子宮筋腫の日記

先日、粘膜下子宮筋腫と診断されました。診断前、診断後の記録をする日記です。

手術約半年後

2007-11-14 12:29:20 | Weblog
4月下旬に手術をしてから、半年弱経ちました。
調子は抜群に良いです!!
とにかく、生理の量が減りました。
手術前は、もうすさまじい出血量で、普段の生活にも不自由するような
毎日でしたが、今では生理が来ても軽~い気持ちで過ごせます。

生理に異常を感じ始めたのは生理が10日くらい続くようになり量も
増えたことがきっかけですが、手術をした後の生理の状態と比べると
異常を感じ始める前より出血量が減ったと思います。
異常を感じていなかった頃はだいたい1週間で終わってました。
でも今は1週間かからない、って感じです。
よく、人によって生理が3,4日で終わるって聞くことがあって、
え~そんなに短いの!って思ってましたが、今の私はさすがに3,4日
とは言わないものの、5,6日って感じです。
あとピークを過ぎるのが早くなりました。
2日目もそれほど多くないし、3日目くらいでもう落ち着く、って感じ。

とにかく、快適であることこの上ないです。
以前なら、生理中(それも1ヶ月のうち長いと2~3週間生理という
年中生理状態!!)は外出するのも憂鬱、いや、憂鬱どころか恐怖
を感じる毎日でしたが、今は生理になっても別に~って感じです。
素敵です、本当に。

私のように、生理の量が増えるタイプの筋腫の方は、手術をすると
本当に良いと思います。
自覚症状のない筋腫もあるみたいですけどね。
私の場合は、とにかく手術をして良かった、これに尽きます。

術後3回目の生理、もう完璧正常です!!

2007-07-15 23:12:44 | Weblog
術後3回目の生理がやってきました。
子宮筋腫になる前の生理に完璧に戻っています。
2,3日目はもちろん多いものの、すぐに落ち着くし、生理期間も
全部で7日あればちゃんと終わります。

この安心感、何事にも代えられません。

だって、生理の量が多かった時は、本当に不安で不安で仕方ありません
でした。
大量出血が一度あり、歩くとポタポタ血が垂れたあの経験。
仕事柄、外出が多いので、外出前に夜用のナプキンをセットし、
万が一のために目立たぬようカバンに3つくらいのナプキンを
入れ、薄い色のスカートは避け、ビクビクしながら外出していたあの頃。

3回目の生理となった今はもう何の心配もいらないです。
お医者様には最初の2~3ヶ月は様子見、と言われていましたが、
すぐに正常な生理に戻ったし、もうあの頃のような大量出血に
見舞われる不安はなくなりました。
ほんと良かったです。

貧血も改善され、先日の会社の定期健康診断では異常なしでした。
ただたまに「あれ?貧血っぽいな」と自覚する時はありますけど、
以前程ではありません。

手術して本当に良かったです。

生理は順調~術後2回目の生理~

2007-06-17 10:07:20 | Weblog
手術してから2回目の生理がやってきました。
すごく順調です。
もう元に戻った!という実感があります。

思えば、月経過多に気づいてから、ひどくなるまで、本当に毎月の
生理が憂鬱でした。
手術の3ヶ月ほど前からは、憂鬱どころか恐怖でした。
それがすっかり元に戻って、本当にありがたいです。

お医者さん、看護婦さん、本当にありがとうございます♪

医療保険の給付を受けました

2007-06-17 10:05:35 | Weblog
生保の医療保険に入っていたため、今回給付を受けました。
金額は事前に営業の方から聞いていた通り、23万円。

給付申請に当たっては、保険会社指定の診断書と、給付申請書(振込み
口座とかを記入したもの)を出すだけでした。
保険会社指定の診断書は、病院に頼んで5,250円。高い。

それらの書類を送ってから、1週間ちょっとで振り込まれました。
思ったより早かったです。

手術後最初の生理

2007-06-02 22:40:57 | Weblog
手術の後、生理が遅れていることが気になっていました。
基礎体温を測っているので大体いつ頃くるかが予想できますが、
結局予定より1週間ちょっと遅れて始まりました。

生理の状態ですが

2日目はかなり多くて、正直がっかりしました。
なんだ・・・手術したのに量が減らないじゃん・・・。

お医者さんからは手術後2~3ヶ月は生理の量が減らないこともありうる、
と聞いていたのですが、これで正常な生理に戻ると期待が膨らんでいたので
がっかり、という言葉以外ありませんでした。

ところが、4日目くらいには普通になってきました。
考えてみたら、2日目や3日目が多いのは当たり前だ。
あとは生理が何日続くか、ってことがポイントね、と気持ちを改めました。

