子宮筋腫の日記

先日、粘膜下子宮筋腫と診断されました。診断前、診断後の記録をする日記です。

手術当日の記憶~その②手術終了

2007-04-24 10:12:17 | Weblog
一気に麻酔が効いた私。
その次の記憶は、主治医の先生が

「〇〇さ~ん、〇〇さ~ん、手術無事に終わりましたからね~、安心して
下さいね~」

と大きな声で叫んでいるのが聞こえました。
主治医の先生だ、とわかったので、たぶん目を開けたのではと思います。
それくらい記憶が曖昧です。

その後、私はベッドのまま病室へ運ばれたよう。
ここも覚えておらず、次に記憶があるのはもう病室のベッドで寝ている時でした。

母曰く、私が病棟へ戻ってきて、部屋まで運ばれる間(廊下移動中)、お医者さん
から「名前を呼んでください」と言われたそうで、「〇〇ちゃん、ママよ、わかる?」
と声を掛けると、私は目を開けて頷いたそうです。
これも記憶無し・・・。

部屋に戻る時は既に意識が戻っている、と前日説明を聞いていたのですが、
医学的にはこういう状態でも意識が戻っている、と言うのでしょう。

次の記憶は病室のベッドで「寒い、寒い」と訴えたこと。
寒かったのです。
そうすると、母が看護師さんを呼んだようで、足元に電気毛布を入れてくれた
様子を覚えています。
その後、これまた記憶が曖昧で、私は熱を出したそうです。
看護師さんたちがバタバタしだして、両親は不安になったそう。
看護師さんが「熱があるので電気毛布は外しますね」と母に話しているのを
記憶しています。
その後、枕が氷枕になってるなぁ~とうっすら思ったのを記憶しています。

手術後、私は「トイレに行きたい」と何度も起き上がろうとして、その度に
母に「起きちゃ駄目!」と抑えられました。
手術当日はベッド上、絶対安静なので動けません。
尿道に管を通されているのでトイレに行く必要はないのに、私はもの凄く
トイレに行きたかったのです。
看護師さんが尿管の違和感でトイレに行きたいような感覚になるだけで
問題ない、と話しているのが聞こえるのですが、とにかくトイレに行きたい!
と何度が起き上がろうと文句を言っていた記憶があります。
段々イライラしてきて「トイレに行く!」と怒ったりしてました。

困った母と看護師さんは、尿管の違和感を和らげるために痛み止めと大人しく
させるために眠り薬を点滴から入れたそうです。
母曰く、その後10分くらいでスヤスヤ寝始めたとのこと。

私の状態が落ち着いて、熱も下がった頃、両親は看護師さんから「もう大丈夫
だから帰っていいですよ」と言われているのが聞こえてきて、母が「ママ帰る
からね」と私に話しかけ、私は頷いたのを覚えてます。

その後は基本的に寝てました。
寝返りを打つのはいいらしいのですが、動くと尿管が痛くなったりして楽な
体勢には限りがあります。
母曰く、尿管は私があまりに嫌がったので細いものに途中取り替えられたのだとか。

さすがにずっと寝ていると背中が痛くなってきました。
でも意識は朦朧として体勢をチョコチョコ変えながら寝続ける私。

記憶では夕方頃、若い男性医師が様子を見に来ました。

「どうですか?お腹痛いですか?」と聞かれ
「大丈夫です」と答えると(この頃から喋っていることに記憶があります)
「手術は無事に終わったので安心してください。筋腫も綺麗に取れましたよ。
4.1gかな?」と言うので「筋腫の重さですか?」と聞くと「そう」とのこと。
4.1g程度の筋腫にあれだけ苦しめられたのか・・・と微妙な気分。