやいた。

 「寂しい」と電話した私に語りかけてくれる声。すごく優しくて、とろけそう。涙でいっぱいのはずだったのに、不思議と笑顔がこぼれた。アナタの声の魔法だよ。何度も繰り返す叶わない願いに、少しでも応えようとしてくれた。ワガママな電話に付き合ってくれてありがとう。

 アナタからの間違い電話。通話履歴2分28秒。寝ぼけた声と、朝の挨拶。私の頭もちょっと寝ぼけてて、しっかり覚えてないのが悔しいよ。でも、すごく嬉しかった。心がそう感じてる。電話を切った後、起きたのに夢の中にいるみたい。変な気分だったよ。間違えてくれてありがとう。

 まるで声に恋してるみたい。幸せなのか、馬鹿なのか。私の気持ち、分かってるでしょ?


※このカテゴリーはフィクションかも※Love006

2005年06月16日 02時54分16秒 | 擬似恋愛
 ごめんね。ごめんね。傷つけるつもりはなかったの。ただ・・・ちょっと、かまって欲しかった。それだけだったのに。ごめんね、無理させちゃって。でもね、会えて嬉しかったんだよ。

 あの日、アナタは仕事があって、忙しくて、疲れてたんだよね。仕事帰りなのも知ってたし、疲れてるのも分かってた。でも、前からの約束だったから、会えると思ってたから。アナタが忘れていたことを知って、少しだけ傷ついた。会えないと思ったら、少し落ち込んだ。忘れてしまうほど、忙しかったのでしょう。それなのに、ごめんね。気づいてあげられなくて。

 約束を思い出したアナタは会いに来てくれると言った。そして、遅れて来てくれたけど、疲れてたんだよね。分かってたけど、嬉しかった。自分の気持ち最優先の私って、最低。嬉しくって、疲れてるの知っててワガママ言った。アナタの睡眠時間のことよりも、自分の気持ちを優先で。後から気づいて後悔してる。無理させちゃってごめんね。何度謝っても、変わらないことだけど。


※このカテゴリーはフィクションかも※Love005

2005年05月09日 15時36分25秒 | 擬似恋愛
 恋なのかな・・・分かんない。わかんないけど、近くにいたいと思っちゃう。でも、全然会ってないよね。電話もメールもほとんどしなくて、忘れられてるのかも・・・。4月から新しい生活が始まって、忙しいんだよね?

 忘れられたくないから、メールしてみる。返事がない。しつこく思われると嫌だから、そこでストップ。メッセンジャーに彼の名前を発見しても、すぐには話しかけない。5分くらい待って「こんばんは」って一言。本当はもっともっと話したいんだよ。けど、邪魔になっちゃうもん。けど、ほんの数分のやりとりが最高の宝物だったりする。

 「ねぇ、また遊びに連れてってよね」「会いたいよ」「電話しちゃダメ?」「次はいつが休みなの?」言いたいことはいっぱいあるけど、言わないよ。だって、私の彼じゃないから。これまでも、これからもずっと。ただ、貴方の近くで笑えたらいいと思うだけ。思うだけでもダメなのかな・・・。


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2005年02月28日 00時54分36秒 | 擬似恋愛
 あの日、あの時の私。後悔してしまう事ばかり。どうして渡せなかったんだろう・・・。はじめて手作りしたバレンタインのチョコレート。手元に残る小さなチョコレートは私にどうしろと問い掛けているの?後悔しても、あの人に想いが届くわけじゃないのにさ。

 バレンタインの日、甘い甘いチョコレートはボールの中で溶けていた。溶かしながら、あの人の事を考えていた。失敗しないように、温度と水気に気を付けながら溶かしたチョコレートは甘い部屋中を香りでいっぱいにした。受け取ってもらえますようにって想いを込めて型に流しこんだ。しっかり固まってから、小さな袋に入れた。