結局、8日間くらい続きました。
7,8日目くらいになると、もうほとんど終わっているという状態ですが
ナプキンをしていないと少し汚してしまう、というレベル。

ちょっとまだ長いですけど、でもほんっとに久しぶりに通常の生理でした。
それまでは10日とか下手したら2週間ほど続くのが普通だったので。

良かった、良かった、というのが手術後最初の生理の感想です。
やっと普通の生理になるんだ!!
来月の生理がまた楽しみ?です。

費用編~医療保険からの給付予定分

2007-05-06 17:50:21 | Weblog
私は民間の生命・医療保険に加入しています。
独身なので掛け捨ての保険で、毎月3,555円払い込んでいます。
女性疾病特約をつけていたので通常より少し給付が多い予定です。

まだ給付は受けていませんが、担当の営業マンからは以下の給付があると
聞いています。

①初期入院特約 5000円×4日=20000円
②入院総合保障 5000円×1日= 5000円(4日間免責)
③女性疾病特約 5000円×1日= 5000円(同上)

プラス 手術費用 1万円(入院総合特約+女性疾病特約)×20倍
20万円

トータル 23万円。

①の初期入院特約というのは、保険加入時に営業の方から「最近の医療は高度化し、
1泊2日の入院などが増えています。通常の入院保険は数日間の免責期間があるので
対象外となりますが、初期特約をつけておけば短期の入院にも給付があります。」
という説明を受けていました。
もちろんその分保険料を多く払ってるわけですけどね・・・。

②の入院補償は5日目から対象となるようなので4泊5日の入院だった私は1日分
だけ支給され、①の初期入院特約で最初の4日間が対象となるようです。
③の女性疾病特約も4日間の免責期間があるようなので1日分のみ対象。

女性疾病特約がついているため、手術費用も多く支給されます。
20倍、というのは何の手術をするかによって倍率が変わってきます。
子宮筋腫の場合は20倍でした。

気をつけたいのが、保険というのは様々な「免責」対象、つまりは支給対象外が
あることです。
保険会社も言葉は悪いですが商売ですから、免責が色々つくことになります。
でも入院・手術をしたことのない人がこれらの免責事項を気にすることって
難しいと思います。

例えば私の場合、もし入院初期特約をつけていなければ入院に対する給付は
たった1万円。ま、特約つけていても所詮3万円ですが・・・。
手術をしたのでたまたま高額になりましたが、単なる入院だと大した金額は
もらえません。

そして、今回入院・手術をすることになって保険の約款を読んでみたのですが、
仕事柄、約款を読むのに慣れている(銀行員なので)はずの私でも、結局
いくらもらえるのかわからない、という状態でした。
非常にわかりづらいです。
最後は担当の営業マンにコンタクトしたのですが、今、色んな安い保険が
ありますけど、ほとんどが免責によって思っているより給付が受けられない
のではと思います。
保険加入時は気をつけてください。

私の場合、生命保険から23万円の交付がある予定ですので、高額療養費とあわせて
収支としてはプラスになることが確実です。

ただし今回思ったのは、私は年間約43,000円の生命保険料を払っています。
もう5年くらい払ってますので、約215,000円くらい払い込んでます。
掛け捨てなのでもちろん戻ってきません。
それで今回23万円の給付ですから、ひらたく言えば「元を取った」ということに
なりますが、正直、生命保険って必要かな・・・?と考えてしまいました。

1ヶ月の間に入院・手術をすれば高額療養費の対象となり、自己負担は3万程度で
済むことが多いのでは、と思ったのです。
もちろん、心臓の手術とか、脳の手術とか、高額の手術を受けたら大変でしょうが、
子宮筋腫くらいであれば、月々払い込む保険料を考えると、どうなんだろう??
と思ってしまいました。

ただ、安心料ということもありますから。
大きな病気をした時は、やはり保険に入っていて良かった、というのがあると
思います。
私の場合も、今回、貯金はそれなりにあるのでトータル20万近い支出も平気と
言えば平気ですが、保険に入っていてラッキーだったかな、という思いも
あります。
ただし、月々3,555円の保険料も、長く払い続ければ馬鹿にはなりませんね。

お医者さんから、子宮筋腫は「出来やすい体質」の人が確実にいるそうです。
筋腫がなぜ出来るのかは未だ解明されておらず、出来やすい体質の人がどうすれば
出来なくなるのかはわからないそうです。
ただ、今回、一連の検査などで「筋腫をとってもまた出来る可能性がある」という
ことを何度か聞いていたので、今後の保険がちょっと心配です。

というのは、私は10年間の保険期間で掛け捨て保険に入っています。
加入してから5年くらい経っていますので、5年後には更新するか、解約するか、
他の保険に入りなおすか、を検討することになります。
困るのは一度筋腫の手術を受けてますので、恐らく免責期間があったり、
そもそも加入できない保険が出てくるのでは?ということ。
ま、今から心配しても仕方ないですけどね。

費用編~高額療養費

2007-05-06 17:29:32 | Weblog
支出169,870円に対する「収入」ですが・・・

高額療養費制度というものがあります。
1ヶ月で一定額以上の医療費が発生した場合に健康保険から払い戻しがあります。
これは国民健康保険でも、私のようなサラリーマンの健康保険でも制度があります。
詳しくないので、必要な方はインターネットで調べてください。
ただし、会社の健康保険の場合は、それぞれの健康保険組合で自己負担額等が
異なるようです。
なので、最終的に会社勤めの方は、会社の健康保険組合に問い合わせをする
必要があります。

この高額療養費制度ですが、加入している保険組合によっては自ら申請しないと
払い戻しが受けられないようです。
私の場合、会社の健康保険組合に問い合わせたところ、申請しなくても組合が
自動で計算してくれて、数ヵ月後にお給料と一緒に振り込まれるとのことでした。

計算方法がよくわからず、結局いくら払い戻されるのか正確にはわかりませんが、
私の加入する組合の場合、自己負担額は1ヶ月で25,000円のようです。
それに25,000円をオーバーする分に対して、1%程度の自己負担額が発生します。
計算が複雑で、規定を読んでみましたがよくわかりませんでした。
数ヵ月後に振り込まれたらまた記載します。

私の場合、入院・退院までが4月中にありましたので、4月がこの制度の対象と
なります。(ただし1月も支出が多く、対象になると思われますが未だ振り込まれて
いません。)

なので、4月に支出した125,580円のうち、相当部分が払い戻されることになる
はずです。


費用編~筋腫発覚から入院・手術までの費用

2007-05-06 17:18:21 | Weblog
2006年11月末に地元のクリニックにかかってから、入院・手術までにかかった
費用は次の通りです。

11月末 地元クリニックにて3,160円
 クリニックで尿検査および内視鏡での内診

12月初旬 大学病院にて初診察 5,510円
 内視鏡での内診、血液検査、子宮頸ガン、子宮体ガン検査

12月下旬 大学病院 5,400円(内訳:診察2,030円、薬3,370円)
 前回の検査結果通知、感染症検査のための血液検査
 ボンゾール7日分(記憶が定かではないのですが多分1週間分程度)

1月下旬 大量出血で大学病院へ 7,690円(内訳:診察3,060円、薬4,630円)
 内視鏡での内診、緊急扱いで血液検査
 ボンゾール2週間分くらい

1月下旬 子宮鏡検査で大学病院 21,530円(内訳:診察2,920円、薬18,610円)
 子宮鏡検査
 ボンゾール60日分くらい

4月上旬 手術前検査のため大学病院 11,690円(内訳:診察6,640円、薬4,950円)
 手術前検査(血液検査・肺機能検査・心電図・レントゲン)
 ボンゾール2週間分くらい

4月中旬 手術前検査結果を聞きに大学病院 210円
 検査結果を聞いたのみ。

4月下旬 入院・手術 114,680円(内訳:手術等111,530円、診断書3,150円)
 4泊5日の入院・手術(レゼクトスコープによる手術)
 手術費:63,705円、包括:42,624円 などが主な支出

現時点での合計が169,870円です。
今後、数回は通院が必要のようなので、まだ増えると思います。



費用編~入院・手術にかかった費用

2007-05-06 17:01:03 | Weblog
退院時のお会計、全部で114,680円でした。
思っていたより安かったです。

次の記事で、今までの医療費について書きます。

入院5日目、ついに退院!~その①

2007-05-02 22:23:41 | Weblog
待ちに待った退院の日。
朝は6時に起床。
この時の朝ごはんでようやく「常食」(=普通の食事)に戻りました。
メニューは和食。
私は朝ごはんは絶対パン食じゃないと駄目です。
事前に和食だということがわかっていたのでサンドイッチを仕込んでありました。。
なので出された食事はちょっと手をつけただけでお残し。すみません。

食事ですが、私は短期の入院&常食がほとんどなかったせいもあったのか、
メニューは選べませんでしたが、長期入院している方々は、1週間毎に
メニューの希望を出している様子でした。
と言っても、選択肢が沢山あるわけではもちろんなく、せいぜいお昼に
麺類にするか、ご飯ものにするか、とか、朝ごはんを和食にするか洋食に
するか、などその程度の選択です。

8時に朝食が住み、退院のために荷物の整理をしていると、お医者さんが
きました。
私の担当医の先生ではなく、記憶では手術の時「麻酔入れますよ~」と
声を掛けてくれた先生。
「どうですか?痛いですか?」と聞かれたので「別に何ともなく元気です」
と答えると「歩いたり出来てます?」と聞くので「普通にあるけます」
と答えると「完璧だね~」と満足そうでした。
「じゃ、明日診察しようね」と言うので驚いて「え?今日退院なんですけど・・・」
と答えると、「あぁ、そうなの?じゃ、今見ようか」と言ってお腹を
触診し、「お腹が膿んでる感じとかする?」と聞くので(膿んだりするの!と
驚きながら)「いや、全くないです」と答えると「問題なさそうだね、うん、
大丈夫、大丈夫」と言って帰っていきました。

その後、看護師さんが退院ですね~、と言って「退院おめでとうございます」
というカードをくれました。嬉しかったです。

あとは着替えたりして家族のお迎えを待つのみ。
10時ごろ家族がやってきてめでたく退院となりました。