 それなのに、あの日から一度も会っていない。連絡はたまにメールをするだけ。いつもすれ違う。寂しいけど、すれ違うのは仕方ない。仕方なくてもさ・・・チョコレートだけは渡したかったのにな。神様の意地悪。


※このカテゴリーはフィクションかも※Love003

2005年02月05日 02時22分37秒 | 擬似恋愛
 ぁぁ、すれ違い。ワガママを言うことは出来ないんだけど、言ってしまいたい。きっと吐き出してしまえば楽なのだろう。抜けられない迷路に迷い込んでしまったような気分。そんな私の気持ちには全く気付いてくれないんだよね・・・。分かってるもん。けど、同じ時間を共有したいよ。

 忙しいって言うから、メールするのを止めた。本当は話したいことがあったんだよ。でも、彼の中で私の存在が占めているスペースは極僅か。その隙間で一体何が出来るのだろう?私は諦めて連絡手段を絶つ。自分の気持ちだけを押し付けるわけにはいかないから。彼が構ってくれる時間以外は、我慢しなきゃ。

 諦めたはずなのに、たった一言のメールを何度も読み返してしまう。彼のメールアドレスを見てるだけで少し繋がっている気分。いつになったらメールしていいのかな?相手の時間が分からないことがこんなに辛いなんて思ってなかったよ。たった3分でも同じことを一緒に考える時間が欲しいよ。

 先輩はずるいね、私の時間に気付いてくれないんだもん。


※このカテゴリーはフィクションかも※Love002

2005年01月17日 02時43分55秒 | 擬似恋愛
 切ない気持ち、ちょっと苦くて甘い。ティラミスのケーキみたいな気分。どれだけ想っていても叶うことのない恋だって分かっているから、切ない気持ちだけが風船みたいに膨らんで、自分だけじゃ押さえられなくなってきてる。このままじゃ、酸欠になっちゃうよ。

 彼が相手にしてくれないと知っているのに、私は彼に媚を売る。お酒の席でも理由をつけて隣に座った。全てが計画だと分かっているのか、いないのか彼は私のことを避けている様にも見えた。ほんの少しだけ、近寄る事も許してくれませんか?数分の会話が私には宝物の時間なのに、他愛もないオシャベリだけが唯一の繋がりなのに。

 でも、一つだけ不思議な事があった。一次会で帰ると言っていたのに、結局、三次会まで一緒だった。私とは関係のない理由なのだろうけど凄く嬉しかった。もっと一緒に居たくて、送ってもらった。車の中でもいつもと変わらない会話しかできなかったのが心残り。ただ、彼の運転しているときの表情は好きかもしれないと感じた。

 車の運転が上手い男の人には憧れる。


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2005年01月10日 02時50分15秒 | 擬似恋愛
 恋に落ちる感覚って分かる?全力で走った後に身体中が発熱しているような、風邪をひいて微熱が出ているような、ボーっとする感覚。今の私がそんな感じ。全く予想もしていなかった人に微熱を上げている。彼を想うだけで赤面してしまいそうな気持ちになる。彼には相手がいるのにね。絶対に奪えないと分かっていて、奪ってしまいたいと思う。自分のこんな性格が嫌だ。だって、彼はそんなこと望んでいないのだから。

 あの日、ちょっと寂しくて真夜中に電話をかけた。友人達のメモリを眺めながら通話ボタンを押した。誰だって寝ている時間だから、誰も出てくれなかった。そんなことは分かりきっていたし、期待なんてしていなかった。ううん、期待していないフリをしてた。でも、彼だけは携帯電話の通話ボタンを押してくれたんだ。優しい声に包まれて、独りぼっちだと思っていた心が落ち着きを取り戻した。声を聞けただけで嬉しかったのに、そのまま夜景を見に連れて行ってくれたよね。函館で見た100万ドルの夜景よりも綺麗に見えたよ。私の全てを捧げたくなるほど感動しちゃった。

 そう。先輩・・・、私は貴方に恋をしてしまいました。